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レモングラスを植えてはいけない理由は大きくなりすぎるから!対処法も解説

レモングラスを植えてはいけない理由は大きくなりすぎるから!対処法も解説

レモングラスはレモンのようなすっきりとした香りが魅力の多年草。

レモングラスは食用やハーブクラフト以外にも、お風呂に浮かせて入浴剤代わりにもできるので気軽に使えるのが魅力。

植えても使い切れずに持て余しがちなハーブも多い中、レモングラスはいろいろな使い方ができるハーブです。

しかし、レモングラスはお庭に植えてはいけないと言われます。

結論を言えば、レモングラスは植えても問題ありませんが、注意が必要な植物です。

大きくなるので、狭い場所に植えると後悔することに…。

また、虫除け効果が有名なレモングラス。実はハダニなどの害虫がつく場合があります。虫除けにならないケースも多いです。

今回は、レモングラスを植えてはいけない理由と、対処法をお伝えします。

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

レモングラスを植えてはいけない理由

レモングラスを植えてはいけない理由

レモングラスを植えてはいけない理由は、以下の4つ。

大きくなりすぎる

レモングラスを植えてはいけない理由の1つ目は、大きくなりすぎること。

レモングラスは、気温が上がってくるとニラのような剣状の細い葉をぐんぐんと伸ばします。

放置していると高さ1mを簡単に超え、大きいものだと2mほどまで育ちます。

大きく育つと葉が垂れ下がったり、広がって場所を取るので、植えるスペースに余裕が必要です。

草丈1mを超えた株は強い風で倒れやすいので、対策もしないといけません。

害虫がつく

レモングラスを植えてはいけない理由の2つ目は、害虫がつくこと。

レモングラスの香りは、ゴキブリや蚊などの虫除けに効果があるとよく言われます。

レモングラスそのものも、病害虫の被害に合いにくい植物ですが、虫除けの効果がない害虫がいることを知っておきましょう。

レモングラスにはハダニやアオムシ、メイガの幼虫、ヨトウムシやナメクジなどの害虫がつくことがあります。

レモングラスはダニよけにも効果があると言われますが、乾燥する時期にはハダニがつくこともあります。

お庭の害虫対策や、虫がつかない植物を植えたい場合、レモングラスが完全な虫除けにはならないことに注意してください。

冬越しが難しい

レモングラスを植えてはいけない理由の3つ目は、冬越しが難しいこと。

レモングラスは高温多湿には強い植物ですが、冬の寒さには弱く、関東以北では地植えでの冬越しが難しいです。

そのため、冬越しさせるなら冬になる前に防寒対策をしたり、鉢上げして屋内に取り込む必要があります。

レモングラスそのものは多年草ですが、植えっぱなしにできないので関東以北では地植えよりも鉢植え向きの植物と言えます。

雑草に見える

雑草に見える

レモングラスを植えてはいけない理由の4つ目は、雑草に見えること。

レモングラスは花が咲きにくく、植えっぱなしにしていると細長い葉がぼさぼさと広がってただの雑草に見えてしまいます。

お庭の景観を重視するなら、周りの植物をうまく使ってレモングラスの周りを飾ったり、レモングラスが不格好にならないようお手入れをしなければいけません。

レモングラスを植える対処法

レモングラスを植える対処法

レモングラスを植えるときの対処法は、以下の3つ。

剪定をする

レモングラスを植えるときの対処法の1つ目は、剪定をすること。

レモングラスは放置すると、大きくなりすぎてしまうだけでなく、蒸れてカビが発生したり、害虫がつきやすくなります。

病害虫予防にもなるので、レモングラスの葉が混み合ってきたら収穫を兼ねて、間引き剪定をしてください。

生育期間中ならばっさりと切ってしまっても、根元が残っていればまた勢いよく伸びてきます。

レモングラスの草丈が30cmを超えたら、根元から5~6cmほどを残してどんどん収穫していきましょう。

レモングラスは内側から新しい葉が出るので、基本的には株の外側の葉から収穫していくとよいです。

冬越し対策をする

冬越し対策をする

レモングラスを植えるときの対処法の2つ目は、冬越し対策をすること。

気温が5度を下回る地域はレモングラスの冬越しが難しく、枯れてしまうことのほうが多いです。

そのため、関東以北でレモングラスを冬越しさせたいのであれば、あらかじめ鉢植えで育てれば鉢上げの手間がかからずに済みます。

しかし、気温が5度以上あるなら、積雪や凍結がない寒風の当たらない場所に植えていれば、地植えでも冬越しできる可能性があります。

地植えでの冬越しにチャレンジする場合は、収穫時期が終わった秋ごろに、株元から10cmあたりのところで刈り込みます。

刈り込んだ後は厚めにマルチングを施して春まで待ちます。

根が生きていれば、気温が上がるころに新芽が確認できますよ。

植える場所を考える

レモングラスを植えるときの対処法の3つ目は、植える場所を考えること。

剪定をこまめにしても、レモングラスは見た目がシンプルなために、単体で植えると雑草のようになってしまいがち。

景観に合わないのが理由で抜いてしまうのはもったいないので、他の植物との高低差やレモングラスが大きくなることを考えて植える場所を決めるとよいです。

冬越しを考えているなら、雨の当たりにくい水はけのよい場所がおすすめです。

レモングラスが株元から倒れる問題は土寄せで対策しますが、できるだけ強い風が当たる場所を避けて植えてください。

日当たりのよい場所に植えればレモングラスの香りがよくなります。

まとめ

レモングラスは大きくなると場所をとりますが、剪定や収穫で対策ができるので、お庭に植えても大丈夫です。

雪が降る地域でも、レモングラスの冬越しに成功した例はあります。

レモングラスは土質もあまり選ばず、やせた土でも育てられる植物なので、お庭のレイアウトを考えて気軽に育ててみてくださいね。

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