梅雨入りのころから初夏にかけて、ピンと長く伸ばした茎の上で、涼しげな薄紫色の花をいくつも咲かせるアガパンサス。
庭植えする場合、どこに植えるべきか迷いますよね。
この記事では、
- アガパンサスの植える場所(日陰や西日の当たる場所は大丈夫?)
- アガパンサスの庭植えのコツ
についてまとめました。
アガパンサスは日陰でも育つ?
アガパンサスは、シェードガーデンのおすすめの花にもよく登場します。
あまり日が当たらない場所に植えると花付きが悪くなります。
どうしても日陰に植える場合は、多少日のあたる半日陰がベスト!
アガパンサスは日陰でも育つけれど、日陰向きの花ではないことを覚えておいてくださいね。
アガパンサスを植える場所は、日当たりの良い場所〜半日陰の場所がおすすめ!
アガパンサスは西日の当たる場所でも育つ?
アガパンサスは強いので、西日の当たる場所でも育ちます。
でも、強い日差しのせいで葉焼けする場合もあるので注意が必要です。
アガパンサスをあえて西日が当たるところに植える必要はないですね。
アガパンサスを庭植えで育てるコツ
アガパンサスの育て方について解説します。
植える場所と土
アガパンサスは、日当たりと水はけのよい場所に植えれば、ぐんぐん育ってくれます。
草丈、株張りともにとても大きくなるので、植える場所はよく考えてから決めた方がいいですね。
最近では、小さな鉢でも育てられる草丈30cmくらいの品種もでているので、環境やイメージを考えて、品種を選んでください。
土は、鉢植えの場合は、一般的な元肥入りの培養土で大丈夫です。
地植えにする場合は、植え付けの前に腐葉土を混ぜ込み、元肥をいれておきましょう。
水やり
アガパンサスは、過湿が苦手です。
鉢植えの場合には、土が乾いたら水やりをしますが、地植えの場合は、基本的に水やりは不要です。
とはいえ、あまりに晴天が続いているときは、様子をみて地植えの場合も水やりをしてください。
花後のお手入れ
アガパンサスの花が終わったら花茎の根元から切り取ります。
そのままの状態にしておくと、種を作ろうとして栄養分が奪われます。
アガパンサスは、種から開花するまでに5年ほどかかりますが、興味がある方はチャレンジしてくださいね。
株分け・植え替え
鉢植えの場合、株の状態をみて、株分けを兼ねた植え替えをしてください。
時期は、3月下旬〜4月下旬、または9月中旬〜10月中旬で、2年に1回程度が目安です。
地植えの場合は、植えている場所にもよりますが、3〜5年に1回程度、株分けを行うのが理想的です。
常緑と落葉について
アガパンサスには、常緑タイプと落葉タイプがあります。
常緑タイプ
常緑タイプのアガパンサスは、寒さに弱いので、冬場は株元に落ち葉などを敷いて寒さ対策をしてください。
鉢植えであれば、冬の間は室内に取り込むと良いです。
落葉タイプ
落葉タイプのアガパンサスは、冬になると葉が枯れることがありますが、根はかなりの寒冷地でも耐えられます。
葉が全て枯れてしまっても、春になるとまた元気に芽が出てきます。
ただ、寒さに強いとはいえ、鉢植えであれば日の当たる暖かい場所に移動してあげてください。
アガパンサスの特徴
アガパンサスは、南アフリカに自生する原種を交配させてできた花で、300種類以上の品種があると言われます。
百合に似た小さな花を次々と咲かせることから、「アフリカンリリー」と呼ばれることもあります。
花の色は、赤みがかった紫〜青紫、白があり、一般的な紫でも、濃いものから薄いものまでさまざまです。
丈夫で育てやすく、切り花にしても花の持ちがいい優等生です。
まとめ
アガパンサスは日向〜半日陰で育てるのがおすすめです。
青い花がとても爽やかで、植えて良かったと思える植物ですよ!
ぜひ、みなさんも育ててみてくださいね。
アガパンサスの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
アガパンサスの花言葉や風水的によい置き場所はこちらの記事で解説しています。
アガパンサスの花が咲かない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
アガパンサスの他にも梅雨から初夏にかけておすすめの花を紹介しています。