ガーデニングで大人気のオリーブ。
お庭のシンボルツリーにしたり、鉢植えにしてお部屋で楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなオリーブは、5月〜6月頃に可愛らしいお花をつけます。
キンモクセイに似た、白くて可愛いお花を楽しみにしている方も多いはず。
その一方で、
待てど暮らせどうちのオリーブは花が咲かない…
と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
今回はオリーブの花が咲かない原因と対処法をご紹介します。
オリーブの花が咲かない原因4つと対処法
オリーブの花が咲かない原因は4つが考えられます。
木が若い
オリーブに花が咲かない原因の1つ目は、木がまだ若いこと。
オリーブは樹齢が若いうちは花が咲きません。
オリーブの花が咲き始める目安
- 大体4〜5年目ぐらいから花が咲くと言われている
- 樹高1mを超すと花が咲きやすい
植えたばかりの方は不安にならずに待ってみてくださいね。
これからオリーブの苗を買う予定の方は、なるべく成長している株を選ぶと良いですよ。
ちなみにわが家のオリーブは4年経っていますが、まだ咲きません…。樹高は1mもないです。
植えたばかり、もしくは樹高1m未満の場合は、成長するのを待ちます。
これから購入予定の方は、成長している株を選ぶと良いです。
剪定の時期が間違っている
オリーブの花が咲かない原因の2つ目は、剪定の時期が間違っていることです。
オリーブの花が咲かなくて困っている方は、剪定の時期も見直してみましょう。
オリーブは気温が15℃程度になる春先に成長が始まり、花芽をつけ始めます。
オリーブは新芽に花芽を付けますので、もし新芽が出ていたら切り落とさないように注意してください。
オリーブの剪定は、まだ寒さが残る2月〜3月に行います。
この時期であれば、オリーブの成長への負担が少なくてすみますよ。
逆に、5月〜10月はオリーブの成長期なので、バッサリと剪定することは避けた方が良いでしょう。
5〜10月にたくさん剪定すると、木に負担がかかり翌年の花付きに影響してしまいます。
どうしても枝が混み合ってしまっている場合は、枯れた枝や伸びてしまった枝など、最低限の部分の剪定だけにしてくださいね。
オリーブの花芽がつくのは、気温が15℃くらいになる春。
新芽に花をつけます。
- 新芽は切らない
- 剪定は冬のうちに
ということに気を付けてくださいね!
寒さに当たっていない
オリーブの花が咲かない原因の3つ目は、寒さにあたっていないことです。
オリーブの原産地は地中海沿岸。
地中海といえば、温暖で陽気なイメージですね。
オリーブは寒さに弱い反面、寒さを感じないと花芽が付かないという特徴も…。
寒さを感じないと、オリーブは冬が来たことに気づかず、花芽の準備ができないのです。
ただし、-10℃以下になる場所に長期間置くと枯れてしまいますので、気をつけてくださいね。
室内で育てている場合は、10℃以下の場所に数日間置いてみる。
外で育てている場合は寒さにあたっているので、咲かない原因は「寒さ」ではありません。
日照が足りない
オリーブの花が咲かない原因の4つ目は、日照が足りないことです。
先程もお話しした通り、オリーブは地中海沿岸が原産。
日当たりと水はけの良い環境が大好きです。
お庭に地植えしている方は、オリーブのある場所の日当たりを確認しましょう。
鉢植えで室内管理をする場合は、よく日のあたる窓辺に置くのがおすすめです。
原産地の環境にできるだけ近づけてあげれば、きっと花を咲かせてくれるはずです。
オリーブは日当たりの良い環境で育てましょう。
オリーブの花や実のよくある質問
まとめ
オリーブの花が咲かない原因と対処法について解説しました。
オリーブの魅力のひとつであるお花。
きれいに咲かせられたらとても嬉しいですよね。
お花が咲かずに悩まれている方は、この記事を参考に生育環境を今一度見直してみてくださいね。
まだ育て始めたばかりの方はお花が咲く日を楽しみに待ちましょう!
皆さんのオリーブが可愛く開花しますように。
オリーブの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。