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ドウダンツツジの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

ドウダンツツジの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

パッとわかる!ドウダンツツジの育て方

  • 酸性の土を好むので、土選びや土づくりが必要
  • 水やりはこまめに。一度乾燥してしまったら復活できない!
  • 自然な樹形を楽しむなら好みの形で剪定OK!

ドウダンツツジといえば、枝ものインテリアに大変人気で、風通しのよい雰囲気を作ってくれます。

実は、ご家庭のベランダでもお庭でもドウダンツツジを植えて楽しむことができます!

この記事では、ドウダンツツジの育て方と管理のコツをご紹介します。

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

ドウダンツツジの詳細情報

ドウダンツツジの育て方
ドウダンツツジ
植物名ドウダンツツジ
学名Enkianthus perulatus
英名Japanese enkianthus
科名ツツジ科
属名ドウダンツツジ属
園芸分類庭木・花木
形態低木
樹高1~2m
原産地日本、台湾
開花期4~5月頃
花色白、赤
耐寒性強い
耐暑性強い

ドウダンツツジは、日本や台湾が原産の花木です。

ドウダンツツジは枝数がよく増えるため、生垣として用いられることが多いです。

自然樹形でも問題なく育ちます。

ドウダンツツジの花
ドウダンツツジの花
ドウダンツツジの葉
ドウダンツツジの紅葉

お花はベル型の白いお花を春に咲かせ、秋に近づくと緑から紅葉する姿が美しいです。

冬には落葉します。

ドウダンツツジの育て方
ドウダンツツジの葉

ドウダンツツジの葉はひし形で上の画像のような形をしています。

とても爽やかな印象で、枝物としてもよく流通しています。

ドウダンツツジは、日当たりがよい場所で酸性の土に植えると、元気に育てることができます。

ドウダンツツジは、日当たりがよければ花つきがよくなりますが、真夏の日差しにダメージを受けやすいです。

ドウダンツツジが極端に乾燥すると、どんなに水やりをしても復活できません。

こまめな水やりやマルチングなど乾燥させないように管理するのもポイントです。

ドウダンツツジは生長旺盛なので、樹形を楽しみたい人はいつ剪定してもOKです。

花を楽しみたいなら、剪定は5~6月にするようにしましょう!

ドウダンツツジの枝を長持ちさせる方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

ドウダンツツジの育て方|購入から植え付けまで

ドウダンツツジの育て方

↓タップで読みたいところに飛べます。

入手方法と販売時期

ドウダンツツジの苗木は、園芸店やネット通販で購入できます。

多くの場合は、5月から初夏あたりに出回るようになります。

背の高いサイズもあれば、3号ポットのサイズもあります。

植えたい場所やお気に入りの鉢に合わせて、好みの大きさを選ぶことができます。

用土

ドウダンツツジは、酸性の土を好みます。

ドウダンツツジは、鉢植えも地植えも育てられるので土は酸性であればOKです。

市販の培養土を用意するなら、ブルーベリー用の培養土やツツジ用の培養土がよいです。

お庭の土を使うなら、ピートモス: 腐葉土= 3 : 2をすき込んで酸性の土にします。

植え付け・植え替え

ドウダンツツジの植え付けタイミングは、10~12月または3月です。

細かい根が浅く広く張る性質があるので、苗のサイズより一回り大きく掘って浅く植え付けます。

鉢植えの場合、根が詰まってくるので2年1回ほど、3月に植え替えが必要です。

ドウダンツツジをこれ以上大きくしたくないときは、不要な根を切り取って同じ鉢に植えます。

もう少し大きくしたい場合は、2回り大きな鉢に植え替えてあげます。

日当たり・置き場所

ドウダンツツジは、日当たりと水はけのよい場所を好みます。

日当たりがよいほど、花つきがよく紅葉も美しくなります。

ドウダンツツジは、細い根が浅く張るためとても乾燥しやすいので、真夏の乾燥には気を付けます。

鉢植えなら、真夏の日差しを避けて半日陰に移動させてあげるとよいでしょう。

地植えならこまめな水やりも必要ですが、株元にバークチップやわらを敷いておくと保湿効果があります。

ドウダンツツジの育て方|日々のお世話

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水やり

ドウダンツツジは、かなり乾燥してしまうと葉の先がちりちりと丸まってしまいます。

この状態になってしまうと、どんなに水やりをしても復活できません

鉢植え、地植えともに乾燥させないように注意しながら、日頃からたっぷりと水やりをします。

肥料

鉢植え、地植えともに年2回肥料を施します。

1回目は、お花が咲き終わる5月ごろに緩効性化成肥料を施します。

木は、たくさんのお花を咲かせるためにエネルギーをたっぷりと使います。

開花後は、木が疲れてくるので体力をチャージさせる目的で肥料を与えます。

これを、お礼肥(おれいごえ)といいます。

2回目は、休眠期の2~3月ごろに緩効性化成肥料を施します。

春の芽出しに備えてエネルギーを蓄える目的で肥料を与えます。

これを、寒肥(かんごえ)といいます。

剪定・切り戻し

ドウダンツツジの剪定(生垣)
生垣のドウダンツツジ

ドウダンツツジは旺盛に枝葉を伸ばすので、樹形を楽しみたい方はいつ切ってもOKです。

花を楽しみたい方は、7月に花芽が作られるので切らないようにして、翌年の花後5~6月に剪定します。

ドウダンツツジは生垣として真っ直ぐにしたり、丸くしたりして刈り込むこともできます。

もちろん自然樹形でも楽しむことができますよ!

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夏越し

ドウダンツツジの夏越しには特にありません。

注意するとならば、土が乾燥させないように管理することです。

冬越し

特に冬越の作業はありません。

秋に近づくと緑から紅葉に変わり、冬には落葉します。

その姿が美しいので、季節の変わり目を楽しむことができます!

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

夏の乾燥が続くと、ハダニがつくことがあります。

普段から水やりをしっかり行えばハダニの予防になります。

もし見つけたら、市販のスプレーで吹き飛ばせばOKです!

ドウダンツツジの増やし方

ドウダンツツジは、挿し木で増やします。

挿し木のタイミングは、剪定適期の5~6月がよいです。

枝2~3節ほど切って下2節の葉を落として、カットした部分を水にしっかり浸けます。

吸水させた枝を、挿し木用の土に挿して育てます。

水を切らさないように管理して、新芽が出たら根がしっかり土に張った証です!

ドウダンツツジの育て方でよくある質問

ドウダンツツジの花が咲きません。原因はなんですか?

ドウダンツツジの花が咲かない原因は、以下のことが考えられます。

  • 剪定時期が遅かった
  • 日照不足
  • 水やりが足りない
  • 肥料不足

ドウダンツツジの花が咲かない原因と対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

ドウダンツツジは、枝ものインテリアにしてもガーデニングにしても上品な姿を見せてくれます。

低木というと大きくなるものですが、不要な根をカットすれば大きさを抑えることができます。

同じ鉢で管理して、いつでもベランダでドウダンツツジを眺めることができます。

ぜひ、ドウダンツツジを好きな形に育ててみてくださいね!

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