お庭をきれいにしたいけど、時間も手間もかけたくないという人に、ぜひ知ってほしい「ずぼらでもお庭をきれいに保つコツ」があります。
大切な植物を枯らさず、お庭をきれいに保つには、丁寧なお手入れとこまめな管理が必要だと思っていませんか。
実は、植物やお庭の管理はもっと気楽にしても大丈夫。
手間をかけずにガーデニングが楽しめる、誰でも簡単に実践できるテクニックがあります。
今回は、ずぼら管理でもお庭をきれいに保つ方法を3つ紹介します。
ずぼら管理でもお庭をきれいに保つ方法

ずぼら管理でもお庭をきれいに保つ方法は、以下の3つ。
『ついで』に作業する

ずぼら管理でもお庭をきれいに保つ方法の1つ目は、『ついで』に作業するということです。
お庭のお手入れが面倒に感じるのは、「暑いから・寒いから外に出たくない」「今は家のことをしているから外のことは後回しでいいや」と思って、「まとまった時間を作って庭作業をしよう」としているから。
庭作業をするときに、「枯れないように丁寧に、きちんとしなくては」と負担に感じている人は、もっと気楽に考えてみてください。
また、ガーデニング初心者さんは、日々のお手入れでどの程度手を抜いてよいかわかりにくいですよね。
実は、日々のお手入れは「ついで」作業で大丈夫です。
- 雑草を抜く
- 花がら摘み
- こぼれ種で増えすぎた植物の間引き
これらの作業は「ついで」作業で楽にできる日々のお手入れです。
日々のお手入れは、ゴミ出しや、郵便を取りに行く「ついでに」少しずつ行うだけで、お庭の管理が驚くほど楽になります。
作業する時間は5分から長くても20分ぐらいの短い時間でも良いのです。
決まった時間にお庭に足を運ぶ習慣をつけるのもおすすめです。
これも「家族を見送った後にお庭に行く」というように、何かの「ついで」にしてしまえば気持ちも楽になります。
他にも、雨が降った後は雑草を根ごと抜きやすいため、草取りに適した日です。
今週は雨が降るから、しっかり草取りをする日は雨の後にしようというように、自然の力をうまく活用するのも効率よく作業を進めるポイントです。
鉢植えは玄関近くに置く

ずぼら管理でもお庭をきれいに保つ方法の2つ目は、鉢植えは玄関の近くに置くこと。
玄関は家に入ったり外に出たりするときに、必ず通る場所です。
鉢植えの植物の様子が絶対に目に入るので、自然に水切れや花がら、病害虫に気づきやすくなるんです。
「テーブル・こたつの周りにリモコンやゴミ箱、ティッシュなどを手の届く位置に置く」のと同じ感覚で、すぐに手が届く場所である玄関に鉢植えを置くことで、管理が格段に楽になります。
また、玄関は濡れないように屋根があるので、よく「霜に当たらないように軒下に置きましょう」と言われている植物の置き場にもぴったり。
玄関周りは季節の花を置いたり、シーズンに合わせた花の色や種類の鉢植えを置くと華やかになって、季節の移り変わりも感じられておすすめです。

これと同じ考え方で、開け閉めが必要な温室は掃き出し窓の近くに置く、など置き場所を工夫するだけで手間を減らせます。
液体肥料は水道の近くに置く

ずぼら管理でもお庭をきれいに保つ方法の3つ目は、液体肥料は水道の近くに置くことです。
「テーブル・こたつの周りにリモコンやゴミ箱、ティッシュなどを手の届く位置に置く」のと同じ感覚です。

水で薄めて使う液体肥料は、活力剤と一緒に屋外用のケースにまとめて水道の近くに置いておくと作業のハードルが下がります。
一方、固形肥料は湿気に弱いので、屋内で保管します。
また、水やりの時に重いジョウロを持ってお庭を何度も往復するのは大変ですよね。

「らくらく液体肥料スプレイヤー」のように液体肥料と水を入れて、ホースに接続するだけで勝手に希釈してくれるような便利アイテムを活用するのもおすすめです。
手間も体の負担も減らせるので、庭作業への心持ちも軽くなりますよ。

使い終わった後のスプレイヤーを片付ける時は、しっかりと乾かしてから収納しないと、カビが発生するので要注意です。
このように、使う道具の置き場所も工夫すれば、思い立った時にすぐ作業ができたり、片付けも簡単になります。
ちなみに、お手入れの時に使うちょっとした道具も使いやすい決まった容器や道具を常備しておくと作業のハードルを下げられます。

例えば、花がら摘みや草取りのときに、大きすぎたり小さすぎると使いにくいですが、取っ手がついているお鍋が案外使いやすかったりします。
鍋ではなく、ボウルなどでも代用できるので試してみてください。
ずぼらガーデニングのコツ

ガーデニング作業をラクにするコツは、整理収納の考え方と同じところがあります。
整理収納でよく言われる、「使う場所の近くに置く」「動線を考えて配置する」のふたつをお庭に取り入れるだけでも、草取りや花がら摘み、肥料やりなどの日々のお世話をぐっとラクにできるんです。
日頃からやらなければいけない作業は、「ついで作業」で日々コツコツとやっていく。
植え付けや植え替え、剪定や誘引などのお手入れは、時間をたっぷり確保して行うといいですよね。
まとめ
今回は、ずぼらでもお庭をきれいに保つ方法を3つ紹介しました。
- ついでに作業する
- 玄関近くに鉢植えを置く
- 液体肥料をすぐ使えるように水道の近くに置く
手間を最小限にしつつ、楽しみながらお世話ができる工夫を取り入れて、自分に合った方法を見つけ出すことが大切です。
日々のお手入れが面倒に思う方や、ガーデニング初心者さんは、ぜひ今回紹介した3つのコツを実践してくださいね。