ガーデニングをしていると、いろいろな植物がありすぎてどれを植えていいいのか悩みますよね…。
数ある植物の中で、宿根草は植えておけば何年も繰り返し咲いてくれるものが多く、ガーデニング好きの方はもちろん初心者の方にもおすすめです。
私はかつては数々の植物を枯らしてきました…。
そんなずぼらな私でも育てられた植えてよかった宿根草を厳選して10種類紹介します。
お庭に植えるときの参考になれば嬉しいです。
植えてよかった宿根草10選
植えてよかった宿根草を厳選して紹介します。
宿根草とは、花が咲き終わっても枯れずに、翌年の活動期に再び花を咲かせる植物を言います。
毎年同じ場所で同じ花が咲くので、植え替える手間は省かれますが、地植えの場合は植え付ける前に品種や場所をよく考える必要があります。
一方、一年草は、種をまいてから花が咲いて枯れるまでが、1年という短いサイクルなので、色が鮮やかで形が豊富な品種を、手軽に花壇や寄せ植えに取り入れることができます。
なお、宿根草は、厳密にいうと一度地上部が枯れて落葉する植物を指すようですが、今回は、常緑タイプのものも宿根草としてご紹介します。
クリスマスローズ
クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に、うつむき加減に咲く姿が控えめで素敵な宿根草です。
シックな色合いの花が多いクリスマスローズですが、最近は鮮やかな色のものも出てきています。
クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。
明るめの日陰、半日陰を好む常緑の植物です。
草丈 | 30cm〜60cm程度 |
開花期 | 1月〜4月ごろ |
冬の様子 | 常緑 |
クリスマスローズの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ベロニカ・オックスフォードブルー
ベロニカ・オックスフォードブルーの育て方は、こちらで詳しく解説しています。
ヒューケラ
ヒューケラは、葉色が、赤、シルバー、オレンジ、緑、黄緑、黄、紫、黒や斑入りなど変化に富んだカラーリーフです。
ヒューケラは鮮やかな色合いをしているものが多いので、花がない場所を彩るのにに重宝しますよ!
色以外にも葉の形も魅力的なので、ぜひ花壇に植えてほしい植物。
木陰から半日陰を好み、耐寒性のある常緑の植物です。
花は、すっと立ち上がった花茎から釣鐘型の可愛い小花を群れるように咲かせます。
草丈 | 20~50cm程度 |
開花期 | 5~7月頃 |
冬の様子 | 常緑 |
キャットミント
オステオスペルマム
オステオスペルマムは、マーガレットに似たかわいい花を、春と秋に咲かせる宿根草です。
花壇に植えておくと、ナチュラルな雰囲気を出すことができます。
耐寒性はありますが、高温多湿が苦手なので、真夏は半日陰で管理した方が無難です。
春の花後に切り戻して夏場に株を休ませると、秋に再び花が返り咲き、見事な株になりますよ。
オステオスペルマムは、常緑のまま冬を越します。
草丈 | 20~80cm程度 |
開花期 | 1~5月・9~11月 |
冬の様子 | 常緑 |
ホスタ(ギボウシ)
ホスタは、葉の模様や色がとくに美しく、艶があるものや斑入りのカラーリーフなど、暗くなりがちな日陰のガーデンにおすすめの宿根草です。
ギボウシとも呼ばれます。
夏には薄紫色の涼しげな花が立ち上がり、葉も花も楽しむことができます。
明るい日陰、または午後は日陰になる場所で管理してくださいね。
冬は落葉して地上部がなくなります。
草丈 | 15~30cm程度 |
開花期 | 7~8月頃 |
冬の様子 | 地上部が枯れる |
エキナセア
エキナセアは夏の暑い時期でも長く咲いてくれて、とても丈夫な宿根草です。
花の中心部分が松かさのように膨らんでくるのが特徴です。
草丈が低くコンパクトな品種も増えて、夏に咲く宿根草の中でも花色や花形のバラエティに富んだ品種が増えています。
日当たりと風通しのよい場所で管理してくださいね!
夏の間長く咲いて花壇を彩ったあと、落葉して冬を越します。
草丈 | 50~100cm程度 |
開花期 | 6~8月頃 |
冬の様子 | 地上部が枯れる |
ルドベキア
ルドベキア・タカオは、夏から秋にひまわりのような花を咲かせます。
たくさんの花を咲かせて、あたり一面が黄色に。
放任していても問題なく育ち、毎年花を咲かせてくれるので、ガーデニング初心者にもおすすめの宿根草です。
こぼれ種でもよく増えます。
草丈 | 60~120cm程度 |
開花期 | 7月〜10月頃 |
冬の様子 | 地上部に少し葉が残る |
カラミンサ
カラミンサは、宿根草の中でも特に長期間、白い小花を楽しませてくれるので、他の花との組み合わせに重宝します。
シソ科の植物で、初夏から秋まで可愛い小花を咲かせ、落葉して冬を越します。
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
草丈 | 15~50cm 程度 |
開花期 | 5~11月頃 |
冬の様子 | 地上部が枯れる |
カラミンサの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
カレックス
カレックスは、風になびく細い葉のラインやその美しい葉色から、カラーリーフプランツとして親しまれています。
名前の通り枯れたように見える個性的な宿根草。
枯れたような色合いの他にも、緑葉や光沢のある銅葉、黄緑色の葉、斑入りなどバリエーション豊かです。
日射や暑さにも強く、日陰にも耐えて、とても丈夫です。
ブラシのような花を咲かせますが、鑑賞向きではありません。
カレックスは、花よりも葉を楽しむ植物です。
草丈 | 20~120cm 程度 |
開花期 | 4~6月 |
冬の様子 | 常緑 |
カレックスの育て方は、こちらの記事で解説しています。
まとめ
宿根草の中でも特に植えてよかったと感じたものを厳選して紹介しました!
毎年繰り返し咲いてくれて、とても強いので、ずぼら管理でも大丈夫。
手入れのラクなお庭にしたいという方は、ぜひ植えてみてくださいね!
植えてはいけないと言われがちな宿根草は、こちらの記事で紹介しています。