お庭を緑で覆ってオシャレに楽しむことができるグランドカバー。
見た目が良いだけではなく、丈夫で育ちやすく雑草対策にもなることでも人気があります。
しかし、中には「植えてはいけない」と言われるものもあるようです。
今回は、そんなグランドカバーについてご紹介します。
植えてはいけないグランドカバー8選
グランドカバーの中には、「植えなきゃよかった」「植えて後悔した」と言われるものがあります。
恐ろしいほどの繁殖力で、他の植物を駆逐する勢いがあるからです。
とは言っても、絶対に植えてはいけないというわけではありません。
繁殖力が強いことを知った上で、上手に付き合っていきたいグランドカバーです。
ヒメイワダレソウ
ヒメイワダレソウはピンクの小さな花を咲かせます。
見た目が可愛らしいですが、あっという間に花壇や庭を覆いつくすほどの繁殖力があります。
雑草除けにもなりますが、あまりの繁殖力に雑草取りからヒメイワダレソウ取りに変わっていく事態になりかねません。
ヒメイワダレソウをお庭で育てるポイントは…
- 踏みつける
- 刈り込む
この2つを行うことで、密度を濃くすることができます。
ヒメイワダレソウを植えてはいけない理由をこちらの記事で詳しく解説しています。
ワイヤープランツ
ワイヤープランツはワイヤーのような細い茎に小さな葉っぱがたくさんついているオシャレな植物です。
こちらは根が深く生えていくので、取り除こうと思って根をはがしても、またしばらくしたら芽がたくさん出てきます。
また、葉っぱがワサワサと密集していて、周りに植えていた花も見えなくなるほど覆いつくしてしまいます。
ワイヤープランツは鉢植えで育てるようにしましょう。
地植えは本当に危険!
ワイヤープランツを植えてはいけない理由をこちらの記事で詳しく解説しています。
ワイヤープランツの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
クローバー
クローバーは「幸せの四葉のクローバー」で知られていて公園などにも生えています。
可愛い葉っぱで自宅の庭にも欲しいと思って植えてしまうと、大変なことになります。
一度地面に植えてしまうと完全に取り除くのが難しく、少しでも根や茎が残っていると再び増えていきます。
クローバーは、増え過ぎたらこまめに抜くようにします。
ミント
ミントは爽やかな香りでハーブティーなどにも使われ人気があります。
しかし、地植えにすると地中でどんどん根を張り巡らせ、抜いても抜いても生えてきます。
「ミントテロ」なんて言われることもあるほど…。
さらに問題なのが、ミントは病害虫が寄ってくるので、周りの植物にも病害虫が移ってしまう恐れがあります。
ミントは絶対に鉢植えで育てるようにしましょう。
地植えは本当に危険!
グレコマ
グレコマは小ぶりな葉っぱに斑が入った可愛らしい植物です。
こちらはツル性の植物なので、壁際などに植えると壁を伝ってどんどん上へ伸びていきます。
さらに年数が経つと壁の隙間に入り込み、取り除くのが難しくなってしまいます。
グレコマは、地植えしないで、寄せ植えにだけ使うのがオススメ。
ツルニチニチソウ
ツルニチニチソウはキキョウに似た涼しげな紫色の花を咲かせるツル性の植物です。
こちらはツルが良く伸び、寒い時期や日陰でも育つ強い植物なので、他の植物が成長せず、ツルニチニチソウだけが育つことになってしまいます。
斑入りのツルニチニチソウは、花壇のアクセントにもなります。私は結構好きな植物です。
ツルニチニチソウは、増えすぎたら抜きましょう。
ツルニチニチソウを植えてはいけない理由と対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)
ポリゴナムは小ぶりで可愛らしいピンクの花をたくさん咲かせる植物です。
見た目は綺麗ですが、繁殖力が強くどんどん増えて手に負えなくなってしまいます。
また、園芸店などで普通にグランドカバーとして売られているので注意しなければなりません。
植えたら危険と言われていますが、私はポリゴナムが好きです。
コンペイトウみたいでかわいい!
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は、増えすぎたら抜きましょう。
ヒメツルソバを植えてはいけない理由をこちらの記事で詳しく解説しています。
アイビー(へデラ)
アイビーはヘデラとも呼ばれるツル性の植物で、葉っぱの形や斑の模様がオシャレで人気があります。
鉢植えや寄せ植えなどにも多く取り入れられますが、地植えすると木や家の壁を覆いつくすほど成長していきます。
放っておくと後々取り除くのが難しくなってしまいます。
アイビー(へデラ)は、増えすぎたら切ります。
壁に張り付いている場合は、どんどん剥がしましょう。
アイビーの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回は、植えてはいけないグランドカバーについてご紹介しました。
「初めは楽しめていたのに気づいたら手に負えなくなった」ということになりかねません。
グランドカバーを選ぶ際には気をつけてくださいね。
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