12月は日中の気温も下がってきて、いよいよ冬の到来。
ガーデニング作業は、冬の準備をしたり、お庭の片付けをしたりと案外忙しい時期でもあります。
この記事では、12月にやっておきたい庭作業を初心者の方にもわかりやすく解説します。
※この記事で紹介している作業は、中間地・暖地を想定しています。
12月の庭仕事1|一年草の花がら摘み
パンジー・ビオラなどの一年草の花がら摘みを行います。
花がらと種はこまめに切り取るようにしましょう。
花がら摘みを行うことで、春まで長く咲かせることができます。
12月の庭仕事2|宿根草の切り戻し
12月以降に、地上部が枯れてしまった宿根草を地際で切ります。
宿根草の切り戻しのやり方は、こちらの記事でもっとくわしく解説しています。
12月の庭仕事3|つるバラの誘引・剪定
12月はつるバラの誘引・剪定を始めるのに適した季節。
お正月前に終わらしておくと、気分がいくらかラクになります。
こちらの記事に、つるバラの誘引・剪定のやり方をくわしく書いています。
12月の庭仕事4|寒肥やり
12月は「寒肥(かんごえ)」という肥料をやります。
「寒肥」とは、寒い冬に果樹や花木にやる有機肥料のことです。
寒肥をやることで、寒さに強い株を作れたり、春の芽吹きを力強くしたりする効果があります。
木から約20cm離れたところに穴を掘り、寒肥を入れていきます。
もし穴が掘りづらかったり、時間が取れなかったりしたら、土の上に寒肥をまいて土と馴染ませるだけでもOKです。
「ローズスクリュー」という地面に穴を掘る道具を持っていると、寒肥を入れる作業が効率よくできます。
私も「ローズスクリュー」を使っていて、すごく重宝していますよ!
12月の庭仕事5|DIY
12月は植物が枯れ込んでくるので、DIYをするのにぴったりです。
植物が枯れている冬は、植物が邪魔をしないので、普段手の届かないところまで手が届きやすいからです。
また、植物のお世話が減るので、DIYに時間を取りやすくなります。
冬はお庭づくりを見直すチャンスです。
12月に購入できる植物
12月は寒くて植物を買うのをためらう方もいるかもしれませんが、植えられる植物もあります。
パンジー・ビオラ
12月はまだまだパンジーやビオラを購入することができます。
大人気のブランド苗が多く出回ります。
お気に入りの品種を探してみてくださいね!
パンジーやビオラは寒さにとても強く、多少凍っても耐えられるほどです。
ガーデニングを長く楽しんでいる方はもちろん、ガーデニング初心者の方にもおすすめなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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バラの大苗
12月はバラの大苗を購入するのに適した時期です。
しっかりした苗を買うことが、バラ栽培の成功の秘訣です。
バラを初めて育てる方や、栽培に不安がある方は、冬に大苗を買うのをおすすめしています。
大苗がおすすめな理由や選び方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。
バラ初心者の方にも育てやすいバラは、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
まとめ
12月のガーデニング作業についてまとめました。
次第に寒くなってくると、お庭に出るのも億劫になってきます。
でも、12月はパンジー・ビオラなどの苗が出回って、まだまだ楽しい季節。
無理しない程度にガーデニングをおこなっていきたいですね!
つるバラの誘引・剪定は春にたくさん花を咲かせるための作業です。
花いっぱいの春を想像しながら、がんばりましょう。