おしゃれなお庭でよく見かける、レンガサークルを自分のお庭にも作れたら素敵ですよね。
簡単な家具の組み立てや、木材を使ったDIYをしたことがあっても、レンガを使ったDIYは未経験という人も少なくないのではないでしょうか。
「レンガを使ったDIYに必要な材料や手順がわからない」「レンガを1つ1つ並べるのは大変そう」と思って諦めていた人におすすめの、誰でも簡単にレンガサークルを作れる方法があります。
この記事では、初めての人でも組み合わせるだけで簡単に作れるレンガサークルについて紹介します。
サークルストーンを敷くときに用意するもの
サークルストーンを敷くときに用意するものを、絶対に必要になるものと、あると便利なものに分けて紹介します。
あると便利なものも、代用が可能だったり、すぐに用意ができるものばかりです。
作業が楽になったり、仕上がりがきれいになるので、ぜひ用意してからチャレンジしてみてください。
絶対に必要になるもの
レンガサークル
ホームセンターや楽天などで購入できます。
レンガが紐で連結してある商品で、今回は中心部を4枚、扇形8枚を使いました。
砕石
地盤を固めるのに必要です。
ドライモルタル
水を混ぜるだけで固まるので、家庭でのDIYに向いています。
水
モルタルを固めるのに使います。
ホースヘッドがあると便利です。
シャベル
土を掘るのに使います。
あると便利なもの
三角ホー
土を削ったり、砕石を平らにするのに使います。
なければシャベルを使ってもよいです。
タンパー(木の棒)
砕石を押し固める道具です。
なければ木の棒で代用が可能です。
細めの棒
どんなものでも大丈夫です。
モルタルを平らにするのに使います。
薄い板
レンガの間隔を均一にするために使います。
雑巾
レンガの上に残ったモルタルを目地に流し込むのに使います。
サークルストーンの敷き方

まず、今回作ったレンガサークルのイメージ図を紹介します。
イメージ図を用意してから作業に入ると作業を進めやすくなります。
レンガサークルを作る手順は以下の通りです。
穴を掘る

レンガサークルを作る手順の1つ目では、レンガサークルの大きさの穴を掘ります。
まずはレンガサークルを仮置きして、周りにシャベルを入れます。
シャベルを入れることで穴を掘る大きさがわかりやすくなります。
一周シャベルを入れ終わったら、レンガサークルをよけておいてください。
次に、土を掘っていきます。
掘る深さは砕石とレンガが入るぐらいにします。
穴が深すぎたときは、砕石を使えば調整できますが、浅すぎるとレンガが地面よりも浮き上がってしまうので注意してください。
掘った後の穴は平らにしておくと、後の作業がやりやすいです。
堀り終わったら、水平を確かめましょう。
水平器がない場合は水を入れて水平を確かめます。
水が溜まるところは凹んでいるので、シャベルで土を削って、水たまりを埋めます。
砕石を敷いて固める

レンガサークルを作る手順の2つ目では、砕石を穴に入れて固めます。
今回は20kgの袋を4つ用意しました。

まず三角ホーやシャベルを使って、ならします。
砕石をまんべんなく平らに入れ終えたら、押し固めていきます。

砕石を押し固めるのに、タンパーという道具がありますが、タンパーがない場合は木の棒を使って押し固めるとよいです。
レンガが沈み込んでいくのを防止するので、タンパーがなくてもやっておきたい作業です。
モルタルを敷く

レンガサークルを作る手順の3つ目では、モルタルを敷きます。
砕石の上にドライモルタルを敷いていきます。
この時、必ずマスクと手袋を着用してください。
砕石が見えなくなる程度の量のドライモルタルを入れます。
ドライモルタルは、細い棒などを使って平らにしましょう。
レンガサークルを置く

レンガサークルを作る手順の4つ目では、レンガサークルをドライモルタルの上に並べます。
薄い板をレンガの間に挟むと、等間隔に敷くことができます。
レンガの高さが低い場合は、レンガの下にモルタルを入れて高さを調整してください。
レンガサークルを並べ終えたら、仕上げにレンガの目地を埋める作業を行います。

ドライモルタルをレンガの上に薄くかけます。
水をかけてモルタルを固める

最後に水をかけて、ドライモルタルを固めます。

レンガの上にモルタルが残った場合は雑巾などで拭き取ったり、目地に埋め込みます。
レンガがきれいになったら、レンガサークルを作る作業は終わりです。
モルタルは1~2日程度で固まり、レンガサークルが完成します。
サークルストーンの完成形

今回ご紹介するレンガサークルの完成形がこちらです。
3種類の色のレンガがとてもナチュラルで可愛らしい雰囲気です。
鉢植えや小さめのテーブルセットを置くこともできます。
レンガサークルを作ってから2年経過していますが、レンガの割れや崩れもなく、特に問題なく使えています。
まとめ
今回紹介した方法なら、あらかじめレンガが連結されているので、DIY初心者でも簡単にレンガサークルを作れます。
DIYは少し大変ですが、レンガサークルはお庭のアクセントになります。
レンガサークルのDIYは難しそうと思っていた人も、レンガサークルに憧れていた人も、お天気の良い日にぜひ挑戦してみてくださいね!