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クリーピングタイムを植えてはいけない理由は増えすぎるから!対処法も解説

クリーピングタイムを植えてはいけない理由は増えすぎるから!対処法も解説

クリーピングタイムはワイルドタイムとも呼ばれるほふく性の多年草です。

クリーピングタイムは主に食用ではなく、観賞用として植えられているタイムです。

這うように伸びるので、グランドカバーにすれば、お庭にピンクや白色の花のカーペットを作ることができます。

しかし、クリーピングタイムは植えてはいけないと言われるハーブ。

結論を言えば、クリーピングタイムはお庭に植えても大丈夫。

クリーピングタイムは増えすぎて困るケースが多いですが、お手入れで対処が可能です。

この記事では、クリーピングタイムを植えてはいけない理由と、対処法を解説します。

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

クリーピングタイムを植えてはいけない理由

クリーピングタイムを植えてはいけない理由

クリーピングタイムを植えてはいけない理由は、以下の4つ。

増えすぎる

クリーピングタイムを植えてはいけない理由の1つ目は、増えすぎること。

クリーピングタイムは、ほふく茎で増えていくので、グランドカバーにしやすい植物です。

地面についた茎から根が出て増えるので、株が大きくなるほど増えやすいです。

この性質により株分けも簡単にできるため、クリーピングタイムは1株買えば、広範囲に広げることができるメリットがあります。

簡単に増やせる反面、お手入れをしないと、クリーピングタイムが勝手に増えすぎてしまう危険性があります。

繁殖力の強いクリーピングタイムが他の植物のスペースに侵入し、他の植物を弱らせる原因にもなります。

しかし、全く対処ができないわけではありません。

クリーピングタイムの根は浅いため、除草剤を使わずに引き抜いたり、掘り上げて除草ができます。

枯れてしまう

クリーピングタイムを植えてはいけない理由の2つ目は、枯れてしまうこと。

クリーピングタイムは多湿に弱く、蒸れで枯れやすいです。

特に、グランドカバーにすると場所を動かせる鉢植えと違い、雨や霜の影響を受けやすいです。

地上部が枯れても、茎や根が生きていれば再び芽を出しますが、芽を出すまで見栄えが悪い状態が続きます。

お手入れいらずでお庭を緑にできるグランドカバーを植えたい人には、クリーピングタイムは向きません。

木質化する

クリーピングタイムを植えてはいけない理由の3つ目は、木質化すること。

クリーピングタイムは多年草ですが、何年も育てていると株元から徐々に木質化していきます。

木質化した部分は枯れたように茶色く変色するので、お庭の見た目が悪くなってしまいます。

木質化してしまったクリーピングタイムは、株を更新しなければ元の見た目には戻りません。

植えっぱなしでも見た目がよい植物を植えたい人は、クリーピングタイムを植えない方が無難です。

ミツバチが寄ってくる

ミツバチが寄ってくる

クリーピングタイムを植えてはいけない理由の4つ目はミツバチが寄ってくること。、

クリーピングタイムはミツバチが好む植物のひとつです。

クリーピングタイムをお庭に植えることで、ミツバチが寄り付く可能性があります。

ミツバチは攻撃性の低いハチですが、全く攻撃しないわけではありません。

ミツバチがいるクリーピングタイムの近くで子どもが遊んでいたり、お手入れのときに刺激を与えてしまうと刺すことがあります。

クリーピングタイムはミツバチがくる可能性を考慮した上で植えましょう。

クリーピングタイムを植えるときの対処法

クリーピングタイムを植えるときの対処法

クリーピングタイムを植えるときの対処法は、以下の3つ。

剪定をする

クリーピングタイムを植えるときの対処法の1つ目は、剪定をすること。

定期的に伸びすぎた部分の剪定をすれば、クリーピングタイムの増えすぎを防げます。

蒸れに弱いクリーピングタイムを枯らさないようにするためにも、剪定は重要なお手入れです。

病害虫に強いクリーピングタイムですが、お手入れをしないと病害虫が発生してしまいます。

混み合っている部分は間引き、伸びすぎた茎は切り詰めましょう。

特に、梅雨の前は株を3分の1の高さまで刈り込み、蒸れ対策をします。

そのとき、傷んだ部分や下葉を取り除いておくとよいです。

植える場所を工夫する

植える場所を工夫する

クリーピングタイムを植えるときの対処法の2つ目は、植える場所を工夫すること。

クリーピングタイムは、水はけの悪い土に植えると根腐れを起こします。

クリーピングタイムは丈夫な植物のため、日当たりの悪い場所でも育てられますが、日当たりが悪いとほふくするはずの茎が立ち上がってしまうことがあります。

クリーピングタイムを育てるときは、日当たりと風通しがよい場所で、水はけのよい土に植えます。

また、クリーピングタイムが広がりすぎないように、根止めを施しておくと安心です。

ただし、根止めだけでは地についた茎から根が出て増えるのを止められないので、地上部の剪定をしたり防草シートを利用して繁殖予防をしましょう。

近くに違う植物を植えている場合は、クリーピングタイムが侵入しないように対策をしてください。

株の更新をする

クリーピングタイムを植えるときの対処法の3つ目は、株の更新をすること。

クリーピングタイムを植えっぱなしにしていると木質化が進むため、クリーピングタイムのグランドカバーを維持したいときは、株分けをして新しい株を植えるようにしましょう。

クリーピングタイムは株分けの他に挿し木でも増やせます。

定期的にお手入れをしていても、いずれ木質化します。

剪定のときに切り取ったものの中から、丈夫な茎を挿し木して、木質化が進むまでの間に新しい苗をゆっくりと育てるのもおすすめです。

まとめ

クリーピングタイムは増えやすく、環境によっては枯れやすいですが、対処法があるため植えても問題ありません。

クリーピングタイムは踏みつけにも強いので、通路沿いや人が立ち入る場所に植えても安心です。

日当たりのよい場所で育てればたくさんの花をつけてくれるので、ぜひ、丈夫で可愛いクリーピングタイムで花の絨毯を作ってみてくださいね。

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