蝋梅(ロウバイ)の花が咲かないというお悩みをよく聞きます。
せっかく育てているのに花が咲かないととても残念ですよね。
この記事では
- 蝋梅の花が咲くまでの年数
- 蝋梅の花が咲かない原因5つ
- 蝋梅の花を咲かせる方法
- 蝋梅のつぼみがついたのに落ちてしまう理由
について解説しました。
蝋梅の花が咲かなくてお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
蝋梅(ロウバイ)は花が咲くまでに何年かかる?
蝋梅は種から育てると、咲くまでに5、6年かかります。長くて10年くらいかかる場合も。
ただし、苗木を買ってきた場合は、翌年の春に咲かせることができるでしょう。
蝋梅の花が咲かない原因と対処法!
蝋梅の花が咲かない原因で考えられるのは以下の5つです。
日照不足
蝋梅の花が咲かない原因で一番多いのが、日照不足です。
蝋梅は日光が大好きな植物。
花を咲かせるには日光が不可欠です。
十分に日光が当たっていないと、花芽がつかなくなってしまいます。
咲かせるための対処法
蝋梅に十分な日光が当たるようにしてください。
地植えで植え替えられる場合は、日当たりの良い場所に植え直します。
鉢植えの場合は、日当たりの良い場所に移動します。
木が若すぎる
蝋梅の花が咲かない原因の2つ目は、木が若すぎるということです。
小さい苗木を植えたばかりの頃は、花が咲かない場合があります。
咲かせるための対処法
蝋梅の木が大きく成熟するのを待ちます。
剪定の時期ややり方を間違えた
蝋梅の花が咲かない原因の3つ目は、剪定の時期ややり方を間違えたということです。
蝋梅は12月〜2月に花が咲きます。
花が咲く直前に剪定してしまうと、花芽も一緒に切ってしまって花が咲かなくなることに。
咲かせるための対処法
蝋梅は花が終わった3月ごろに剪定するようにしましょう。
冬に剪定する場合は、込み入ったところをすく程度にしておきます。
ロウバイの剪定に困ったら、プロに頼むのが安心です。
根が張れていない
蝋梅の花が咲かない原因の4つ目は、根が張れていないということです。
蝋梅を植えてから数年経っているのに、樹高が大きくならないという場合は、根がうまく張れていない可能性があります。
花を咲かせるためには根を育てることがとても重要です。
植え付け前には腐葉土や堆肥をすき込み、蝋梅がしっかりと根を張れる環境づくりをしていきましょう。
咲かせるための対処法
蝋梅の周りに土壌改良剤をすき込んで、根を張りやすい土づくりをする。
排水性が悪くて根腐れしかけている
蝋梅の花が咲かない原因の5つ目は、排水性が悪くて根腐れしかけているということです。
蝋梅の葉が黄色くなったり、黒い斑点が出る場合は根腐れしている可能性が高いです。
咲かせるための対処法
植え替えできるなら、一度掘り起こして、土壌の水はけを良くする
植え替えできないなら、蝋梅の周りの土に土壌改良剤をすき込み、改善していく。
蝋梅のつぼみが落ちる原因
寒風に当たった
蝋梅につぼみがついたのに、落ちてしまった場合、寒風に当たったことが原因です。
蝋梅は寒さに強い植物ですが、寒風には注意が必要です。
鳥に食べられた
蝋梅のつぼみがついたのに、なくなってしまった場合は、鳥害が原因です。
蝋梅が咲く冬は、鳥の食料があまりないため、ヒヨドリなどの鳥に蝋梅のつぼみが根こそぎ食べられてしまうということが起こります。
ヒヨドリが大群で来る場合は、防鳥ネットを張るなどの対策をすることがおすすめです。
まとめ
蝋梅が咲かない原因と対処法について解説しました。
当てはまる原因を探してみてくださいね!
無事に蝋梅の花が咲いてくれますように