インテリアやシンボルツリーとしても人気のあるユーカリポポラス。
丸形やハート型のかわいい葉っぱが風にそよぐ姿はおしゃれで憧れますよね。
でも、ユーカリポポラスを植えて後悔した・植えてはいけないっていう話も聞きます…。
理由は、ユーカリポポラスは成長スピードが早すぎるからです。
ユーカリポポラスを植えてはいけないと言われる理由について、詳しく解説します!
ユーカリポポラスは後悔するから植えてはいけない!?理由2つ
ユーカリポポラスは、シンボルツリーとして人気!
切り枝をインテリアとして飾るのも可愛いですよね。
しかし、ユーカリポポラスを庭木として植えるとなると、注意が必要です。
ユーカリポポラスは成長速度が速く、巨木化する
ユーカリポポラスは、成長スピードがとても速く、地植えにすると2〜3年後には2階の窓に達するくらいに成長します。
窓辺の目隠しに地植えするということであれば、風にそよぐユーカリポポラスが活躍するかもしれませんが、ほおっておくと、思ってもみない高さにまで成長する可能性があります。
ユーカリの原産国はオーストラリア。
ユーカリは生育が旺盛で、オーストラリアでは、20メートルを超える巨木が自生しています。
日本とオーストラリアは気候が違うので、さすがにそれほどまでに大きくならないものの、日本においても5mくらいの巨木になる可能性はあります。
ユーカリポポラスは倒れやすい
ユーカリポポラスは、大きくなる割に、根が横に浅く広がる性質があります。
そのため、あまり大きくなると風の影響を受け、倒れやすくなります。
台風や強風に注意が必要な植物です。
ポポラスは、巨木化したり、倒れやすかったりすることから枯れてしまうことも…。
ポポラスが枯れたという話も毎年よく聞きます。
ユーカリポポラスを植えて後悔しないための対策
ユーカリポポラスをせっかく育てたのに、大きくなりすぎて、枝が折れたり、幹が倒れてしまう前に、対策をしましょう。
鉢植えにする
ユーカリポポラスを鉢植えにすることで、成長速度をゆるめることができます。
ただし、ポポラスは成長が速いため、すぐに根詰まりするという難点も……。
ちなみに、わが家は鉢植えの鉢底をわざと地面に設置させて、半地植えにしています。
成長スピードはこんな感じになります。
地植え > 半地植え > 鉢植え
こまめに剪定する
樹高を抑えるには、こまめに剪定することが大切です。
幹も枝も太くなってくると、ノコギリでしか剪定できないような状態になります。
大きくなりすぎる前に形を整えるといいですね!
剪定した枝は、スワッグにしたり、ドライフラワーを楽しんだりすることができます。
そのまま花びんに飾るだけでも、インテリア性がぐっとアップして、おしゃれな空間が作れますよ!
\硬い枝も切りやすい/
\一本持っておくと便利/
自分では手に負えなくなるレベルで成長してしまったら、プロに剪定を頼むのがおすすめ!
高所の作業はケガの危険性もあるので、お願いするのが安心です。
支柱を立てる
見た目は悪くなりますが、ユーカリポポラスに支柱を立てるのも、効果的です。
支柱を立てることで、ユーカリポポラスの枝が風でしなるのを防ぐことができます。
まとめ
ユーカリポポラスに憧れて育ててみたい方も多いと思います。
でも、地植えするときは、以下のような注意が必要です。
- 成長が早く、巨木化しやすい。
- 根が浅く倒れやすい。
ユーカリポポラスは一年中剪定できます。
樹木の形をととのえながら、まめに刈り込むと、大きく育つことも倒れることも防ぐことができ、管理もしやすいでしょう。
また、鉢植えにすることにより、背丈も調整することができるので、環境にあった育て方を検討してみてはいかかでしょうか。