仏壇などに添える仏花としてよく用いられるアスター。
最近は品種改良されて、さまざまな花色・形が増え、人気が高まっています。
この記事では、
- アスターの花言葉(色別)
- アスターの花言葉の怖い意味はある?
- アスターの花言葉「結婚しない」はデマ
について詳しく解説します。
アスターの花言葉
アスターの花言葉は「変化」「追憶」「同感」「さようなら」「信じる恋」です。
アスターの色ごとの花言葉(赤・ピンク・白・青・紫)
アスターは花の色によって花言葉が異なります。
- 赤いアスターの花言葉は「変化を好む」
- ピンクのアスターの花言葉は「甘い夢」
- 白いアスターの花言葉は「私を信じてください」
- 青いアスターの花言葉は「信頼」「あなたを信じているけど心配」
- 紫のアスターの花言葉は「恋の勝利」「私の愛はあなたの愛より深い」
と、色がたくさんあるがゆえに色別に分けるとこんなにも花言葉の意味合いが変わってくるのも珍しいですよね!
アスターの花言葉に怖い意味はある?
アスターの花言葉に特に怖い意味はありませんが、「さようなら」という意味があります。
これは、アスターが仏花として定番であることが由来です。
アスターの花言葉「さようなら」は、日本独自の花言葉なんですよ。
アスターの花言葉の1つである「追憶」も「さようなら」から派生したものです。
故人との思い出を振り返ることをイメージして「追憶」と付けられました。
アスターの花言葉「結婚しない」はデマ
アスターの花言葉を調べていると「結婚しない」とも出てきますが、アスターの花言葉に「結婚しない」という意味はありません。
なぜ「アスターの花言葉」と「結婚しない」がセットで調べられているかというと、過去に放送されたドラマ『結婚しない』が理由です。
『結婚しない』は、2012年にフジテレビで放送された、菅野美穂さん・天海祐希さん・玉木宏さんが出演するドラマ。
毎回、ドラマのストーリーの中で、花言葉が登場しました。
アスターの花言葉「信じる心」が、ドラマ『結婚しない』の第2話「結婚したい!でも譲れない条件とは!?」で出てきました。
このような理由から、「アスターの花言葉」と「結婚しない」という言葉がセットで調べられるようになったんです。
アスターの花言葉に「結婚しない」という意味はないですよ!
アスターの名前の由来
アスターの原産は中国北部で、日本には江戸時代に渡来したと言われています。
和名のエゾギク(蝦夷菊)はエドギク(江戸菊)から訛って、和名がエゾギクになった説が有力だそうです。
アスターという名前は、花の姿が星の様に見えたことが由来。
「Aster(アスター)」はギリシャ語で星を意味しています。
現在のアスターは品種改良などもされ、星の形ではないアスターも多くあるそうですが、
星の意味から名付けられたアスター、そう考えるととても神秘的に感じますね。
まとめ
アスターの花言葉について解説しました。
仏花として使われることが多いので、「さようなら」という意味もありますが、恋にまつわるものもありました。
アスターは花色ごとにも花言葉が異なるので、花言葉が多い花ですね!
アスターの育て方はこちらの記事で詳しく解説しています。