2月は暦の上では春になりますが、まだまだ寒い時期。
ガーデニング作業は、バラの誘因剪定などの冬の作業にラストスパートをかけます。
また、寒いうちに草取りを行っておくと、春のお庭管理がグッとらくになりますよ！
この記事では、2月にやっておきたい庭作業を初心者の方にもわかりやすく解説します。
※この記事で紹介している作業は、中間地・暖地を想定しています。
毎月のガーデニング作業は、私の著書『枯らしまくっていた私がたどり着いた！ずぼらガーデニング（KADOKAWA）』でも紹介しています！
本は、手元に置いて作業を確認したい時に便利です。お手に取っていただけると嬉しいです。
ポチップ
運営者
みゆき
みゆ庭編集部
ガーデニングコーディネーター
元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように！
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪
- Instagramフォロワー9.3万人のお花の専門家
- 著書「ずぼらガーデニング」
2月の庭仕事1｜一年草の花がら摘み
パンジー・ビオラなどの一年草の花がら摘みは、2月も継続して行います。
花がらと種はこまめに切り取るようにしましょう。
みゆき花がら摘みを行うことで、春まで長く咲かせることができます。
花がら摘みのついでに、枯れた葉もとっておくと良いですね！
2月の庭仕事2｜草取り
2月中に草取りをやっておくと、春のお庭管理がグッとラクになります。
2月は草が小さくて抜きやすいです。
できる時に少しずつでも構いませんので、草取りをしておくことをおすすめします。
2月の庭仕事3｜バラの誘引・剪定ラストスパート
2月はバラの冬の作業のラストスパート。
つるバラ（ランブラー・クライマー・シュラブ）は、2月半ばくらいになると、新芽が動き出します。
2月上旬くらいまでには、つるバラの誘引・剪定作業を終えておきましょう。
こちらの記事に、つるバラの誘引・剪定のやり方をくわしく書いています。
自立できるバラ（シュラブ・ブッシュ）は、2月中に剪定を終えるようにします。
冬のバラ剪定のやり方は、こちらの記事に詳しく載せています。
2月の庭仕事4｜寒肥やり
冬に与える「寒肥（かんごえ）」は、2月上旬くらいまでに済ませておきたいです。
「寒肥」とは、寒い冬に果樹や花木にやる有機肥料のこと。
寒肥をやることで、寒さに強い株を作れたり、春の芽吹きを力強くしたりする効果があります。
木から約20cm離れたところに穴を掘り、寒肥を入れていきます。
もし穴が掘りづらかったり、時間が取れなかったりしたら、土の上に寒肥をまいて土と馴染ませるだけでもOKです。
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「ローズスクリュー」という地面に穴を掘る道具を持っていると、寒肥を入れる作業が効率よくできます。
みゆき私も「ローズスクリュー」を使っていて、すごく重宝していますよ！
ポチップ
寒肥のやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
2月の庭仕事5｜DIY
2月もまだ植物が枯れ込んでいるので、DIYをするのにぴったりです。
植物が枯れている冬は、植物が邪魔をしないので、普段手の届かないところまで手が届きやすいからです。
春が来る前に、お庭全体を整えておきたいですね。
2月に購入できる植物
2月は寒くて植物を買うのをためらう方もいるかもしれませんが、可愛い植物がたくさん出回る時期です！
人気のものはすぐに売り切れてしまう場合もありますので、気になったらお早めに購入してくださいね。
ラナンキュラスラックス
2月のガーデニングの植物の中でイチオシなのが、ラナンキュラスラックスです。
ガーデニング好きの人の中で人気が急上昇しているラナンキュラスラックス。
まるで貝細工のように光沢感のある花びらと、植えっぱなしでも毎年咲いてくれる育てやすさが魅力です。
人気すぎて、すぐに売り切れてしまう品種も。
ネット通販だと在庫状況がすぐに見えて確実に手に入りますよ！
購入できる店舗はこちらの記事に載せています。
クリスマスローズ
2月はクリスマスローズがたくさん出回ります。
クリスマスローズは花が変わることがあるため、実際に花の様子を見られる開花株を購入するのがおすすめ。
クリスマスローズは品種改良が進み、花の色も形も豊富になってきました。
うつむいて咲くのが特徴ですが、最近では正面を向いて咲く品種もあります。
花かんざし
花かんざしは、寒さにも強く育てやすいのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
花かんざしは色合いが可愛いのも魅力的！つぼみが赤く、花は白、中央のしべは黄色です。
ドライフラワーにもできるので、長く楽しむことができますよ！
プリムラ
プリムラも2月にたくさん出回ります。
プリムラにはさまざまな種類があり、選ぶのがとても楽しいです。
華やかなので、花壇や寄せ植えの主役にもぴったり。
最近は、バラ咲きのものもありますよ！
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マラコイデス系のプリムラは、茎がスッと立ち上がります。
背丈があるので、寂しい冬枯れのお庭を彩るのにぴったりです。
芽出し球根
1月から2月にかけて、芽出し球根がたくさん出回ります。
芽出し球根は、すでに根が張って芽が出ている状態なので、失敗が少ないです。
芽出し球根の育て方はいろいろ！お好みの方法で育てることができます。
- 鉢植えで育てる
- 地植えで育てる
- 土を落として水耕栽培にする
秋に球根を買いそびれてしまった人は、ぜひこの機会に買ってみてください。
まとめ
2月のガーデニング作業についてまとめました。
2月はものすごく寒いですが、たまに春っぽい日が出てきますよね！
園芸店も段々と植物の種類が増えてきます。
無理しない程度にガーデニングを楽しみましょう♪
春はもうすぐです。
