パッとわかる!ラナンキュラスラックスの育て方
入手方法 | 苗を購入する | |
---|---|---|
土 | 地植え | 元々の土+腐葉土+堆肥(基本の土づくりでOK) |
鉢植え | 市販の培養土 | |
植え付け | 地植えでも鉢植えでも育てられる 鉢植えは3年ごと、地植えは5年ごとに植え替えると良い | |
水やり | 表面の土が乾いたらたっぷりとあげる。乾燥しすぎに注意! | |
肥料 | 地植え | 元肥・追肥(緩効性肥料) 花の時期は液肥を追加しても良い |
鉢植え | 元肥・追肥(緩効性肥料) 花の時期は液肥を追加しても良い |
ラナンキュラスラックスは、異種間交配によって生まれた新しいラナンキュラスのシリーズです。
花びらがキラキラと輝き、たくさん咲く姿は圧巻!
ラナンキュラスラックスは、ガーデニング好きの間で年々人気が高まっています。
この記事ではラナンキュラスラックスの育て方についてまとめました。
ラナンキュラスラックスの詳細情報
植物名 | ラナンキュラス ラックス |
学名 | Ranunculus asiaticus |
英名 | Buttercup |
科名・属名 | キンポウゲ科 キンポウゲ属 |
園芸分類 | 球根 |
草丈 | 50cm〜80cm程度 |
原産地 | 西アジア・ヨーロッパ(ラナンキュラス) |
開花期 | 早春〜初夏 |
花色 | ピンク・赤・白・黄色・オレンジなど |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
ラナンキュラス ラックスは、異種間交配によって生まれた新しいラナンキュラスです。
とても育てやすく、ガーデニングを既に楽しんでいる方はもちろん、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
ラナンキュラスラックスは、夏に球根を掘り上げる必要がなく、植えっぱなしでも大丈夫。
耐寒性も強く、関東以西なら地植えで冬越しすることもできます。
ラナンキュラスの品種一覧は、こちらの記事に詳しく載せています。
ラナンキュラスラックスの育て方|購入から植え付けまで
入手方法と時期
ラナンキュラスは、12月中旬ごろから3月ごろまでに、ホームセンターや園芸店、ネット通販で苗を購入することができます。
- 芽出し苗
- 開花株
の状態で販売されます。
小さい株は値段が安いですが、花を確認できないというデメリットもあります。
逆に、開花株は大きく育っているので、すぐに花を楽しめるのがメリットですが、値段は高いです。
花の色を確認して買いたいという方は、開花株を買うことをおすすめします。
ラナンキュラスラックスの販売店は、こちらの記事で詳しく解説しています。
用土
ラナンキュラスラックスは水はけの良い土に植えます。
水はけが良くないと、夏に溶けて消えてしまうことがあるので要注意です。
ラナンキュラスラックスは、地植えでも鉢植えでも育てられる植物です。
地植えの場合、植え付け前に、元々ある土に腐葉土と堆肥を混ぜておきます。
緩効性肥料を元肥として入れましょう。
ラナンキュラスラックスを鉢植えで育てる場合は、市販の培養土を使うとよいです。
\おすすめの培養土/
植え付け・植え替え
ラナンキュラスラックスの苗を購入したら、すぐに苗を植え付けます。
ラナンキュラスラックスは、植えっぱなしでも大丈夫なのが魅力ですが、数年おきに植え替えをすると株が弱りません。
地植え | 5年ごとに植え替えをする |
鉢植え | 3年ごとに植え替えをする |
鉢植えの場合、大きい鉢で育てると、見応えのある株に育ちます。
ラナンキュラスラックスの植え替えのやり方はこちらの記事で詳しく解説しています。
日当たり・置き場所
ラナンキュラスは、日当たりと水はけが良いところで管理します。
半日以上、日が当たるところに置いてください。
ラナンキュラスラックスの育て方|日々のお世話
水やり
ラナンキュラスラックスは、土の表面が乾いたら水をたっぷり与えます。
乾きすぎには要注意です。
植え付け時は特にたっぷりあげるようにしてください。
また、開花期は水をよく吸い上げるため、通常よりも乾きが早くなります。
開花期の水切れに注意してくださいね。
肥料
ラナンキュラスラックスは、元肥と追肥に緩効性肥料を与えます。
基本的にはこれでOKですが、花が咲いている時期は肥料を欲するため、足りなければ、水で薄めた液体肥料を足します。
なかなか大きくならない、葉の色が悪いという場合は、肥料を足してください。
\元肥におすすめ/
\追肥におすすめ/
夏越し
ラナンキュラスラックスは、水はけが悪いところで育てると、夏に溶けて消えてしまう恐れがあります。
夏場の水はけには気をつけてください。
夏の間、ラナンキュラスラックスの葉は枯れています。
元気であれば、秋に再び葉が出てきますよ!
