ガーデニングを楽しみたいけれど、お世話が大変…そんなお悩みをよく聞きます。
できる限り大変なことはしたくないですよね。
ほったらかしで毎年咲く花を植えておくと、お庭の管理がとてもラクになりますよ!
この記事では、ほったらかしで毎年咲く花を19種類厳選して紹介します。
地植え向きの花を集めました!
ほったらかしで毎年咲く花とは
ほったらかしで毎年咲く花は、以下の種類があります。
- 宿根草…根が長年生きることができ、繰り返し咲く
- 球根…掘り起こす必要がない(通常は掘り起こしが必要な場合が多い)
- 種…こぼれ種で毎年生えてくる
- 低木…背丈の低い木
ほったらかしで毎年咲く花を植えておくと、ガーデニングの管理がとてもラクになります。
また、花期の異なる植物を植えることで、一年のうちのほとんど、花が咲き続ける庭を作ることができますよ。
ほったらかしで毎年咲く花
クリスマスローズ
クリスマスローズは、ガーデニング初心者でも簡単に育てやすい植物です。
品種によって花期が異なり、早いもの(ニゲル系)で1月ごろ咲き始めます。
2月末から3月にかけて咲く品種が多いです。
うつむいて咲く姿がどこか儚げです。
葉の形が独特で、花がない時期でも葉が花壇のアクセントになります。
ローダンセマム
ローダンセマムは3月〜5月ごろ咲く花です。
花の見た目はマーガレットのような感じ。
花の大きさはマーガレットよりも小ぶりで、たくさん咲くととても可愛らしいです。
葉はシルバーがかった色合いで、花が咲いていない時期でも楽しめます。
ベロニカ
ベロニカは花壇に植えるのにおすすめの花。
かなりたくさん種類がありますが、どの品種も育てやすいです。
品種によって花期が異なります。
ベロニカ・オックスフォードブルーが私のイチオシです。
青い小花がたくさん咲き、まるで青い絨毯のようになります。
1株植えておけば、勝手に増えていきますよ。
アジュガ
アジュガは3月〜5月ごろに青い花を立ちあがせるように咲かせます。
花がない時期もカラーリーフとして楽しめるので、花壇の前方に植えておきたい植物。
アジュガの種類はたくさんあり、葉色や花色がそれぞれ異なります。
ほふく性で横に広がる性質があるため、グランドカバーにもよく使われます。
アジュガの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
コデマリ(小手毬)
コデマリは低木です。庭に植える場合は、場所を考えて植えてくださいね。
4月〜5月に小さい白花がたくさん咲き、丸いポンポンとした毱のような形になってとても可愛いです。
とても育てやすく、放置していても毎年花を咲かせてくれます。
ユキヤナギ(雪柳)
ユキヤナギは低木です。庭に植える場合は、場所を考えて植えてくださいね。
柳のように枝垂れる姿が特徴で、小さな白い花をびっしりと咲かせます。
コデマリに似ていますが、ユキヤナギは丸くはなりません。
ユキヤナギはこぼれ種であちらこちらから生えてしまうことがあるので、注意が必要です。
ラベンダー・フレンチラベンダー
ラベンダーは4月〜7月ぐらいにかけて、紫色の花を咲かせるハーブです。
ラベンダーは草花のように扱われますが、実は低木。
育てるにつれて大株になってきます。
フレンチラベンダーは、ウサギの耳のような苞葉(ほうよう)があるのが特徴。
夏の群れに弱いのですが、夏越ししてくれれば、毎年咲いてくれる植物です。
基本ほったらかしOKですが、花が終わったら切り戻す必要があります。
ローズマリー
ローズマリーは環境が合えば、1年を通して花を咲かせます。
花は薄紫色や白、ピンクなどがあります。
あまり主張する感じの花ではありません。
ローズマリーは常緑低木のハーブなので、葉を料理に使うこともできますよ。
ダイアンサス(なでしこ)
ダイアンサスは「なでしこ」のこと。
春〜秋にかけて長く咲いてくれます。
多年草なので一度植えておくと、繰り返し咲いてくれますよ!
