一年の中で一番華やかな春が終わりに差し掛かったと思ったら、もう梅雨の到来ですね。
蒸れは植物にとって大敵。
きちんと対策をしておかないと、大変なことになります。
この記事では、6月にやっておきたいガーデニング作業についてまとめます。
6月のガーデニング作業1|蒸れ対策
6月のガーデニング作業で大切なのが、蒸れ対策。
梅雨の前に、とにかく風通しを良くすることが大切です。
植栽スペースをすっきりさせて、蒸れないようにしていきましょう。
具体的にやることは、以下の3つです。
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切る(切り戻し・刈り込み)
植物を切り戻すことが梅雨時期には大切です。
「せっかく伸びたのに」と思うところですが、風通しがいい方が植物にとって快適です。
開花時期が長いペチュニアやカリブラコアは、伸びすぎた茎を切っておくのがおすすめです。
抜く
蒸れ対策でやっておきたい作業の2つ目は、抜くことです。
- こぼれダネでたくさん生えてきた植物
- 秋冬から咲いているビオラなどの一年草
そのまま放置していると、蒸れて腐り、病害虫が発生する原因になります。
スッキリさせるためにも思い切って抜きましょう。
花がら摘み
咲き終わった花を放置せず、花がら摘みを行ってください。
花がらをそのままにすると、ぐちゃぐちゃになって茶色く汚くなってしまいます。
病害虫発生の原因にもなりますので、放置しないようにするのがポイントです。
鉢植えを鉢台にのせる
植木鉢は鉢台にのせましょう。
植木鉢を直に置いていると、蒸れの原因に…。
鉢の下にダンゴムシやナメクジなどの害虫が発生しやすくなります。
病害虫予防や植物の群れ防止のためにも、鉢台を使うことを推奨します。
\おすすめの鉢台/
6月のガーデニング作業2|病害虫対策
6月のガーデニング作業でやっておきたいのが、病害虫対策です。
6月は雨が多く、病害虫が出やすいです。
蒸れを防ぐだけでも効果はあるので、できるだけ植物が蒸れないようにしていきましょう。
防ぎきれない場合は、市販の薬剤やスプレーなどで対処します。
ナメクジ対策は、こちらの記事でより詳しく解説しています。
6月のガーデニング作業3|植え付け
6月は案外、植え付けもできます。
気温が高くなく、雨で土が乾きづらいため、根つきやすいです。
ジメジメしていて根腐れが心配な場合は、ケイ酸塩白土を用土にすき込むか、根鉢にまぶすと良いです。
\根腐れ防止におすすめ/
6月に植えられる花は、こちらの記事で紹介しています。
梅雨から初夏にかけておすすめの花をこちらの記事で紹介しています。
6月のガーデニング作業4|肥料やり
6月は植物に肥料も与えたいです。
雨が降る前に固形肥料をやっておくと、肥料分が溶けやすいですよ。
ペチュニアなど花期の長い植物は、固形肥料と液体肥料の両方を与えます。
葉の色・花の色が薄くなってきたら、肥料やりのサイン。
植物の様子に注目してみてください。
雨で植物が蒸れるとヤバイ!最悪だった私の体験談
梅雨前にしっかりと対策をしておかないと、植物は蒸れて大変なことに!!
何もしなかったら、ヤバいことになりました!
私の体験談をつづりますね。
- 地面に近いところが黒く腐ってぐちゃぐちゃに。
- カビが生えて、白くなってしまった…。
- カイガラムシなどの、害虫が増えた。
→植物の元気がなくなった!!
- 蚊が増えて、外に出るたびに刺されてかゆくなった。
その後の処理が大変でした。
やっと明けた梅雨の後、ツラい作業が待っていました。
- 腐ってぐちゃぐちゃ、カビの生えた植物を抜いて処分。
- こびりついたカイガラムシをひたすら歯ブラシで落とす。
しかも、これを蚊に刺されながらやるんですからね。もう最悪。
もう二度と体験したくないかな…
こうならないためにも、梅雨前に対策をしておくことが大切ですね。
まとめ
6月・梅雨前のガーデニング作業で意識しておきたいのは、風通しです。
そのために、「切る」「抜く」「花がら摘み」の3つの作業をすることが大切です。
腐ってぐちゃぐちゃ、カビだらけ、害虫だらけという三重苦を味わいたくない方は、ぜひやってみてくださいね。
植え付けもまだまだできる時期。
真夏になる前に、ぜひ植物を植えてみてくださいね!