ラナンキュラスラックスの芽が出ない場合は、以下の記事を参考にしてください。
冬越し
ラナンキュラスラックスは、比較的耐寒性のある植物です。
寒冷地で育てる場合は、
- 軒下に移動する
- トンネルを作る
- 雪囲いをする
など、冬越し対策が必要になります。
病害虫
ラナンキュラスラックスは、アブラムシ・ハモグリバエ・うどん粉病に注意が必要です。
アブラムシ対策
ラナンキュラスラックスは、蕾の時期にアブラムシが発生しやすくなります。
アブラムシを見つけ次第、市販の殺虫剤などで駆除しましょう。
アブラムシには、ベニカXネクストスプレーがとてもよく効きます。
ハモグリバエ
ラナンキュラスラックスの葉の中に、ハモグリバエが入ることがあります。
ハモグリバエは、葉の中に潜って、絵を描くように食害することから、「エカキムシ」とも呼ばれます。
葉の上に白い線があったら、葉の上から虫を潰しましょう。
ハモグリバエの食害があまりにもひどい時は、葉を取り除いてください。
うどん粉病
ラナンキュラスラックスは、うどん粉病になることがあります。
うどん粉病は、風通しをよくして乾燥させないことで、ある程度防ぐことができます。
あまりにもひどい場合は、葉を取り除いてくださいね。
ベニカXネクストスプレーは、うどん粉病にも効果を発揮します。
1本常備しておくととても便利です。
ラナンキュラスラックスの増やし方
ラナンキュラスは球根で増やすことができます。
分球は、芽が出た時(秋)に行うのをおすすめします。
ちなみにラナンキュラスラックスに種はできません。
ラナンキュラスラックスの株分けのやり方は以下の記事で詳しく解説しています。
ラナンキュラスラックスの育て方で注意すること
ラナンキュラスラックスはとても育てやすい植物なので、放置でも大丈夫ですが、以下の点に注意すると花がたくさん咲きます。
- 水はけの良いところで管理する
- 北風の当たらないところで管理する
ラナンキュラスは植えっぱなしでも毎年咲くのかを検証しています!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
ラナンキュラスラックスの育て方についてご紹介しました。
ラナンキュラスラックスにハマる人が続出で、人気品種はすぐに売り切れるほど!
貝細工のような花びらは、本当に美しいです。
とても育てやすい植物なので、ガーデニング初心者さんにもおすすめです。
ぜひ皆さんもラナンキュラスラックスを育ててみてくださいね。
パッとわかる!ラナンキュラスラックスの育て方
入手方法 | 苗を購入する | |
---|---|---|
土 | 地植え | 元々の土+腐葉土+堆肥(基本の土づくりでOK) |
鉢植え | 市販の培養土 | |
植え付け | 地植えでも鉢植えでも育てられる 鉢植えは3年ごと、地植えは5年ごとに植え替えると良い | |
水やり | 表面の土が乾いたらたっぷりとあげる。乾燥しすぎに注意! | |
肥料 | 地植え | 元肥・追肥(緩効性肥料) 花の時期は液肥を追加しても良い |
鉢植え | 元肥・追肥(緩効性肥料) 花の時期は液肥を追加しても良い |
通常のラナンキュラスの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。