白くて可愛い花を咲かせるグランドカバーのプラティア。
「プラティアを植えてはいけない」と言われることがありますが、プラティアはお庭に植えても問題のない植物です。
プラティアを植えてはいけないと言われるのは、枯れやすいことが原因です。
この記事では、プラティアを植えてはいけないと言われる理由や上手に管理するコツについて解説しました。
プラティアを植えてはいけないと言われる理由
プラティアは植えても大丈夫な植物ですが、少し注意が必要な植物であることは確か。
プラティアを植えてはいけないと言われる理由は、以下の3つです。
蒸れて枯れやすい
プラティアを植えてはいけないと言われる理由の1つは、蒸れて枯れやすいということです。
プラティアは加湿に弱い植物。
密に生えてくると、蒸れて枯れ込む場合があります。
梅雨〜夏にかけて注意して見ていく必要があります。
踏圧に弱い
プラティアを植えてはいけないと言われる理由の2つ目は、他のグランドカバーに比べて踏圧に弱いということです。
プラティアは他のグランドカバーに比べて、葉が柔らかく踏まれ続けると弱りやすくなります。
また、踏まれることにより地面が固くなってしまい、プラティアが根を張りづらくなってしまうのです。
プラティアを育てるなら、しっかりと根を張らせることが重要です。
寒さに弱い
プラティアを植えてはいけないと言われる理由の3つ目は、寒さに弱いということです。
プラティアの耐寒温度は-3度前後。
暖かい地域でなら、屋外で冬越しすることができますが、寒冷地では冬越しが難しいです。
中間地では、寒波で突然枯れ込むことも想定されます。
確実に冬越しさせたいなら、防寒対策が必要な植物です。
プラティアを実際に植えてみた感想
私は「プラティア アングラータ」を庭に植えて育てたことがあります。
他のグランドカバーと違って、プラティアは増殖しすぎて困るということはありません。
爆発的に増えないので、とても扱いやすいグランドカバーでした。
白い花もとても可愛く、「プラティアを植えてよかった!」と思っていました。
しかし、2、3年育てているうちに、だんだんと弱り枯れてしまいました…。
また植えても枯れそうで、もう一度植える気にならないのが正直な感想です。
プラティアを庭で上手に管理するコツ
プラティアを庭で上手に管理するコツは、蒸れないように気をつけることです。
具体的には、以下のことに気をつけると良いでしょう。
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土が乾いてから水やりをする
プラティアは加湿に弱いので、土が乾いてから水やりをするようにしてください。
冬は生育がゆるやかになり、あまり水を吸い上げなくなります。
冬の水やりは土を濡らす程度でも大丈夫です。
上部を刈り込んで風通しをよくする
プラティアが蒸れてくると、下葉が黄色く変色してきます。
黄色くなる前に上部を刈り込み、風通しをよくしましょう。
根つくまでは踏まない
プラティアを上手に管理するコツは、しっかりと根つかせること。根つくまでは踏まないようにしてください。
プラティアは一度根つくとどんどん横に広がっていく性質があります。
植え付けてしばらくは、踏まないように気をつけてくださいね。
防寒対策をする
プラティアは寒さに弱いので、防寒対策をする必要があります。
鉢植えの場合は、霜や雪に当たらない軒下に移動しましょう。
地植えの場合は、不織布やわらで覆うなどして、霜が降りないように気をつけます。
まとめ
プラティアが植えてはいけないと言われる理由や管理のコツについてまとめました。
プラティアを植えてはいけないということはなく、むしろ植えても問題ない植物です。
蒸れや寒さに気をつけて育ててみてくださいね!