パッとわかる!バロータの育て方
- バロータはとても育てやすいリーフプランツで、寄せ植えにおすすめです。
- 日当たり・風通し・水はけの良い環境で育てます。
- 乾燥ぎみな環境を好む植物で、加湿で蒸れてしまうと枯れる恐れがあります。
シルバーリーフがとても綺麗なバロータ。
葉がふわふわとしていて、とても美しい植物です。
この記事では、バロータの育て方について解説しました。
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バロータの詳細情報
植物名 | バロータ |
学名 | Ballota pseudodictamnus |
英名 | Ballota |
科名 | シソ科 |
属名 | バロータ属 |
園芸分類 | 草花 |
形態 | 常緑多年草 |
草丈 | 15cm〜50cmほど |
原産地 | トルコなど |
開花期 | 初夏 |
花色 | 薄紫 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
バロータはシソ科バロータ属の常緑多年草です。
ふわふわとしたシルバーリーフが特徴で、寄せ植えによく用いられます。
とても育てやすく病害虫にも強いのが特徴です。
初夏に薄紫色の小さな花を咲かせますが、どちらかというよりも花よりも葉を楽しむ植物です。
バロータの育て方|購入から植え付けまで
入手方法と販売時期
バロータは園芸店やネット通販で購入することができます。
春や秋のガーデニングシーズンが手に入りやすいでしょう。
ホームセンターでは取り扱いがないことがあります。
用土
バロータは、水はけの良い用土で育てましょう。
地植えなら、植え付け前に腐葉土と堆肥をすき込んでおきます。
鉢植えの場合は、園芸用培養土を使います。
植え付け・植え替え
バロータの植え付けと植え替えは、真夏と真冬を避ければいつでも大丈夫です。
買ってきた苗を植え付ける場合は、根鉢が回っているようなら、根を軽くほぐしてから植えてください。
バロータはシルバーリーフが美しいので、寄せ植えに入れるのがおすすめです。
日当たり・置き場所
バロータは日当たり・風通し・水はけの良い場所で育ててください。
高温多湿が苦手です。
蒸れると葉が枯れやすいので、注意が必要です。
バロータの育て方|日々のお世話
水やり
バロータは、土が乾いてからたっぷりと水やりをしてください。
加湿は苦手で、乾燥気味な環境を好みます。
蒸れてしまうと葉が枯れることが多いのです。
水やりするときは蒸れないように、株元に水を与えるようにしてください。
肥料
バロータは肥料をほとんどやらなくても問題なく育ちます。
剪定・切り戻し
バロータは、草丈50cm程度まで大きくなります。
大きくなりすぎたと感じたら、全体の高さの半分くらいまで切り戻します。
この時、葉の上で切るようにすると、葉の上から新芽が出てきます。
バロータを切る時は、必ず葉を残すのがポイントです。
夏越し
バロータは夏の間、涼しい半日陰に置いてください。
水が葉にかかると蒸れて枯れ込みやすいです。
加湿にならないように注意しましょう。
冬越し
バロータの耐寒温度は-5℃程度です。
関東以西であれば、特に冬越し対策をしなくても育ちます。
寒冷地で育てる場合は、腐葉土などでマルチングをするなど、冬越し対策をすると安心です。
病害虫
バロータは病害虫の心配がない植物です。
バロータの増やし方
バロータは挿し芽で増やすことができますが、発根率が低く、失敗しやすいです。
もしバロータを増やしたいなら、苗を新たに購入する方が確実でしょう。
バロータの挿し芽をする場合、5月〜6月、9月下旬〜10月に行うのがおすすめです。
バロータの枝を10cm程度に切り、種まき用土に挿しておきます。
メネデールやルートンを使うと、発根しやすくなります。
もしバロータの挿し芽に挑戦したい方は、ぜひ使ってみてください。
バロータの育て方で注意すること
バロータはとても育てやすいリーフプランツですが、蒸れに注意です。
- 日当たり・風通し・水はけの良い環境で育てる
- 加湿にならないように水やりををつける。
ガーデニング初心者の方にもおすすめなので、ぜひ育ててみてくださいね!
まとめ
バロータの育て方についてご紹介しました。
バロータの葉はふわふわしていて、とても可愛く、寄せ植えに入れると他の植物の引き立て役になります。
シルバーリーフなので、お庭を明るくしてくれますよ!
とても育てやすいのでおすすめの植物です。