小ぶりの可愛い葉っぱをたくさんつけるリシマキア。
グランドカバーとしてお庭のガーデニングに取り入れやすく人気の植物です。
また、リシマキアはたくさんの種類があるので組み合わせて楽しむこともできます。
今回は、そんなリシマキアの育て方についてご紹介していきます。
リシマキアの詳細情報
植物名 | リシマキア |
学名 | Lysimachia |
英名 | Lysimachia |
科名・属名 | サクラソウ科オカトラノオ(リシマキア)属 |
園芸分類 | 草花 |
草丈 | 5cm〜100cm |
原産地 | ヨーロッパ、アメリカ、日本など |
開花期 | 4月〜8月 |
花色 | 黄色、白、赤紫など |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
リシマキアは暑さと寒さのどちらにも強く、とても丈夫な植物です。
リシマキアはほったらかしでも育つので、本当におすすめ!
リシマキアの花の開花時期は4月から8月で、小ぶりで可愛らしい星形の花を咲かせます。
リシマキアというと、這って広がるグランドカバーをイメージしますが、実は背丈が大きくなる立性のものもあります。
リシマキアの種類はなんと約200種類!
日本にもオカトラノオなどが自生しています。
ほふく性のリシマキアは、増え方がおだやかなのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
葉の色が豊富で、お庭の彩りにもなります。品種選びがとても楽しいですよ♪
リシマキアの種類については、こちらの記事にくわしく載せています。
リシマキアの育て方
リシマキアを育てるのはとてもラクなので、それほど手間をかけなくても問題なく育ちます。
リシマキアの管理のコツは、水をたっぷりあげること!
お水が大好きな植物なので、水切れに注意してくださいね。
リシマキアの詳しい育て方を以下で解説しています。
日当たり・置き場所
リシマキアは日向から日陰まで、幅広い場所で育てられます。
じめじめした場所を好むのが特徴です。
ヌンムラリアなど、水草としても使える品種もあるほど。
南向きの日当たりの良い場所は直射日光で葉焼けを起こす場合があるので、気をつけましょう。
ほふく性のリシマキアは、バラなどの下草にも重宝します。
用土
リシマキアは水持ちが良く水はけもそこそこ良い土が適しています。
地植えの場合は、腐葉土と堆肥、元肥を植え付けの1週間前くらいまでにすき込んでおきます。
リシマキアを植える時の用土については、市販の培養土を選ぶと良いでしょう。
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植え付け・植え替え
リシマキアは3月から5月の春か10月から11月の秋が植え付けの時期です。
リシマキアは丈夫なので、真夏と真冬を避ければいつでも植え付けて大丈夫!
リシマキアの購入時の苗はびっしり根を張っているものが多いので、苗の底の根にハサミで切り込みを入れて少しほぐすと根付きやすいです。
リシマキアを庭に地植えする場合は50cm間隔で植えると後々株が込み合うのを防げます。
水やり
表面の土が乾いたらたっぷりの水を与えます。
寄せ植えをする場合は、リシマキアに合わせて水をやり過ぎると、他の植物が根腐れを起こすことがあるので気をつけましょう。
肥料
リシマキアは肥料を与えることで葉っぱの色が綺麗に出ます。
リシマキアを植える時には元肥を規定量混ぜるようにします。
月に1〜2回程度、液体肥料を与えると良いです。
リシマキアはそこまで肥料をあげなくても育つので、肥料をあげすぎないようにしましょう。
\元肥におすすめ/
\追肥におすすめ/
夏越し
リシマキアは土が乾燥するのを苦手とします。
そのため、地面が乾きすぎないように水やりを忘れずにすることが大切です。
気温が高い夏には、特に土が乾きやすいので気をつけましょう。
冬越し
リシマキアは、冬にも強い植物です。
特に防寒対策をしなくても、霜にやられません。
春になると、また新しい芽を出して再び成長していきますよ!
剪定・切り戻し
リシマキアは育てていくうちに伸びすぎるので、その時にハサミで伸びすぎた部分を切っていくと良いでしょう。
そのまま放っておいても、爆発的に増えるということはありません。
病害虫
リシマキアに病害虫がつくことはほとんどありません。
特に気をつけることはありません。
リシマキアの増やし方
リシマキアは株分けや挿し芽の方法で増やすことができます。
株分けで増やす場合は、春や秋の時期に行うのが適しています。
ほふく性のリシマキアは、挿し芽で簡単に増やすことができます。
根がついている茎を切って土に挿しておくだけです。
リシマキアの育て方でよくある質問
- リシマキアを植えてはいけないというのは本当ですか?
-
リシマキアは増えやすいことから植えてはいけないと言われることがありますが、お庭に植えても問題ありません。
リシマキアを植えてはいけない理由や対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回は、リシマキアの育て方についてお話しました。
リシマキアは日陰の場所でもよく育つ丈夫な植物で、あまり手間がかからず育てやすいです。
また、いろいろな種類があり葉の特徴も様々なので選ぶ楽しさもあります。
ぜひ皆さんも、魅力的なリシマキアを育ててみてくださいね♪