この記事では、庭や鉢植えでの球根の植え方についてまとめています。
- 球根の選び方
- 球根の植え付け時期
- 球根の植える向きや深さ
球根の選び方
球根は、植物が育つための養分を貯蔵しています。
球根を正しく選ぶことで今後の生育が変わってきます。
球根は以下のポイントに注意して選びましょう。
- 大きくて張りがあるもの
- 傷や皮の剥がれがないもの
- 腐りがないもの
- 発根部分がきれいなもの
皮がシワシワになっているものは、古い球根の場合があります。
状態のよくない球根を選んでしまうと、最悪発芽しないことも…。
失敗を避けるためにも、球根はしっかり選びましょう。
球根の植え付け時期はいつまで?
春植え球根 | 3月〜4月 |
秋植え球根 | 10月〜11月 |
球根はいつまでに植え付ける?
11月末から12月ごろに、秋植え球根が値引きされていることがあります。
種類によっては、遅くまで植え付けられるものもあるので、安く手に入ったらぜひ植えてみてくださいね。
- チューリップ…遅くとも年内。霜が降りる前がベスト。
- スイセン…遅いのはダメ。10月〜11月ごろに。
- ムスカリ…遅めでもOK。
- ラナンキュラス…遅めでもOK。
- アネモネ…遅めでもOK。
球根を植え付けるまでは、涼しくて風通しのよいところに置いてくださいね。
くれぐれも直射日光に当てないように!
また、ジメジメしたところに置くと、カビが生える原因になります。
球根の植え方!深さや間隔、向きを図解
球根の植え方を図解します。
球根の植え方(庭植え編)
球根を植え付ける場所が決まったら、球根の5個分の深さくらいまで掘ります。
「球根」と一口に言っても、植物によって大きさも形もさまざまです。
「この植物の球根は◯cmの深さに植える」とか覚えられないんだよね…。
覚えなくても大丈夫!
通常の場合、球根はこのような深さと間隔で植えます。
深さ | 球根3つ分の深さに植える |
間隔 | 球根3つ分をあける |
チューリップやムスカリなど、密植して楽しみたい球根は、間隔を狭めます。
深さ | 球根3つ分の深さに植える |
間隔 | 球根1つ分をあける |
以下の写真は実際にチューリップの球根を植えてみたところです。
チューリップは、球根の平らな部分の向きを揃えると、花が咲き揃いますよ!
球根を並び終えたら、土をかけます。
球根植え付け後の水やり
球根を植え付けたあとは、たっぷり水をあげます。
その後は特に水やりせず、自然の雨に任せれば大丈夫。
水をやりすぎてしまうと、腐ってしまって発芽しない場合も。
水のやりすぎには注意しましょう。