小さいお子さんや、お孫さんがいる方!庭に砂場を作りたいと思ったことはありませんか?
わが家は、長女が1歳9ヶ月のときに引っ越してきて、思いっきり体を動かせるように、砂場を作ることにしました。
正直なところ、毎日公園に連れて行くのが大変だったんです。
そこで、お庭に砂場を作ることにしました。
近年、衛生面などの心配から、砂場がなくなってきましたよね。
なのになぜ砂場なのか?
砂の感触は独特で、子どもの成長や発達にとってもいい効果がたくさんあるんです。
砂場あそびの効果
- 想像力豊かな子になる
- 不安定な砂の上で歩くと、運動能力が鍛えられる
- 手をたくさん使うので、指先を器用にする
- 集中力・忍耐力を高める
- 言葉や道具のやりとりをすることで、人間関係を学べる
大学時代の専攻が児童学科・元小学校の教員の立場から、子どもの遊びに砂場は大変おすすめです。
この記事では、DIY気分を味わえる蓋つき木製砂場キットを6年間使った感想をまとめました。
庭用砂場の条件は5つ
砂場をDIYで作りたいけど材料や工具をそろえるのが難しそうだなぁと感じていた時に見つけたのが、市販の砂場キット。
木製砂場キットは、以下のメリットがあります。
- 蓋が閉められて、猫よけになる
- 組み立てが簡単
- 庭の雰囲気になじむ
- 長く使える
- DIY気分を味わえる
結論から言うと、この木製砂場キットを買って大正解でした!
砂場を庭につくる上での心配は衛生面
庭に砂場をつくる上で気になるのはやはり衛生面です。
ノラ猫が入ってきたら…なんて考えるとゾッとしますよね。
でも、使わないときは、木製砂場キットの蓋をしっかり閉めておけば、大丈夫です。
また、抗菌の砂場用の砂を買うとより安心ですよ。
わが家は、20kgを7袋入れました。
木枠内に砂がたっぷりで、満足の量です。
砂場を庭に作るのは子供が何歳ごろ?何歳まで遊ぶ?
砂場を作るなら、子供が2歳ごろからがオススメです。
それは以下のような理由です。
- 口に物を入れなくなってくる
- 外遊びが大好き
- ごっこ遊びに興味を持ち始める
- 言葉が出始める
その子の好みにもよりますが、小学校低学年くらいまでは遊べます。
きょうだいに小さいお子さんがいる場合は、もう少し大きくなっても遊べるはず。
木製砂場キットが庭用にオススメな理由
ここからは、木製砂場キットがオススメの理由を詳しく書きますね。
その1、蓋がしまる・蓋がイスになる
なんといっても、『蓋』が一番の魅力です。
我が家の庭には、たまにノラ猫がウロウロとやってくるのですが、蓋を閉めているおかげで、砂場に害はありません。
蓋を開けるとイスとして使えるのもポイントが高いです。
私もよく一緒に遊ぶのですが、大人が座っても大丈夫です。
娘もイスに座って遊んでいます。
イスをカウンター代わりにして、お店やさんごっこをすることもあります。
蓋の開閉は、大人なら簡単にできます。
小さい子ではビクともしないので、「子どもが開けて指をはさむ」ということがありません。
その2、組み立て・設置が簡単
組み立てから設置まで、女の私一人でも簡単にできました。組み立てだけなら、30分程度あれば余裕でできます。
使ったのは、ドライバーだけ。
DIY気分が味わえました。
(もちろん、大人二人でやった方が早くできるし、歪みが出づらいです。)
重さがあるので、設置するときは、力がいりました。
底板がないので、底には防草シートを貼りました。
ちなみに我が家は、長く使いたいと考えて、木材保護塗料を塗ってから組み立て・設置をしました。
お手伝い大好きな2歳の娘と一緒に塗りました。
塗った塗料はこちら↓
ホームセンターの店員さんに勧められて買いました。
4年経った今でも、木の腐りなどはまったくないです。問題なく使えています。
もともとしっかりした作りだったのと、キシラデコールを塗ったおかげです。
また、砂の量は、1袋20kgの砂場用の砂を7袋入れました。
その3、庭の雰囲気になじむ
