ミョウガは薬味として使われる美味しい野菜ですが、「庭に植えてはいけない」と言われることがあります。
でも、結論から言うとミョウガは庭に植えても問題ありません!
地下茎で増えやすいため、十分にスペースがある場所か、プランターで育てれば問題ありません。
この記事では、ミョウガを庭に植えてはいけないと言われる理由と、その対処法について解説しました。
ミョウガを庭に植えてはいけないと言われる理由
ミョウガを庭に植えてはいけないと言われる理由は主に3つです。
地下茎で増えすぎるから
ミョウガを庭に植えてはいけないと言われる一番の理由は、地下茎で繁殖しすぎるからです。
ミョウガは、地下茎で非常に簡単に増殖する植物です。
つまり、ミョウガを庭に植えれば、すぐに広がってしまうのです。ミョウガは根が非常に強いので、すぐに広がってしまい、庭の他の植物と競合してしまいます。
そのため、ミョウガを庭に植えるのを避けて、他の植物がきちんと育つようにする人も多いようです。
他の植物の生育を妨げるから
ミョウガは増え過ぎてしまうため、他の植物の生育を妨げる恐れがあると言われています。
しかし実際は、ミョウガは日陰と湿潤な場所が好きな植物なので、あまり他の野菜と生育環境が同じになることはありません。
ミョウガが他の植物の生育を阻害すると言うのは、デマに近いなぁ…と思います。
ミョウガ以外の大半の野菜は日当たりの良い環境が大好きです。
ミョウガを日陰に植えて、他の野菜を日向に植えておけば、何も問題ありませんよね。
実際に私もミョウガを育てていますが、「他の植物を枯らしてしまう」ということは起こったことがありません。
ミョウガを食べると馬鹿になるという言い伝えがあるから
ミョウガを庭に植えてはいけないと言われるのは、ミョウガを食べるとバカになると言われるからです。
古い迷信で、ミョウガを食べると頭が悪くなるとか、物忘れがひどくなると信じられているのです。
科学的な根拠はないので、あまり気にしなくても良いでしょう。
ミョウガを庭で育てるときの対処法!
ミョウガを庭で育てるときの対処法について解説します。
プランター栽培にする
それでもミョウガを植えたい、楽しみたいという方には、プランター栽培がおすすめです。
プランタなら、ミョウガが広がるのを防いでくれるので、庭を占拠される心配もなく、ミョウガを育てて楽しむことができます。
ミョウガが庭で収穫できると、夏場にそうめんや冷奴を食べるときに薬味として重宝しますよ!
ミョウガは地下茎を伸ばしていく性質があるため、深さが30cm程度で大きめのプランターを使うとよく育ちます。
\ミョウガにおすすめのプラター/
地植えにするなら十分なスペースを確保する
ミョウガを地植えにするなら、十分なスペースがあるところで育てましょう。
ミョウガは地下茎で増えていくのは事実。
初めから、ミョウガの範囲が広がることを想定して場所を決めてくださいね!
まとめ
ミョウガを植えてはいけないと言われる理由について解説しました。
植えてはいけないと言われるのは、「地下茎で増えすぎるから」というのが1番の理由です。
他の植物の生育を妨げるとか、馬鹿になるというのはあまり気にしなくても良いでしょう。
ミョウガは決して「植えてはいけない植物」ではないので、ぜひ育ててみてくださいね!