大人気のアナベル。育てている方も多いですね。
アナベルは普通の紫陽花のように、7月ごろに剪定する必要がありません。
剪定しなくても次の年に花を咲かせるほど!
この記事では、アナベルの剪定の仕方・時期・切る位置についてまとめました。
アナベルの剪定の仕方
アナベルは、新枝咲き(しんえだざき)といって春に伸びた新しい枝に花芽がつきます。
アナベルは、新芽が出る3月までだったらいつでも切って大丈夫。
しかも、剪定せずアナベルを放置してみましたが、まったく問題なく次の年に咲きました。
そう言われると余計にわからない…。
アナベルを剪定する時期や切る位置を調整することで、翌シーズンの花や株の大きさを調整できます!
アナベルをどんな風に楽しみたいかを考えながら、剪定する時期・切る位置を選んでくださいね。
切る時期
アナベルは、普通の紫陽花と違って、花後〜3月ごろまでの間ならいつでも切って大丈夫です。
スッキリさせたい | 花後〜霜が降りる前 |
枯れた姿も楽しみたい | 2、3月 |
アナベルは、霜が降りる頃には枯れて茶色い姿になります。
冬枯れの庭に、枯れたアナベルの花がアクセントになります。
まるでドライフラワーを飾っているよう。
いやいや、これは見た目が悪いでしょって方は、花後〜霜が降りる前に剪定してください。
枯れたアナベルも素敵だなと思う方は、2、3月に剪定してください。
切る位置
アナベルを切る位置もお好みで選びましょう。
大きな花を咲かせたい | 強剪定 |
小さな花をたくさん咲かせたい | 剪定なしか、弱剪定 |
同じアナベルでも剪定位置を変えただけで、花数や大きさがこんなに変わります。
強剪定・弱剪定、それぞれにメリットとデメリットがあります。
強剪定 | 弱剪定 | |
---|---|---|
大きい →枝垂れやすい | 花の大きさ | 小さい |
少ない | 花数 | 多い |
枝の長さがそろい、美しい | 株姿 | 背が高くなり、ボリュームが出る |
寒冷地の場合、雪の重さからアナベルをまもることができる | 他 | 雪で折れやすい。 |
弱剪定の位置
アナベルの弱剪定で切る位置は、普通の紫陽花の剪定と同じです。
どれくらい伸びるかを想定して、高さを決めます。
切るところを見つけるポイントは、葉っぱの上の新芽。
新芽の上、2センチ程度の位置で切ってください。
すべての枝を切って、高さを揃えていきましょう。
この時、交差枝や枯れ枝も切ってしまいます。
強剪定の位置
アナベルの強剪定は、ほぼ地際で大丈夫。
細かいことを気にせず、ガンガン切ってしまいましょう。
まとめ
アナベルの剪定は、難しい決まりがなくてお手入れが簡単です。
みなさんも、次のシーズン、どんなふうに咲かせたいかをイメージして剪定をしてみてくださいね。
アナベルの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
紫陽花の記事もあります。