2020年現在販売されている「クラピア」の品種は、「K7」と「K5」です。
どちらも雑草防止効果が高く、優秀なグラウンドカバープランツです。
この記事では、値段や花の違いについて比較しました。
さらに、K7とK5のネットの口コミもまとめました!
雑草防止効果のあるグラウンドカバープランツのクラピアは、品種改良を重ねていて、4種類あります。
S1、S2、K5、K7
※K7が最新の品種です。
2020年現在、販売されているのは、K5とK7の2種類です。
クラピアK7とK5のどちらを買ったらいいんだろう…?
この記事では、クラピアK7とK5の違いを徹底的にまとめました!
ネットの口コミも調べましたので、購入する際の参考にしてくださいね。
クラピアK7とK5の違いを比較
クラピアのK7は2018年に登場した新品種です。
ヒメイワダレソウを改良したS1という品種をさらに改良して作られました。
クラピアK5はS1をベースに、耐寒性・耐病性・耐湿潤性を高めた品種です。
新品種であるクラピアK7はS1の選抜種であり、K5よりもさらに耐病性を高めた品種です。
引用元:出光
現在、クラピアの品種で一般的に販売されているのはK7とK5です。
K7はどんなところが改善されたのか、K5と比較してみました!
詳しく説明していきますね。
値段
ネット通販の販売価格を調べたところ、K7とK5は同じ値段でした。
K7は最新品種ですが、値段が変わらないというのはうれしいですね!
※大量売りしているところがほとんどですが、「日光種苗」さんでなら、単品購入できます。
花の色
K7は白い花、K5は薄ピンクの花が咲きます。
これは、好みによります。
好きな色を選ぶといいですね。
花の数
花の数は、K7・K5ともに少ないとされています。
私はK5を育てていますが、花の数が少ないようには思いません。
それなりに花が咲いて、満開時はお花畑になります。
在来種のヒメイワダレソウよりかは少ないという程度です。
写真で見ると、K5よりもK7の方が花が少ないです。
少ないとどんないいことがあるかというと、以下の3つが挙げられます。
- 花がら(枯れた花)を片付けなくて済む。
- 踏むのをためらわない。(→踏んだ方が密に生える。)
- 芝生のように緑のグラウンドカバーとして楽しめる。
K5は花が咲くとミツバチがたくさんやってきます。
刈り込んで花をなくすことで、解消できます。
小さなお子さんがいるご家庭は、注意が必要です。
花の背丈
K7の方がK5よりも花の背丈が低いです。
K7…約1.8cm
K5…約5.5cm
そのため、花が咲いた時の見た目がさらに美しくなりました。
耐病性
K7は、K5よりも耐病性が高まりました。
私はK5を5年育てましたが、病気が出たことはないです。
ですので、K5もK7も耐病性が高いことには変わりありません。
種別
K7は、在来品種S1の中からいいものを選抜した品種です。
それに対して、K5はイワダレソウとヒメイワダレソウを掛け合わせて品種改良された交雑種です。
作られた過程が違うというだけで、特に気にする必要はないです。
クラピアK7とK5のどちらを買うべき?
クラピアK7とK5のどちらを買うべきかと言うと、花の色の好みで決めてしまって問題ありません。
上の表のとおり、クラピアK7とK5はそこまで大きな違いはありません。
違いは、花の色と花の背丈くらいです。
白い花が好きだったらK7、薄ピンクの花が好きだったらK5ですね。
クラピアK7とK5のネットの口コミまとめ
クラピアK7とK5をお庭に植えている人の口コミを集めました!
実際に植えている人のリアルな感想を紹介しますね。
クラピアK7の口コミ
まずクラピアK7の口コミをまとめました!
- 成長が早い。
- 背丈が低いから刈り込みしなくても大丈夫。
- 花がかわいい。
- 「花があまり咲かない」・「たくさん咲く」という二極化した口コミ。
花はあまり咲かず花がら摘みの手間が少なくていいですね、webでは刈り込みが必要との記載を散見しますが適度に歩いて踏んでおけば背丈は低いままなので刈り込みも不要でした。
もうすっかり地面を覆って綺麗です。
花が結構多いですが、可愛いです。
初めの1週間はしっかり水をあげ、葉がウサギの耳のようにピンとするまで待ちました。そこからは簡単な撒水と雨が降れば、ちょろちょろと茎を伸ばし始めました。始めの1ヶ月は分かりにくいかもしれませんが、日光が強くなってきた5月からはよく伸びました!お花もちらほら咲き可愛らしいです。3ヶ月で直径70cmほどになりました。まだまだ絶賛成長中で、今後が楽しみです。
クラピアK5の口コミ
続いて、クラピアK5の口コミをまとめました!
- 成長が早い。
- K7の方が伸びが早い。
- 花がかわいい。
- 花が少ないはずだが、たくさん咲く。
- ミツバチがやってくる。
手入れがらくです、皆さんの書き込みをみて、購入して、時が経過したので、報告いたします。横に広がるので、芝生みたいに、草刈り機を使う必要もないし、踏んでも上部である。また春先から夏にかけて、白い花が咲くのでよい。 オススメです。
引用元:楽天
カチカチの土でも根を張っていきます。
ちなみに同時期に植えたリッピアは冬に枯れてしまいました。
こんな過酷な場所なのにクラピアすごいです!
引用元:楽天
いまははみ出すほどに埋め尽くしています。踏み固めるときれいにグラウンドカバーしてくれるので、芝のように伸びるたびに刈り取らなくて良いので助かっています。
ただ、花が少ない品種ということで購入しましたが埋め尽くすほどに花が咲いています。他の品種だともっと多いのかな?
引用元:楽天
1.5m×2mの部分にこちらの苗と色違いの苗と計2つ植えました。けちってしまったかとおもいましたが、かなり広がっています。新品種のk7の方が伸びが早いですが、お花の開花はこちらが早く、色も可愛いです。
引用元:楽天
K7とK5に共通している口コミ
クラピアK7とK5に共通している口コミがありました。
それは、「届いた苗がしおれていた」ということです。
クラピアは、ホームセンターでは売っておらず、ネット通販のみでしか買えません。
真夏の移動は植物にはかなり厳しく過酷です。
クラピアを買うなら、春と秋の心地よい陽気の時期をおすすめします。
さいごに|クラピアK7とK5の違いまとめ
クラピアK7はクラピアの最新品種です。
K5は、K7の以前から販売されていた品種です。
ネットの口コミを見てみると、K7もK5も管理がしやすく、雑草防止効果の高いグラウンドカバープランツでした。
主な違いは、花の色や花の背丈です。
K7…白い花、花の背丈が低い
K5…薄ピンクの花、花の背丈がK7よりも高い
好みで選んでみてくださいね。