金柑は庭に植えてはいけないと言われることがあります。
庭に実のなる植物を植えてはいけないという言い伝えがあるからです。
結論から言うと、金柑を庭に植えるのは問題ありません。
金柑は風水的に縁起の良い食べ物だとも言われています。
この記事では、金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由や風水的に良い植え場所について解説します。
金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由
金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由は、「実のなる木を庭に植えるな」という言い伝えからです。
金柑を庭に植えてはいけない理由
金柑は、絶対に庭に植えてはいけない木ではなく、植えても問題ありません。
実際に庭に金柑を植えているお宅もあります。
私の祖母の家の庭には、金柑の木が植っていました。
鳥や害虫が来やすいから
金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由の1つは、鳥や害虫が来やすいからです。
金柑は甘くて美味しいので、ヒヨドリやムクドリ、鳩、カラスなどが実を狙ってやってきます。
さらに柑橘系の植物は、蝶の幼虫が好みます。
気づいたら葉っぱを食べられていた…なんてことになり兼ねません。
実が落ちる=縁起が悪いから
金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由の2つ目は、実が落ちることが縁起が悪いと考えられているからです。
昔から、木から実が落ちる様子が不吉だと考えられてきました。
言い伝えなので、あまり気にしなくて大丈夫です。
実が落ちて汚くなるから
金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由の3つ目は、実が落ちて汚くなるからです。
金柑は1本の木にたくさんの実を付けるため、収穫が遅くなると実が地面に落ちてしまいます。
落ちると実が潰れたり、腐ったりして、見栄えが悪くなる恐れがあります。
金柑を庭に植えるのは風水的に良い
風水的に考えると、金柑は植えてはいけないとは言えず、むしろ植えると運気の上がる植物といえます。
風水的には、金柑の黄色(金色)の実が幸運を招くものと考えられています。
原産地の中国でも、金柑は幸運・大願成就・子孫繁栄を約束する木とされているんだとか。
金柑は縁起が良いため、お正月にも用いられます。
金柑が「金冠」と掛けられ、富の象徴となっています。
さらに名前の中に運を意味する「ん」が入っているので、「金運」を上げてくれる食材とされています。
風水的に良い金柑の植え場所(方角)
金柑を植える方角は、西が吉です。
風水では、西の方角は「金」のエネルギーを持つと言われています。
金運だけにとどまらず、人間関係や商売繁盛、恋愛にも関係する方角なんですよ!
運気アップのために、西側に黄色いものを置くと良いです。
そのため、黄色い実がなる金柑も西側に植えるのが風水的におすすめです。
まとめ
金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由についてまとめました。
昔から「実のなる木を庭に植えるな」と言われてきたのは迷信です。
金柑は庭に植えても問題ありません。
ただし、鳥や虫が来たり、実が落ちて汚くなったりする恐れがあることを理解してくださいね!