手入れ不要なグランドカバー9選！目的別に紹介！選ぶポイントも

グランドカバーは、雑草対策効果も期待できる宿根草。

ものすごくたくさんの種類があります。

手入れが大変なものもあれば、手入れ不要なものも！

どうせグランドカバーを植えるなら、手入れ不要で管理がラクなものがいいですよね。

この記事では、手入れ不要なグランドカバーを目的別に紹介します。

手入れ不要なグランドカバーは

グランドカバーの中には、手入れがさほどいらないものがあります。

雑草よけにグランドカバーを植えたいという方も多いですよね！

グランドカバーをどこに植えたいかをまず考えてみて下さいね。

	広い面積 （芝生の代わり）	通り歩き	花壇	駐車場
ｸﾗﾋﾟｱ	◯	△	×	×
ｸﾘｰﾋﾟﾝｸﾞﾀｲﾑ	△	◯	◯	×
ﾃﾞｨｺﾝﾄﾞﾗ	△	◯	◯	×
ﾘｼﾏｷｱ	×	◯	◯	×
ｺﾙｼｶﾐﾝﾄ	×	◯	◯	×
ｱｼﾞｭｶﾞ	×	△	◯	×
ｾﾀﾞﾑ	×	◯	◯	◯
ﾊﾂﾕｷｶｽﾞﾗ	×	×	◯	×
玉竜	×	△	◯	◯

手入れ不要なグランドカバー

手入れ不要なグランドカバーを詳しく解説しています。

ここでは繁殖力や手入れの仕方、花の有無についても載せました！

ご自身のお庭にあったグランドカバーを探してみてくださいね。

クラピア

踏圧	◎
繁殖力	かなり強い
おすすめの場所	広い面積 通り歩きするところ
花	咲く （白やピンク）
手入れ	刈る・切る・踏む
冬	枯れる

クラピアは、芝生の代用として広いところに植えるのに使えます。

クラピアは芝生ほどは手間がかかりません。

伸びるスピードが速いので、刈り込み・切るなどの最低限のお世話は必要になります。

繁殖力の高さから、クラピアは植えてはいけないと言われることもあります。

でも、クラピアは雑草防止効果が高く、私は植えてよかった植物のひとつです。

クラピアについてはこちらの記事で詳しくまとめています。

クリーピングタイム

踏圧	◎
繁殖力	強い
おすすめの場所	通り歩きするところ 花壇
花	咲く （ピンク）
手入れ	伸びたら切る
冬	枯れない

クリーピングタイムは、かなりイチオシのグランドカバーです。

「タイム」というと、ハーブをイメージする方も多いかもしれませんね。

クリーピングタイムは、という名前の通り這って育つタイム。

丈夫なので病気や虫の害などはあまりありません。

4月ごろに咲く花がとてもかわいいです。

あたり一面お花畑になりますよ！

繫殖力は強いですが、手に負えないほどではありません。

密度もそれなりにあるので、雑草防止効果もあります。

ディコンドラ（ダイコンドラ）

踏圧	◎
繁殖力	普通
おすすめの場所	通り歩きするところ 花壇 （半日陰OK）
花	咲かない
手入れ	伸びたら切る
冬	枯れる

ディコンドラは半日陰でも育つのが魅力の1つ。

花壇はもちろん、お庭の木の周りなど、芝刈りがたいへんな場所にもおすすめです。

踏圧にも耐えられるので、通り歩くするところにも問題なく植えられます。

ディコンドラをレンガや石の隙間に植えると可愛いですよ！

ディコンドラの葉っぱの色は、グリーンとシルバーがあります。

シルバーリーフのディコンドラシルバーフォールズは、銀色の葉っぱがすごくオシャレです！

たくさん生えていると、お庭が明るくなりますよ。

ディコンドラの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

リシマキア

踏圧	◯
繁殖力	普通
おすすめの場所	通り歩きするところ 花壇
花	咲く（黄色）
手入れ	放置
冬	枯れる

リシマキアは、繁殖力もそこまで強くないグランドカバーです。

しかも、ほとんど手入れをしなくても、問題なく育ちます！

花壇に植えておくと、植物の合間をぬうように広がっていきます。

リーフカラーや、姿かたちも色々あるので選ぶのが楽しいグランドカバープランツです。

リシマキアもディコンドラと同じで、寄せ植えにも使えます。

リシマキアの育て方は、こちらの記事でくわしく解説しています。

コルシカミント

踏圧	◎
繁殖力	普通
おすすめの場所	通り歩きするところ 花壇
花	咲かない
手入れ	伸びたら切る

ミントは繁殖力旺盛すぎて、庭植えは危険ですが、同じミントでもコルシカミントはグランドカバーにおすすめです。

コルシカミントは、触ると爽やかなミントの香りがします。

通り歩きするところに植えておくと、触れた時にミントの香りが漂います。

蒸れて枯れやすいのがちょっと難点。

コルシカミントはなかなか手に入らないので、見つけた時はぜひ買ってみてくださいね！

アジュガ

踏圧	◯
繁殖力	強い
おすすめの場所	通り歩きするところ 花壇
花	咲く（紫・ピンク）
手入れ	花が終わったら切る 増えすぎたら抜く

アジュガの種類は、意外とたくさんあります。

銅葉で紫色の花が主流ですが、斑入りの葉やピンクの花もあります。

アジュガは植えてはいけないと言われることがありますが、そんなことはありません！

確かにアジュガはよく増えます。

でも、葉の色も花の色も、他の植物の邪魔をしません。「引き立て役」というイメージ。

アジュガはお庭に植えて損はない植物ですよ！

アジュガの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

セダム

踏圧	◯
繁殖力	かなり強い
おすすめの場所	通り歩きするところ 花壇 駐車場の目地
花	咲く
手入れ	増えすぎたら抜く

セダムは多肉植物の一種で、お手入れがあまりいらない強い植物です。

敷石の隙間などに植えると、ナチュラルな雰囲気でとてもかわいいですよ！

セダムはちぎってばら撒いておくだけで、簡単に増やすことができます。

セダムは増えすぎと言われるほど、あっという間に地面を覆い尽くします。

増えすぎたなと思ったら、抜いてくださいね。

ハツユキカズラ

踏圧	×
繁殖力	普通
おすすめの場所	花壇
花	咲くが、葉を楽しむ植物
手入れ	伸びたら切る

ハツユキカズラは、踏むところではなく、花壇におすすめのグランドカバーです。

新葉に白やピンクが混じり、まるで花のような雰囲気が魅力。

繁殖力はそこまで強くはありませんが、徐々に大きくなっていきます。

コンクリートを這い上がって成長するほど生命力が強いので、増えすぎたら切るか抜きます。

ハツユキカズラはグランドカバーにはもちろん、寄せ植えにも使える便利な植物です。

ハツユキカズラの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

玉竜

踏圧	△
繁殖力	普通
おすすめの場所	駐車場の目地 花壇
花	咲く
手入れ	切る

玉竜（リュウノヒゲ）は、駐車場の目地にもよく使われます。

ある程度の踏圧には耐えられますが、タイヤの下敷きになることは避けた方が無難です。

駐車場の目地以外にも、通り歩きするところや花壇にも使えますよ！

葉がツヤツヤしていて、和風な庭はもちろん、モダンな雰囲気の庭にも合います。

まとめ

手入れ不要なグランドカバーを紹介しました！

手入れ不要とはいえ、多少の管理は必要になります。

繁殖力や性質がグランドカバーによって違うので、目的に合わせて選ぶことがとても重要です。

お庭に合ったグランドカバーを見つけてくださいね♪