チョコレートコスモスはチョコレートのような色や香りが楽しめる多年草の花です。
大変人気のある植物ですが、「なかなか花が咲かない」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
- チョコレートコスモスが咲かない原因
- チョコレートコスモスを上手に咲かせる方法
についてご紹介します。
チョコレートコスモスの花が咲かない原因と咲かせる方法
チョコレートコスモスの花が咲かない原因は、主に4つが考えられます。
日照不足
チョコレートコスモスは、日光が大好きな植物です。
チョコレートコスモスの花が咲かない原因の1つ目は、日照不足。
日照不足になってしまうと…
- 上手く光合成ができない
- 徒長して茎が折れやすくなる
最悪枯れてしまうことも。
冬の寒い時期以外は、日当たりの良い屋外で育てることをおすすめします。
鉢植えにして、移動するのもOKですよ!
光の当たりすぎ
チョコレートコスモスは日当たりが大好きですが、夜もずっと光が当たっている場所だと花を咲かせなくなってしまいます。
チョコレートコスモスは、室内ではなく、屋外で育てるようにしましょう。
チョコレートコスモスは、短日植物なんです。
風通しが悪い
チョコレートコスモスの咲かない原因の2つ目は、風通しが悪いことです。
チョコレートコスモスは高温多湿が苦手で、夏越しをするのが難しいといわれています。
風通しが悪いと株が蒸れて弱ってしまい、さらには病害虫によるうどん粉病も発生してしまいます。
チョコレートコスモスの周りは風通しよくしてくださいね。
また、植える土にも注意が必要です。
土も湿った状態がずっと続くと根が腐ってしまいます。
土はなるべく通気性・水はけの良いものを選びます。
水やりについては、4月から11月の成長期には表面の土が乾いたらたっぷりと与えます。
冬の時期にはあまり成長せず、水をやりすぎると根が腐ってしまうので、少し乾燥気味に管理しましょう。
肥料のやりすぎ
チョコレートコスモスの花が咲かない原因の3つ目は、肥料のやりすぎ。
チョコレートコスモスの場合は、肥料を与え過ぎると葉っぱばかりが茂ってしまい、花つきが悪くなってしまいます。
植える時に市販の培養土を使った場合は、既に肥料が入っているので、すぐに追肥をする必要はありません。
追肥をする場合は、花が終わって切り戻しをするくらいの時期に、様子を見ながら緩効性肥料を少しずつ与えるようにしましょう。
チョコレートコスモスの花を咲かせる方法
チョコレートコスモスの花を咲かせるためには、以下のことに気をつけてくださいね。
- 日当たりの良い場所で育てる
- 室内ではなく屋外で育てる
- 風通しをよくする
- 肥料のやりすぎに注意する
まとめ
チョコレートコスモスの花が咲かない原因と咲かせる方法を紹介しました。
チョコレートコスモスは多年草なので、上手に育てれば毎年花を咲かせることもできます。
咲かない場合は、チョコレートコスモスが生えている環境を見直してみてくださいね!