お庭のグランドカバーとして人気のあるリシマキア。
丈夫で育てやすいため初心者の方にもおすすめの植物です。
また、リシマキアは品種が多く、花や葉っぱも種類ごとに様々な特徴があります。
実はリシマキアはほふく性(這って育つ)のものだけではなく、立性(自立する)のものもあるんですよ!
この記事では、そんなリシマキアの種類についてご紹介していきます。
リシマキアの品種!おすすめは?
たくさんあるリシマキアの品種の中でも、特におすすめなのは、
- リシマキア・ミッドナイトサン
- リシマキア・ヌンムラリアオーレア
です。
葉っぱが小ぶりで可愛らしいので、他の植物とも組み合わせやすく寄せ植えにも取り入れやすいです。
グランドカバーとして使えますが、爆発的に増えないのが魅力の1つ。
花壇で他の植物の邪魔をすることがありません。
わが家でもこの2種類を長年育てています。
リシマキアの種類まとめ
リシマキアは約200種もあります。
リシマキアというと、地面を這って育つ(ほふく性)のものをイメージする方が多いですが、実は立性の品種もあります。
ほふく性のリシマキアはグランドカバーとして重宝します。
立性のリシマキアは、地下茎で少しずつ広がります。花壇の脇役的な存在になるでしょう。
どれも魅力的な品種ばかりなので、ぜひお気に入りのリシマキアを見つけてくださいね♪
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ほふく性5種類
ほふく性のリシマキアは、黄色い花が咲くことが多いです。
品種名 | 葉の色 |
---|---|
リシマキア・ミッドナイトサン | 黒っぽい銅葉 |
リシマキア・ヌンムラリア | 緑 |
リシマキア・ヌンムラリアオーレア | ライムグリーン |
リシマキア・リッシー | ライムグリーンの斑入り |
リシマキア・シューティングスター | 銅葉+ピンクの斑 |
立性7種類
葉の色 | 花の色 | |
---|---|---|
リシマキア・アトロプルプレア‘ボジョレー | 銀 | 赤紫 |
リシマキア・プンクタータ | 緑 | 黄色 |
リシマキア・アレキサンダー | 斑入り | 黄色 |
リシマキア・ファイアークラッカー | 銅葉 | 黄色 |
リシマキア・クレイスロイズ(オカトラノオ) | 緑 | 白 |
リシマキア・エリザベス | 白 | |
リシマキア・コンゲスティフロラ | 黄 |
リシマキア・ミッドナイトサン
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リシマキア・ミッドナイトサンは、赤黒い銅葉が特徴でシックな印象を与えます。
這うタイプのリシマキアです。
葉っぱは小ぶりで可愛らしく、地面を這うように伸びるので、落ち着いた雰囲気のお庭や寄せ植えにも向いています。
グランドカバーというと、増殖しすぎて困るものが多いですが、リシマキア・ミッドナイトサンは成長がゆるやかなのも魅力の1つ。
放置しておいても問題なく育ちます。
「花壇のグランドカバーは何がおすすめ?」と聞かれたら「リシマキア・ミッドナイトサン!」と即答したくなるくらいお気に入りです。
春には黄色い小花がたくさん咲き、まさに名前の「ミッドナイトサン」の通りになります。
ミッドナイト=黒っぽい銅葉、サン=黄色い花
リシマキア・ミッドナイトサンをまだ育てたことがないという方は、ぜひ育ててみてください!
リシマキア・ヌンムラリア
リシマキア・ヌンムラリアは緑色の葉が特徴です。
這うタイプのリシマキアです。
生育が旺盛でよく増えます。
5月下旬から6月にかけて、黄色い花をたくさん咲かます。バラの下草にもおすすめ!
ヌンムラリアは湿ったところが好きなので、水草としても使われることがあります。
リシマキア・ヌンムラリア‘オーレア’
リシマキア・ヌンムラリアオーレアは、ライムグリーンの葉が特徴です。
這うタイプのリシマキアです。
ヌンムラリアオーレアは、ヌンムラリアの改良品種です。
リシマキア・ヌンムラリアオーレアが先祖返りしてヌンムラリアになった??というところも一部あります…。
かなり明るい葉色なのがヌンムラリアオーレアの魅力です。
わが家は、ミッドナイトサンとヌンムラリアオーレアの2つを長年育てています。
ヌンムラリアオーレアは、成長が穏やかでとても扱いやすい植物です。
花壇のスキマを覆ってくれますが、他の植物の邪魔をしません。
花壇をパッと明るい印象にしたい方は、ヌンムラリアオーレアがおすすめ!
