夏の青い空には、黄色が似合いますね。
子どもの頃、夏休みに見たひまわりの黄色を思い浮かべるからでしょうか。
元気の出るビタミンカラーの黄色は、夏の花壇にもよく似合います。
花壇や寄せ植えに使える夏の黄色の花を紹介します。
夏に咲く黄色の花まとめ
今回は、暑い夏でも元気に咲く黄色の花を10種類ご紹介します。
- ルドベキア
- メランポジウム
- マリーゴールド
- ジニア
- ガザニア
- ポーチュラカ
- 黄花コスモス
- ひまわり
- ナスタチウム
- ハイビスカス
ルドベキア
ルドベキアは、ヒマワリを小さくしたような花を咲かせます。
真夏の炎天下でも花を咲かせるほど丈夫で、切り花にもよく利用されます。
1株でもよく枝分かれし、鮮やかな黄色の花が一面に咲く様子はとても目を惹きます。
咲き終わりになると、中心部がせり出し松かさような形になるので、マツカサギクとも呼ばれます。
メランポジウム
3センチ程度の黄色い小花を次々と咲かせ、こんもりと株いっぱいに広がります。
どんどん花をつけるので、1株あれば見ごたえのある花壇や寄せ植えになります。
夏の日差しにも強く、逆に半日陰の場所でもよく育ちます。
咲き終わった花の上を覆うように新しい花が咲くので、花がらを摘まなくてもきれいな状態を保ってくれます。
マリーゴールド
植物名 | マリーゴールド |
形態 | 一年草 |
草丈 | 20〜100cm程度 |
開花時期 | 4月〜11月 |
花色 | 黄色・オレンジ・白・赤・複色 |
植える場所 | 花壇・プランター |
日当たり | 日向 |
春から秋のかかりまで、長く花を咲かせ続けてくれます。
元気な黄色やオレンジ色が一般的ですが、最近は優しい暖色系の黄色やクリーム色の花も出てきています。
マリーゴールドには、根の周りに住む菌と、独特な花の香りによって、虫よけ効果があります。
家庭菜園スペースに植えるのもオススメですよ!
ジニア
初夏から晩秋にかけて長い期間花を咲かせ続けるところから百日草として親しまれています。
もとは仏花として栽培されてきましたが、色や大きさ、咲き方が異なる品種がとても増えて、ガーデニングの花として広く植えられるようになりました。
ジニアの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ガザニア
晴れた日中にだけ花が開き、くもりや雨の日、夜間などの日の光が足りないときは開きません。
ガザニアの花を咲かせるには、日当たりがとても重要です。
長く伸ばした茎の先端に咲く1輪の花が、鮮やかで勲章のように見えることから、クンショウギクとも呼ばれます。
ガザニアの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ポーチュラカ
多肉質の茎が這うように広がるので、グランドカバーとして植えられることが多い花です。
花の色は、黄色以外にもピンクや白やオレンジなど、とてもカラフルです。
めしべが、手を開いたように5本に分かれる面白い形をしています。
よく似た花にマツバボタンがありますが、葉の形が違います。
マツバボタンは文字どおり松葉のような葉をしていて、ポーチュラカの葉には丸みがあります。
黄花コスモス
秋に咲くコスモスにとてもよく似ていますが、異なる品種です。
幅のある葉が特徴で、黄色やオレンジ色の花を、コスモスより少しだけ早い時期から咲かせます。
草丈はコスモスより低めですが、群生している姿はとても鮮やかです。
こぼれ種でも増える性質のため、環境が適していれば、一度植えると毎年花を楽しめます。
キバナコスモスの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ひまわり
植物名 | ひまわり |
形態 | 一年草 |
草丈 | 20cm〜3m程度(品種による) |
開花時期 | 7〜8月ごろ |
花色 | 黄色・オレンジ・茶色 |
植える場所 | プランター・花壇 |
日当たり | 日向 |
夏の定番の黄色のひまわりは、太陽に向かって大きく元気いっぱいに咲くイメージです。
でも、実際に太陽に向かうのは、つぼみの段階までなんだそうです。
大きかったひまわりも、最近は、丈が短く小ぶりで可愛い品種が増えてきたので、プランターでも育てやすくなりました。
種まきの時期をずらすと、秋にも咲かせることができます。
ナスタチウム(キンレンカ)
ナスタチウムは蓮のような丸い葉が特徴です。
黄色やオレンジの花を咲かせることから、金蓮花(キンレンカ)とも呼ばれています。
ナスタチウムの葉・花・果実・種子は食べられます。
カラフルなので、サラダなどの彩を添えるのに使われることが多いです。
ナスタチウムはアブラムシよけになると言われていて、野菜と一緒に植えるコンパニオンプランツとしても使うことができます。
ナスタチウムの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ハイビスカス
まとめ
夏に咲く黄色い花をまとめました。
黄色い花は夏らしく、元気をもらえるような色ですよね!
花壇や寄せ植えが華やかになること間違いなしです
年々夏の暑さが厳しくなって、人にとっても花にとっても過ごしにくい季節ですが、黄色い花を育てて元気をチャージしてくださいね。