春の味覚として親しまれているタラの芽は、タラの木の新芽です。
山菜の王様とも呼ばれるほどで、天ぷらにするととても美味しいので、庭で育ててみたいと思う方もいるかもしれませんね!
でも実は、タラの木は「植えてはいけない」と言われています。
大きくなりすぎたりトゲが鋭いことが理由です。
この記事では、タラの木を植えてはいけないと言われている理由や対処法についてまとめました!
タラの木を植えてはいけない理由は4つ
タラの木を植えてはいけない理由は4つあります。
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大きくなりすぎるから
タラの木を植えてはいけないと言われる理由の1つ目は、大きくなりすぎるからです。
タラの木は、3m〜5mほどの高さにまで成長することがあります。
だいたい2階くらいの高さになります。
タラの木は巨木になってしまうため、一度植えると撤去が難しくなります。
もしタラの木を庭に植えるなら、十分なスペースが必要になります。
地下茎で増殖するから
タラの木を植えてはいけないと言われる理由の2つ目は、地下茎で増殖するからです。
タラの木は地下茎でどんどん増えていき、新しい木が生えてきてしまいます。
また、タラの木の地下茎が庭の他の場所にまで伸びると、養分を奪い合い、他の植物の生育に影響することがあります。
地下茎で増える植物は根が少しでも残っていると増えてしまうため、管理が大変になるデメリットがあります。
トゲが鋭くて怪我をしやすく危険だから
タラの木を植えてはいけない理由の3つ目は、トゲが鋭くてケガをしやすく危険だからです。
タラの木の多くの種類には長く鋭いトゲがあり、触ると、ケガをすることがあります。
タラの木に毒性はないのですが、トゲが鋭すぎるため、危険です。
お子さんやペットがいるご家庭では、トゲのあるタラの木を植えない方が良いでしょう。
立ち枯れ病などの病気や害虫にやられやすいから
タラの木を植えてはいけない理由の4つ目は、立ち枯れ病などの病気や害虫にやられやすいからです。
立ち枯れ病はその名の通り、植物が立ったまま枯れてしまう病気のこと。
大きくなってから枯れてしまうと、その後の処理が大変になります。
また、タラの芽はとても美味しいので、害虫や野生動物が寄ってきやすいです。
虫が苦手…という方にはおすすめしません。
タラの木を庭に植える対処法
どうしてもタラの木を庭で育てるなら
- トゲなしの品種を植える
- 鉢植えで育てる
などが対処法として考えられます。
トゲなし品種は味が劣ると言われることもありますが、品種を選べば美味しく味わうことができます。
こちらのタラの木は、トゲがなく味も格別です。
ホームセンターではなかなか手に入らないので、ネットなら確実に買えますよ!
まとめ
タラの木が植えてはいけないと言われる理由や対処法についてまとめました!
もし庭で育てたい場合は、トゲなし品種を選んだり、鉢植えで育てたりするなどがおすすめです。
自宅でタラの芽が収穫できたら最高ですよね!
タラの木を庭で育てる際の参考にしてください。