シンボルツリーに向いている樹木はたくさんありますが、その中でも私がおすすめしたいのは「オリーブ」です。
オリーブは成長が穏やかなので、小さい庭にも植えることができるのもうれしいです。
この記事では、オリーブをシンボルツリーとしておすすめする5つの理由について解説します。
シンボルツリーをこれから植えたいという人は必見です。
シンボルツリーにオリーブの木がおすすめな理由5つ
オリーブの木がシンボルツリーに向いている理由は、オリーブの木の特徴にあります。
オリーブはどんな木なのかくわしくまとめますね。
この5つの特徴について、さらに詳しく見ていきましょう。
常緑樹である
オリーブは、常緑樹なので、一年中緑の葉をつけています。
オリーブを玄関前やリビング前に植えることで、外からの視界を遮ることができます。
そのため、プライバシーを守る効果が期待できます。
住宅地の中に家がある場合や、人通りの多り通りに面していている場合は、オリーブの木が役立つこと間違いなしです。
フェンスなどの人工物を建てるのもいいですが、オリーブの木を植えるとナチュラルな雰囲気で癒されます。
大きくなりすぎない
オリーブの木は、大きくなりすぎないのも魅力です。
本来は7~8mになるような木ですが、生育が緩やかなので、剪定で高さを抑えることができます。
わが家でも庭で育てていますが、5年目で2m程度です。
高さを1mくらいに抑えたい場合は、鉢植えで育てることもできます。
乾燥や冬の寒さに強い
オリーブの木は元々地中海地方の植物です。そのため、乾燥に強いのが特徴です。
また、寒さにも強くかなり育てやすい植物です。
植物の中には、冬の霜や雪で枯れてしまうものも。
オリーブは、その心配がありません。
ガーデニング初心者の人でも、手間いらずで簡単に育てることができます。
常緑樹だけど、冬に葉っぱがたくさん落ちるのがマイナスポイントです。
とは言え、プラスの面が多いから私はオリーブの木が大好きです。
樹形が美しい
オリーブの葉っぱは細長く、シルバーがかった緑色をしています。
樹形はスッとしていて美しく、おしゃれな雰囲気です。
最近では、花材として用いられることも増えてきました。
シンボルツリーとしてオリーブの木を植えることで、お庭のおしゃれ度がワンランクアップします。
花がつき、果実がなる
オリーブは、5~6月ごろ白い花が咲き、そのあと果実がなります。
常緑樹ですが、花や果実で季節感を味わえるのがうれしいですね。
ただし、オリーブは1本では果実ができません。
果実を見たいのなら、違う品種を複数本植える必要があります。
オリーブの花が咲かない原因と対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
わが家のシンボルツリーであるオリーブの木も紹介
わが家も実際にオリーブを育てています。
娘の誕生の記念樹として役所からいただきました。最初はひょろひょろで、「え?これ?」と思わず言ったほど。枝は2本しかありませんでした。
植えてから少し成長した姿がこちら。
シンボルツリーとは言えないような見た目ですが(笑)、本などにある通り、オリーブはとても育てやすく、植えっぱなしでもスクスク育ってくれています。
娘の成長とともに、オリーブも成長していくので、感慨深いです。
今はすっかり枝の数が増えました。
「シンボルツリー」は、こんな風に「家のシンボル」としてだけではなく、「記念樹」としての意味もあります。
特に、お子さんの誕生記念として植えると、時間の積み重ねを感じることができるのでおすすめですよ。
まとめ|シンボルツリーにぴったりなオリーブの木
オリーブの木はかなり育てやすいので、ガーデニング初心者の人でも育てやすいです。
玄関やリビングの前に植えて、目隠しとしても使うことができるのもうれしいですね。
- 常緑樹である
- 大きくなりすぎない
- 乾燥や冬の寒さに強い
- 樹形が美しい
- 花がつき、果実がなる
オリーブは近年とても人気があるので、どこの園芸店でも取り扱いがあります。
ぜひお庭にオリーブの木を植えてみてくださいね。
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オリーブの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。