ガーベラは多年草で毎年咲いてくれる花です。
でも、せっかくガーベラを育てているのに、花が咲かない…というお悩みをよく聞きます。
この記事では、ガーベラが葉っぱばかりで花が咲かない原因と咲かせるための対処法について詳しく解説しました。
ガーベラの開花時期
ガーベラは四季咲き性で、春(4月〜6月)と秋(9月〜11月)に咲きます。
真夏は暑すぎて咲かないことが多いです。
ガーベラが春と秋に咲かない場合は、以下の原因と対処法を参考にしてくださいね。
ガーベラが葉っぱばかりで花が咲かない原因と咲かせるための対処法
ガーベラが葉っぱばかりで花が咲かない原因として考えられるのは、以下の4つです。
日照不足
ガーベラが葉っぱばかりで花が咲かない原因と咲かせるための対処法で一番考えられるのは、日照不足です。
日当たりが悪いところで育てると、葉ばかりが茂って花が咲かなくなってしまいます。
ガーベラの花を咲かせるためには、日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
室内で育てると、窓辺でも日照が足りないことがあります。
ただし、真夏の強い直射日光に当ててしまうと、葉焼けしてしまいます。
真夏の直射日光には当てないようにしてください。
肥料のバランスが悪い(窒素過多)
ガーベラが葉ばかりで花が咲かない原因として考えられるのは、肥料のバランスが悪くて窒素過多になっているということです。
葉ばかり茂って花が咲かない場合、与える肥料を見直してみましょう。
肥料には、窒素・リン酸・カリの成分がはいっています。
肥料の成分はそれぞれ、以下の関連性があります。
- 窒素=葉
- リン酸=花・実
- カリ=根
窒素が多すぎると、葉ばかりが茂ってしまうんですね。
ガーベラの葉が茂っているのに花が咲かない場合は、リン酸が多めの肥料を与えましょう。
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花芽に水がかかって腐っている
ガーベラが葉ばかりで花が咲かない原因の3つ目は、花芽に水がかかって腐っているということです。
ガーベラは株の中央部分から芽が出てきます。
雨や水やりで、花芽が出る部分に水が溜まってしまうと、花芽が腐りやすいです。
ガーベラの花を咲かせるためには、花芽を腐らせないようにするのがポイント。
ガーベラを深植えしてしまった場合は、浅く植え直すか、周りの土を削りましょう。
水やりをするときは、葉の上にかけず、株元にあげるようにすると、腐りづらくなります。
雨が続く場合は、軒下などに移動してください。
水のやりすぎ
ガーベラが葉ばかりで花が咲かない原因の4つ目は、水のやりすぎです。
ガーベラはどちらかというと乾燥ぎみを好む植物。
水やりをしすぎると、花がうまく咲かないことがあります。
ガーベラの花を咲かせるためには、水やりをしすぎないようにしましょう。
土が乾いてからたっぷりあげるのが基本です。
地植えの場合は、根ついた後は水やりしなくても問題ありません。
葉っぱばかりのガーベラの葉を間引く方法
ガーベが葉っぱばかりになってしまった場合、葉を間引くことで花をたくさん咲かせることができます。
ガーベラの葉を間引く理由
間引くことで、
- 元気な葉や花芽に日光が当たり、より生育する
- 蒸れにくくなり、病害虫を防げる
などの効果があります。
ガーベラの葉を間引くタイミング
ガーベラの葉を間引くタイミングは以下の通り。
- 葉が混み合ってきたとき
- 下葉が黄色くなってきた時
- 葉ばかり茂って、花が咲かなくなってきた時
このような状況になったら、ガーベラの葉を間引いてみてください。
ガーベラの葉を間引く方法
ガーベラの葉の間引きは、葉の付け根を指でつまんでちぎり取るだけです。
ガーベラの葉を間引く順番
- 黄色くなった下葉を取る
- 重なっている葉を取る
ガーベラの花芽は株の中央から出てきますので、株の中央に日光が当たるようにするのがポイントです。
まとめ
ガーベラが葉っぱばかりで花が咲かない原因と対処法についてまとめました。
ガーベラは日光が大好きな植物なので、日当たりの良いところで育てれば、咲いてくれることが多いです。
日当たりの良いところで管理しても咲かない場合は、肥料・水やりなどを見直してみましょう。
葉を間引くことも効果的です。
ガーベラの花が無事に咲いてくれますように。
ガーベラの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。