早春にかわいいモコモコの黄色い花を咲かせるミモザ。
シンボルツリーとして植える人が増えています。
ミモザの剪定で失敗したくないですよね。
このブログでは、ミモザの剪定するやり方について、詳しく図解付きでまとめました!
- ミモザを剪定する時期
- ミモザを切る場所
- ミモザの剪定で失敗しないポイント
ミモザの剪定方法
ミモザの剪定方法を詳しく解説していきますね。
剪定すると、こんないいことがあります。
- 生長が促進されて、新芽が出やすくなる
- 樹形が整う
剪定する時期や位置を事前に確認してくださいね。
ミモザの剪定をする時期はいつ?
ミモザの剪定時期
4月〜6月(花が咲き終わった後)
ミモザの剪定は、花後に行います。
花が開き切ってくると、だんだん茶色く変色してきます。
それが、ミモザの剪定のタイミングです。
ミモザを切り花にしたり、ドライフラワーにしたりして、楽しみたい方は、咲き始めた頃(3月頃)に、必要な量を切ってくださいね。
ミモザは、翌年に咲く花芽が7月ごろにできます。
剪定は、夏前に終わらせておきましょう。
剪定が遅れると、花が咲かない原因にもなります。
ミモザを切る場所はどこ?【図解】
基本
ミモザを切る位置は、
花よりも下、葉の上
です。
ただし、枯れ枝は、問答無用で根元から切ってください。
カイガラムシがしつこくついている枝も切ってしまうと、管理がラクになります。
応用
後は、ミモザの様子によって、切る場所を決めます。
育てているミモザは、どんな様子ですか?当てはまるものを選んでみてくださいね。
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ミモザの樹高を抑えるために主幹を剪定(芯止め)
樹高を抑えたい時は、主幹を切ります。(=芯止め)
主幹を切ることで、植物は上に伸びることを止めます。
- 樹高を抑えることができる
- 幹を太くする
などの効果があります。
上にヒョロヒョロと伸びるタイプにおすすめの剪定方法です。
ミモザの風通しをよくするための剪定(透かし)
ミモザの枝が混み合っている時は、透かし剪定を行います。
- 交差している枝
- 枯れ枝
を探して、風通しを良くしていきます。
どの枝を切るか迷ったら、太い枝を残すと良いです。
ミモザは、風通しが悪いとカイガラムシなどの害虫被害に遭いやすいです。
ミモザの枝数を増やすための剪定(切り戻し)
買ってから年数の浅い若木は、切り戻しをすることで、枝数を増やすことができます。
切り戻しをする場合も、「葉っぱの上で切る」ということを守ってください。
あたたかくなってくると、脇芽がぐんぐん伸びて、枝数が増えてきます。
翌年、花が咲くころにボリューム満点のミモザにすることができます。
ミモザの剪定後の写真
ミモザにボリュームが出るように、枝の切り戻しを行いました。
切ったところから新しい枝が出てきて、枝数が増えますよ!
剪定で樹形をキレイに整えます。
こんもり丸い形になるように意識しました。
剪定から18日後、小さな新芽がぴょこぴょこたくさん出ているのが確認できました。
ミモザの剪定で失敗しないポイント
ミモザを剪定したら枯れてしまった…
という話もよく聞きます。
ミモザの剪定、絶対に失敗したくないですよね。
ミモザの剪定で失敗しないためのポイントをまとめました。
- 夏前に剪定を終わらせる
- 強剪定する時も、必ず葉っぱを残す
ポイント1|夏前に剪定を終わらせる
ミモザの花を来年も咲かせたいなら、夏前に剪定を終わらせるのが超重要です。
ミモザは花芽が7月ごろにできるからです。
花芽ができた後に切ってしまうと、来年花を咲かせなくなります。
夏以降(8月〜)、葉が茂りすぎている場合は、透かす程度に切ってもOKです。
ポイント2|強剪定するときも、葉っぱを残す
ミモザを強剪定(短く切る)する時も、葉っぱは残すようにしてください。
枝だけにしてしまうと、新芽が出なくなる場合があります。
ミモザの剪定、なんとなく分かりましたか?
とは言え…
巨木化したミモザの剪定は、どこを切ったらいいか分かりづらいし、高所での作業が心配になりますよね…。
剪定が不安だったら、思い切ってプロに頼むのが安心です。
ミモザの剪定後はドライフラワーに
ミモザを剪定した後は、ドライフラワーとしても楽しめます。
束ねてスワッグにしたり、リースにしたりすると、とてもかわいいです。
ドライフラワーとして使いたい場合は、ミモザの花が開きかけてきたくらいで剪定するのがポイント。
ポワポワの花とツボミが混じるくらいのバランスにすると、長持ちします。
まとめ|ミモザの剪定を失敗しない方法
ミモザの剪定方法についてまとめました!
切る位置は、花の下・葉の上。
枯れ枝やカイガラムシがついている枝は切ってしまいましょう。
枝ぶりに合わせて、
- 芯止め
- 透かし
- 切り戻し
をして、樹形を整えていきます。
来年も咲かせたいなら、花芽ができる夏前に剪定を済ませてくださいね!