夏の風物詩ともいえる朝顔。
小学校の夏休みに育てた記憶がある方も多いのではないでしょうか？
とても身近な植物ですが、朝顔が葉っぱばかりで花が咲かないというお話も意外と多く耳にします。
この記事では、朝顔の花が咲かない原因と対策についてご紹介します。
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みゆき
みゆ庭編集部
ガーデニングコーディネーター
元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように！
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪
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朝顔が葉っぱばかりで花が咲かない原因と咲かせるための対策
朝顔を育てるのは決して難しくないのですが、葉っぱばかりが茂って花を咲かせないことが意外とあります。
団十郎をはじめとする日本アサガオの開花時期は7月中旬～10月頃で、西洋アサガオはそれよりも遅く8月中旬～11月頃です。
開花時期になっても花が咲かない場合の原因は以下の4つが考えられます。
思い当たることがないか確認してみてくださいね！
夜間の暗さが足りない
朝顔の花が咲かない原因の1つ目は、夜間の暗さが足りないことです。
朝顔は短日性植物といって、昼より夜の時間が長くなることで花芽をつけるようになります。
夜間に街灯や屋内照明が当たって明るい環境におかれると花が咲きません。
鉢植えの場合は夜間に光が当たらない場所に移動させましょう。
移動させられない場合は遮光するか、屋内照明が当たるようならシャッターなどで光がもれないようにします。
新聞の文字が読めないくらいの暗さが必要なので、目安にして対策をしてください。
9時間以上暗い環境におかれることで花芽がつき、花が咲くようになります。
肥料が多すぎる
朝顔の花が咲かない原因の2つ目は、肥料が多すぎるからです。
特に窒素が多くふくまれる肥料の場合は葉ばかりが茂って、花つきが悪くなってしまいます。
朝顔のつるばかり伸びて花が咲かない状態を「つるぼけ」と言います。
朝顔の花を咲かせるためにはリン酸が必要です。
追肥するときはリン酸が多くふくまれる肥料を使うようにしましょう。
水やりが足りない
朝顔の花が咲かない原因の3つ目は、水やりが足りないことです。
朝顔の生育期には多くの水を必要とし、水切れするとつぼみが落ちてしまい花が咲きません。
高温になる夏場は、朝の水やりだけでは足りない場合があります。
夕方になって土の表面が乾いているようであれば、もう1度水やりをしましょう。
摘心していない
朝顔の花が咲かない原因の4つ目は、摘心をしていないことです。
朝顔の摘心をしないと花芽が増えず、咲かせる花数が少なくなってしまいます。
本葉が7～10枚になったら摘心をすると脇芽が出てつるが増えます。
5～8月の間は定期的に、伸びたつるの本葉が5～8枚になったところで摘心しましょう。
まとめ
朝顔が葉っぱばかりで花が咲かない原因と咲かせるための対策をご紹介しました。
思い当たる原因はありましたか？
暑い夏、涼やかな朝顔の花がたくさん咲くと良いですね！
朝顔の育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
