夏の暑さにぴったりな花・ひまわり。
実は「ひまわりを庭に植えてはいけない」という人もいます。
その理由は縁起が悪いから。
「ひまわりを植えてはいけない」というのは迷信なので、実際のところ問題ありません。
この記事では、ひまわりを植えてはいけないと言われる理由について解説しました。
「ひまわりを庭に植えてはいけない」と言われる本当の理由
実際にひまわりを育ててみてわかった、「ひまわりを庭に植えてはいけない」と言われる本当の理由は、枯れた後の片付けが大変だからです。
ひまわりは一年草なので、秋頃に枯れてしまいます。
最終的に人の身長を超すほどの高さになる品種もあります。茎の直径は、5cmほどになることも!!
しかも、ひまわりの茎はチクチクしているし、根張りもすごいので、枯れた後に抜いて片付けるのがかなり大変になります。
ひまわりの花はとても可愛いくて育てたいのですが、後始末のことを考えると植えるのをためらってしまうほど。
ひまわりはお庭に育てても問題のない植物ですが、植えるならあまり背丈の大きくならない品種を強くおすすめします。
「ひまわりを庭に植えてはいけない」と言われる理由は迷信も多い
「ひまわりを庭に植えてはいけない」と言われる理由は、迷信もかなり多いです。
火回り(火事)を連想させるから
ひまわりを庭に植えてはいけないと言われる理由の1つ目は、火回り(火事)を連想させるからです。
「ひまわり」に「火回り」を当て字にして、「火事が起こる」という迷信が生まれました。
これは俗信について書かれた以下の本に載っています。
・『日本俗信事典』動・植物編 p495~496 ・・・秋田県や徳島県三好郡などの言い伝えが載っている。
引用元:レファレンス共同データベース
・『うわさと俗信』 p221 ・・・奈良県の一部の言い伝えが載っている。
他の俗信の本には記載がないため、地域限定での言い伝えである可能性が高そうです。
打首を連想させるから
ひまわりを庭に植えてはいけないと言われる理由の2つ目は、打首を連想させるからです。
咲き終わったひまわりの花は、種がぎっしりとついて重くなり、頭を下げたようになります。
この姿が昔の打首を連想させるため、庭には植えてはいけないと言われるようになりました。
花言葉が不吉だから
ひまわりを植えてはいけないと言われる理由の3つ目は、花言葉が不吉だからです。
ひまわりの花言葉は数多くありますが、中にはちょっと怖いものも。
大きなひまわりの花言葉は、「偽りの愛」「偽りの金持ち」です。
ひまわりの花言葉の中には、良いものもたくさんあるので、あまり気にしなくて良いかと思います。
「ひまわりは縁起が悪い」は迷信!風水では良い意味も
「ひまわりを庭に植えてはいけない」というのは、どれも迷信。気にしなくて大丈夫でしょう。
私も庭でひまわりを育てたことがありますが、何も起こりませんでした。
風水ではひまわりはむしろ良い意味でとらえられます。
陽のエネルギーを持っている
ひまわりが風水的に良い意味を持っていると言われる理由は、陽のエネルギーを持っていると考えられているからです。
太陽の方を向いて咲くひまわりの花は、太陽のエネルギーを受けているとされています。
花の形もまるで太陽のよう。
太陽は世界各国で、神様と考えられてきました。
そのため、ひまわりは縁起の良い花と考えられています。
縁起の良い色をしている
ひまわりが風水的に良い意味を持っていると言われる理由の2つ目は、縁起の良い色をしているからです。
風水では、黄色は運気を上げてくれる縁起の良い色です。
金運はもちろん、恋愛運や健康運も上げてくれるんだとか。
ひまわりの色は見ているだけでも元気になりますよね!
花言葉が良い
ひまわりが風水的に良い意味を持っていると言われる理由の3つ目は、花言葉が良いからです。
ひまわりの花言葉は、「憧れ」「私はあなただけを見つめる」など。
太陽にちなんだものが多いです。
ひまわりの花言葉は良いものも怖いものもあるので、あまり気にしすぎないのが一番だと思います。
まとめ
ひまわりを庭に植えてはいけないと言われる理由について解説しました。
どれも迷信ばかりなので、あまり気にしすぎなくて大丈夫!
風水ではむしろ良い意味もありました。
夏にぴったりなひまわり。ぜひお庭で育ててみてくださいね。