カラーの球根は植えっぱなしにしても大丈夫なの?と気になる方が多いです。
結論から言うと、カラーの球根は植えっぱなしでも大丈夫ですが、コツがいります。
カラーを植えっぱなしで毎年咲かせるには、冬越しに成功させる必要があります。
この記事では、カラーの球根を植えっぱなしで育てるコツについてまとめました。
カラー(球根)は植えっぱなしにできる?
カラー(球根)を植えっぱなしで毎年咲かせたいなら、湿地性のタイプを選ぶと成功しやすいです。
湿地性のカラーは植えっぱなしOKですが、毎年咲かせるには2、3年に1回くらいに植え替えを行うとよいです。
一方、畑地性のカラーも植えっぱなしで育てることはできるのですが、寒さに弱いため、冬越しに失敗しやすいです。
冬場に地面が凍る寒い地域で畑地性のカラーを育てるなら、球根を掘り上げる必要があります。
- 湿地性…花が大きめで、色は白やピンク。
- 畑地性…花が小さめで、色がカラフル。
\湿地性のカラー(植えっぱなしOK)/
\畑地性のカラー(冬に掘り上げたほうが良い)/
カラーを植えっぱなしで毎年咲かせるコツは冬越し
カラーを植えっぱなしで毎年咲かせるコツは、冬越しを成功させることです。
湿地性のカラーと畑地性のカラーで、冬越し対策が異なりますので、注意してくださいね!
湿地性 | 畑地性 | |
---|---|---|
耐寒温度 | -10℃程度 | 5℃程度 |
植えっぱなし | ○ | △ |
冬越し | 腐葉土や不織布でマルチングして保温 | 掘り上げておがくずなどに植えて室内へ 温暖地なら、腐葉土や不織布でマルチングして、植えっぱなしでOK |
湿地性カラーの冬越し。植えっぱなしでマルチングを
湿地性のカラーの耐寒温度は、-10℃程度です。
基本的に、冬場も植えっぱなしでOK。
球根が凍ってしまわないように、腐葉土を厚めに敷き、不織布をかける(マルチング)のが安心です。
畑地性カラーの冬越し。掘り上げ時期は10月中旬ごろ
畑地性カラーは、湿地性カラーよりも耐寒性が弱く、耐寒温度は5℃程度です。
霜が降りて地面が凍り、球根まで凍ってしまうと枯れてしまうため、10月中旬ごろに球根を掘り起こす必要があります。
10月中旬ごろは、葉が枯れた状態になっています。
温暖地の場合は、球根を掘り上げないで、植えっぱなしでも大丈夫ですよ!
掘り起こしたカラーの球根は、おがくずなどの中に植えておき、室内(室温5℃以上)で保管しておきます。
3〜4月ごろになったら、再びカラーの球根を土に植えてくださいね。
まとめ
カラーの球根は植えっぱなしでも毎年咲かせることができますが、コツがいります。
- 湿地性…植えっぱなしOK。冬はマルチングを
- 畑地性…耐寒性が弱いため、秋に掘り上げる。春に再び植える。
ぜひやってみてくださいね!
カラーの詳しい育て方は、こちらの記事で解説しています。