和風の庭にも洋風の庭にも合う植物です。
ダイアンサス(ナデシコ)の育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
カリブラコア
カリブアコアは、春〜秋まで長く咲いてくれる花です。
夏の暑い時にも花を咲かせるので、夏の花壇にぜひ植えたい植物。
ペチュニアに似ていますが、カリブアコアの方が冬越ししやすく毎年咲きやすいです。
(1年草として扱われるが、元は多年草)
ルドベキア
ルドベキアは7月〜9月ごろにひまわりのような花を咲かせます。
ルドベキアも真夏の暑さにも負けず、たくさん花を咲かせてくれる強さがあります。
放置していても大丈夫なほど強いので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
ガウラ(白蝶草)
ガウラは春から秋にかけて、長く咲いてくれます。
ガウラの別名は白蝶草。
花が蝶の方に見えることが名前の由来です。
茎が細く、風になびく姿がとても美しいのが魅力。
しかし、こぼれ種で増えすぎるところがややネックです。
ガウラの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
バーベナ
バーベナもかなりたくさんの品種がありますが、その中でも特におすすめなのが「三尺(さんじゃく)バーベナ」。
三尺バーベナはとても丈夫で、春から秋まで咲きます。
紫色の小花が集まって咲く姿がとても可愛らしいです。
他の植物とも相性抜群ですよ!
ナチュラルガーデンにぜひ植えたい植物です。
宿根リナリア
宿根リナリアは、紫や白、ピンクの花を穂状に咲かせます。
花期は春から秋にかけて、長く咲きます。
こぼれ種で増えやすいのが注意点。
葉も花も線が細いので、涼しげな印象です。
ナチュラルガーデンにおすすめですよ!
宿根リナリアの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
エリゲロン
エリゲロンは春〜秋にかけて長く咲いてくれる宿根草です。
小さい小花がナチュラルで可愛いです。
毎年咲く上に、こぼれ種でよく増えます。
雑草レベルに増えすぎるところがマイナスポイントかもしれません。
エリゲロン(源平小菊)の育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
サルビア・セージ
サルビア・セージはかなりたくさんの品種があります。
どれも丈夫で育てやすいです。
サルビア・セージは、花が咲き終わった後、切り戻しをする必要があります。
それくらいの作業で、毎年咲いてくれる植物です。
ヒルザキツキミソウ
ヒルザキツキミソウは4月〜5月ごろにピンクの花を咲かせます。
花の中央が白く、しべが黄色。満開になるととても華やかです。
増えすぎるのがちょっとマイナスポイント…。
でも、ほったらかしで毎年咲いてくれます。
クリーピングタイム
クリーピングタイムは、ほふく性のタイム(ハーブ)です。
3月下旬〜5月ごろに、ピンク色の花を咲かせます。
クリーピングタイムの花が一斉に咲くと、まるでピンクの絨毯のよう。
クリーピングタイムは、グランドカバーとして使われることが多いです。
踏むとほんのりと良い香りがします。
とても育てやすく管理がラクなので、おすすめの植物ですよ!
シュウメイギク(秋明菊)
シュウメイギクは、その名の通り秋に咲く宿根草です。
花色はピンクか白、花の形は一重と八重があります。
かなり丈夫で、完全放置でも問題ありません。
ただ、地下茎で広がっていく性質で、増えすぎるデメリットもあります。
シュウメイギクの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
カラミンサ
カラミンサは、白い花を咲かせるハーブです。
小さく楚々とした白い花はどんな植物にも合います。
花壇に植えておくと、引き立て役になってくれますよ!
とても育てやすいのに毎年咲いてくれるので、ぜひ植えてほしい植物です。
カラミンサの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
ほったらかしで毎年咲く花の中でも、地植えにおすすめのものを厳選して紹介しました。
ほったらかしでOKの植物を植えておくと、ガーデニング作業がグッとラクになります。
ぜひお庭に植えてみてくださいね♪
花期の違う植物を組み合わせて植えると、長く花を楽しめるお庭になりますよ!
日陰花壇向きの「ほったらかしで毎年咲く花」はこちらの記事で詳しく紹介しています。