私が目指している庭の雰囲気が、『ナチュラルガーデン』なので、木製に惹かれました。
結果として、植栽やほかの構造物に溶け込んでいるので、これにして大正解でした。
矢印の先が砂場キットです。
砂場として使っていない時も、かけっこの休憩でちょっと座りたいときに便利です。
その4、長く使える
砂場で遊ぶのは、長くても小学校低学年くらいまでかなと思います。
子どもが使わなくなった後は、蓋を開け放って、花壇として使おうと考えています。
(あくまでも私の思いつきです。)
長く使いたいなら、木材を腐らせないことが大切!塗料が剥げてきたときに、塗り直す必要があります。
木製砂場キットを4年間庭で使ってみた感想
木製砂場キットを4年間使ってみた感想をまとめます。
その1、かなり集中して遊べる
一度砂場に入ると、びっくりするくらい長い時間遊ぶことがほとんどです。
砂場遊びをしているときの集中力は、凄まじいです。
我が家は砂遊び専用の砂を入れたので、かなり感触がよく、お山やトンネルを作りやすいので、大人の私でも、「これは楽しい!」と思うほどでした。
その2、道具を器用に使えるようになる
最初に、シャベルや型、バケツなどの道具を一通りそろえました。
砂場遊びを始めたばかりの2歳の頃は、まだ道具をうまく使えませんでした。
でも、子どもって遊んでいるうちに、どんどん上手になっていくんですよね。
型を使って、パッカーンとするのも、コツを掴んでうまくなっていきました。
その3、自分なりに考えて遊べるようになる
砂場だけでもいろんな遊びができます。
- ひたすらほじくる
- 山を作る
- トンネルを作る
- 道を作る
- 棒倒しをする
- おだんご(丸)を作る
- おにぎり(三角)を作る
- おままごとをする
- 型でパッカーンする
などなど、遊び方は無限に広がっています。
そして、自然と『どうしたらうまくできるか?』を考えながら遊ぶことで、成功体験につながっています。
- お山を高くするにはどうしたらいいかな?⇒手で押して固めよう!
- トンネルが作れない。⇒道具を使ってそーっと掘ってみよう!
- お団子が崩れちゃう。どうしよう?⇒白いところじゃなくて、黒いところを使おう!
という感じです。
我が家では、砂と庭に咲いているお花を使っておままごとするのが定番です。
その4、友達が来たときに喜ばれる
砂場好きな子は多いようで、友達が家に遊びに来たときに、一緒に遊んだら喜んでもらえました。
この時は、4歳1人、3歳2人でした。
木製砂場キットのオススメポイントと特徴まとめ
最後に、木製砂場キットのオススメポイントと特徴をおさらいします。
オススメポイントは、
- 蓋が閉められる⇒猫が中に入れません。
- 蓋がイスになる⇒大人も一緒に遊びやすい。おままごとでテーブルやカウンター代わりにもなる。
- 組み立て・設置が簡単⇒組み立てだけなら、私一人でも30分で終わりました。
- 庭の雰囲気になじむ⇒木製なのでナチュラルな雰囲気にピッタリ!
この木製砂場キット以外に必要なもの・あると便利なものは、
- 防草シート
- 防草シートを留めるピン
- 砂(20kg×7程度) ※抗菌のものがおすすめ!
- 木材保護塗料
素材・生産国 | 杉・中国産 |
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サイズ | 縦1180mm×横1180mm×高さ250mm |
重量 | 15kg |
セット内容 | 本体・固定金具・取り扱い説明書
(砂は入っていません) |
必要な砂の量 | 0.13㎥〜0.18㎥ |
購入するのは、物を口に入れなくなってくる2歳あたりがおすすめです。
砂場はいいことがたくさん
- 想像力豊かな子になる
- 不安定な砂の上で歩くと、運動能力が鍛えられる
- 手をたくさん使うので、指先を器用にする
- 集中力・忍耐力を高める
- 言葉や道具のやりとりをすることで、人間関係を学べる
砂場のある生活を楽しみましょう♪