ヌンムラリアオーレアも黄色い花を咲かせますが、花つきはあまりよくありません。
ヌンムラリアオーレアという名前が覚えづらい(笑)
リシマキア・リッシー
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リシマキア・リッシーは黄色い葉っぱに斑が入った明るい色をしています。
這うタイプのリシマキアです。
弱い光で育てると若草色のような淡い黄緑色の葉っぱになります。
また、初夏に濃い黄色の花を咲かせます。
葉っぱも花も黄色い色をしているので、全体的に明るい印象になります。
リシマキア・シューティングスター
リシマキア・シューティングスターは、落ち着いた銅葉にピンク色の斑がきれいで、花が咲いていない時期でも楽しめる品種です。
這うタイプのリシマキアです。
どことなくハツユキカズラに似たような色合い。
シューティングスターも花はやはり黄色です。
その様子がまるで夜空に浮かび上がる星のように見えます。
リシマキア・アトロプルプレア‘ボジョレー
リシマキア・アトロプルプレア‘ボジョレーは細長く銀色がかった緑色の葉っぱに赤紫の穂状の花を咲かせます。
葉っぱと花の姿がシックで涼しげな印象を与え、他の植物と組み合わせてもオシャレに見せることができます。
リシマキア・プンクタータ
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リシマキア・プンクタータは上に伸びる形で、背丈が60cm以上に成長します。
また葉っぱは先が少し尖っていて鮮やかな黄色い花をたくさん咲かせます。
その様子は明るく元気な印象を与えます。
2022年8月現在、ネットショップでの販売はありません。
リシマキア・アレキサンダー
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リシマキア・アレキサンダーは、プンクタータの斑入り品種です。
黄色い花が咲きます。
とても明るい印象のリシマキアなので、半日陰に植えるとパッと明るくなります。
リシマキア・ファイヤークラッカー
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リシマキア・ファイアークラッカーは、リシマキア・キリアータとも呼ばれます。
赤紫色の大きめの葉っぱが特徴で、黄色い花を咲かせると葉っぱの赤紫と花の黄色のコントラストが美しいです。
葉がとても素敵なので、花が咲いていない時期も楽しめますよ!
背丈が高くなるので、寄せ植えよりも庭に地植えする方が向いています。
リシマキア・クレイスロイズ(オカトラノオ)
リシマキア・クレイスロイズ(オカトラノオ)は、茎の先にくねっと曲がった形で穂状に花を付ける姿が特徴的です。
葉っぱは細長く尖った形をしていて、花は小ぶりの小さな花を咲かせます。
野山のような自然な趣があり、ナチュラルなお庭に向いています。
リシマキア・エリザベス
リシマキア・エリザベスは茎が直立する形で上に伸びていきます。
そして、穂状に小さい白い花をたくさん咲かせます。
他のリシマキアとは違い、スラっと伸びた形が優雅な印象で、切り花にするのにも向いています。
2022年8月現在、ネットショップでの販売はありません。
リシマキア・コンゲスティフロラ
リシマキア・コンゲスティフロラはアジサイのように、葉っぱの上に小さな花がボールのようにまとまった形に咲きます。
そのため、鮮やかな黄色い花が大きく咲いているように見えるので、ぱっと目を引く存在感があります。
2022年8月現在、ネットショップでの販売はありません。
リシマキアを選ぶコツ
リシマキアは色が豊富なので、好みやお庭のテイストに合わせて種類を選べます。
- 育ててみたいリシマキアを選ぶ
- 和風・洋風・自然風・彩り豊かなお庭など、様々なテイストのイメージに合わせたリシマキアを選ぶ
リシマキアを他の植物と組み合わせることで、ガーデニングがより楽しくなりますよ♪
まとめ
今回は、リシマキアの種類についてご紹介しました。
リシマキアはたくさんの種類があるので迷いますよね。
とても育てやすいので、気に入った品種を選んで大丈夫ですよ!
ぜひ皆さんも、リシマキアを育てて自分好みのお庭づくりを楽しんでみてくださいね♪