春になると真っ白な花を咲かせるオルレア(オルラヤ)。
種がチクチクしていて触ると痛いですが、毒性はありません。
今のところ、犬や猫が誤って食べて中毒を起こしたケースは特に報告されていません。
オルレアに毒があると勘違いされた理由は、似ている植物のドクゼリのせい。
オルレア(オルラヤ)に毒性はない!
結論から言うと、オルレア(オルラヤ)に毒性はありません。
ですので、お庭に植えてもまったく問題のない植物です。
ただし、オルレアは園芸品種で食用ではないので、食べないでくださいね!
オルレアは、種がチクチクした形をしていて、触ると痛いです。
これは毒性があるからではなく、種を運ぶための工夫なので問題ありません。
花が終わって種ができたオルレアを触るときは、注意してください。
- ガーデニング用の手袋をする
- 長袖を着る
服装に気を付けることで、オルレアのチクチクが肌に触れるのを避けることができます。
オルレアに毒があると勘違いされた理由はドクゼリに似ているから
オルレアに毒性があると勘違いされた理由は、「ドクゼリ」に似ているからです。
ドクゼリは猛毒があるので要注意!
全草に猛毒のポリイン化合物(シクトキシン類)を含有している。
引用元:厚生労働省
オルレアもドクゼリも同じセリ科の植物なので、見た目が少し似ています。
しかし、花びらの大きさなどが違うため、オルレアとドクゼリを間違えることはそんなに多くはないでしょう。
オルレアを犬や猫が食べてしまったらどうする?
調べましたが、オルレアを犬や猫が食べてしまって問題が起きたというケースは見つかりませんでした。
オルレアは毒性がないので、犬や猫が食べてしまっても問題はないでしょう。
その後の様子を見て、異変があるようでしたら、獣医師にご相談ください。
まとめ
オルレアに毒性があると誤解されることがありますが、毒性はありません。
同じセリ科の「ドクゼリ」に見た目が似ていることから、勘違いされただけでした。
犬や猫が誤って食べてしまっても、問題はないですが、心配でしたら獣医師に相談してみてくださいね。
オルレアの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。