プランターに植えている植物が枯れた後、残った土の処理に困りますよね…。
古い土は再利用できます!
プランターの土を再利用するには、
- 再生材
- ビニール
- ふるい
を使います。
この記事では、ガーデニング初心者の方でも簡単にプランターの土を再利用する方法を解説します。
動画でも解説しています。
プランターの土を再利用するのに必要なもの
- 枯れたプランター
- ふるい
- 汚れてもよいシート
- ビニール袋
- 土の再生材
堆肥や腐葉土などを混ぜる方法もありますが、「土の再生材」を使うのが簡単です。
プランターの土を再利用する簡単な方法
土の再利用5ステップ
- 枯れている植物や雑草を取る
- プランターの土をシートに出す
- 土をふるいにかけて根や害虫を取り除く
- 土をビニール袋に入れる
- 土を日光消毒か熱湯消毒する
枯れている植物や雑草を取る
枯れている植物や雑草を取り除いておきます。
この作業をやっておくと、後が楽です。
プランターの土をシートに出す
汚れてもよいシートを広げ、上にプランターの土を出していきます。
上の写真のように、根がすぐに取れそうなら、この時点で取り除きます。
土をふるいにかけて根や害虫を取り除く
土をふるいにかけて、古い根っこ、害虫、枯れ葉などを取り除いていきます。
土の粒子が細かくなりすぎても困るので、粗めのふるいを使いました。
たまにコガネムシの幼虫などが出てきます…。
土の中に残ってしまうと、次に植えた植物の根を食い荒らしかねません。
土の中から出てきた害虫は取るようにしましょう。
ふるいでゴミを取るのは、けっこう根気のいる作業です。
土をビニール袋に入れる
土の中のゴミを取り除き終わったら、土をビニール袋に入れます。
黒いゴミ袋があれば、黒を使います。
透明ビニール袋でも大丈夫ですが、黒の方が中の温度が高くなり、早く確実に消毒できますよ!
私は家に透明ビニール袋しかないので、透明を使いました。
土を日光消毒か熱湯消毒する
プランターの土をビニール袋に入れたら、日の光が当たるところに置き、日光消毒します。
晩秋〜早春にかけては気温が上がらないため、土に熱湯をかけると良いでしょう。
プランターの土の中には、病害虫がひそんでいることがあります。
消毒することで、次の植物を無事に育てることができます。
土の再生材を混ぜる
プランターの土の消毒が終わったら、土の再生材をプランターの土に混ぜます。
腐葉土や培養土などを混ぜる方法もありますが、配合がわかりづらいですよね。
プランターの土を再利用するときは、「再生材」を使うのが一番簡単です。
再生した土の保管方法
再生した土は、雨や直射日光が当たらない、風通しの良い場所で管理します。
雨が当たるとべちゃべちゃになって、せっかく再生した土が使い物にならなくなります。
また、直射日光が当たると、熱がこもって土が蒸れた状態になってしまいます。
土の再利用でよくある質問
古い土をそのまま使っても大丈夫?
古い土をそのまま使えないこともないですが、植物の育ちが悪くなります。
プランターの土は状態が悪くなっています。
- 養分がなくなっている
- 病害虫がひそんでいる
- 水持ち・水はけが悪くなっている
- 連作障害が出る可能性がある
ですので、古い土はそのまま使わず、改良することをおすすめします。
赤玉土は再利用できますか?
堆肥や腐葉土、バークなどを混ぜれば、赤玉土を再利用することができます。
赤玉土は時間が経つと、丸い形が崩れてしまい、通気性や排水性が悪くなります。
そのため、他の土壌改良材を混ぜるほうが良いです。
まとめ|プランターの土の再利用
プランターの土を再利用する方法についてまとめました!
- ゴミを取り除く
- 消毒する
- 再生材を混ぜる
この3つのステップで再利用することができます。
ぜひやってみてくださいね。