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ブラックベリーは植えてはいけない!?増えすぎと害虫がひどくて抜きました

ブラックベリーは植えてはいけない!?増えすぎと害虫がひどくて抜きました

数あるベリーの中でも、その名の通り黒い見た目が特徴的なブラックベリー。

ブラックベリーは、実は植えてはいけないともいわれている植物です。

みゆき

わが家でもブラックベリーを育てていましたが、繁殖力がすごいし、害虫がたくさん来るので抜きました…。

結論から言うと、ブラックベリーは庭に植えても問題ありませんが、注意が必要な植物です。

この記事では、

  • ブラックベリーを植えてはいけない理由
  • ブラックベリーを上手に管理するコツ

についてご紹介します。

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

ブラックベリーを植えてはいけないと言われる理由

ブラックベリーを植えてはいけない理由は4つあります。

では一つずつみていきましょう。

増えすぎるから

ブラックベリーを植えてはいけないと言われる理由の1つ目は、増えすぎるからです。

ブラックベリーは繁殖力が強いことで知られています。

土や肥料にこだわらなくても簡単に育てられるのはメリット。

でも、ブラックベリーの成長は恐ろしいほど速く、つるをどんどん伸ばして手に負えなくなります

また、伸びたつるが地面に着くと、接地した部分から根を伸ばして新しい株が増えます。

さらに実を食べた鳥によって種が運ばれたり、熟した実が落ちたりして、離れたところから芽を出し増えることも。

みゆき

気がついたら庭がブラックベリーでいっぱいになってしまいました…。

鳥や害虫がたくさん来るから

ブラックベリーを植えてはいけないと言われる理由の2つ目は、鳥や害虫がたくさん来るからです。

ブラックベリーの美味しい実は、鳥や虫にも大人気。

みゆき

わが家はブラックベリーにつく害虫に悩まされました…。1株に数十匹のコガネムシやカメムシが来ていてゾッとしました。

コガネムシはブラックベリーの葉を食い散らかし、フンだらけにします。

厄介なことに、コガネムシが卵を産んでしまうと、幼虫が植物の根を全部食べて枯らしてしまうんですね…。
かなりたくさんの植物がコガネムシの幼虫に枯らされました!

カメムシはブラックベリーの実につき、果汁を吸ってしまいます

カメムシに吸われた部分は、白く色が抜けてしまいます。

みゆき

カメムシが果汁を吸った実を食べるのは抵抗がありました…。

ブラックベリーを狙って、もやってきます。

鳥がブラックベリーを食べた後の糞には種が混ざっているので、その種からさらにブラックベリーが増えてしまう原因ともなります。

鳥は食害以外にも、糞害や鳴き声による騒音などの二次被害が起こり、ご近所に迷惑をかけてしまう恐れがあります。

さらにお宅の場所によっては、ブラックベリーに付いた虫を狙ってカエルやトカゲが来ることもあります。

トゲがあるから

わが家のはトゲなしでした

ブラックベリーを植えてはいけないと言われる理由の3つ目は、トゲがあるからです。

ブラックベリーには、細かくするどいトゲがあります。

収穫する時やつるを誘因する時、剪定時などに肌を傷つけたり服を引っ掛けてしまう恐れがあり、注意が必要です。

小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭は特に危なく、ブラックベリーを植えてはいけない理由のひとつとされています。

最近はトゲのない品種も増えているので、どうしても育ててみたい方はトゲなしを選ぶことをおすすめします。

種が大きくて口に残るから

ブラックベリーを植えてはいけないと言われる理由の4つ目は、種が大きくて口に残り、食感が良くないからです。

似た形状のラズベリーと比べるとブラックベリーの方が実の大きさが大きい分、種も大きいです。

そのため、食感が良くないと感じる方も少なくありません。

せっかく育てるなら美味しく食べられるものの方が良いと、ブラックベリーは避けられる傾向もあります。

種が気になる方は生食よりもジャムにして、煮た後にガーゼなどで種を濾すと気にならず美味しく食べられますよ。

ブラックベリーを上手く管理するコツ

ブラックベリーを植えた後で植えてはいけないことに気づいた方や、どうしても育ててみたい方もいらっしゃると思います。

ブラックベリーを管理するためのコツもありますので、安心してくださいね。

ブラックベリーを上手く管理するコツは2つです。

  • 伸びすぎたら切る
  • 植える場所に注意する

一つずつ解説していきます。

伸びすぎたら切る

ブラックベリーのつるが伸びすぎたら、どんどん切っていきましょう

ブラックベリーの剪定のやり方

剪定の時期は夏と冬。

夏の剪定は7月頃に行い、果実を収穫した後の枝を切りましょう。

風通しを良くするために、枝が密集している部分も同時に整理すると良いですよ。

冬の剪定は12月〜2月、前年に伸びた枝を半分ほどに切り戻します。

枯れた枝も取り除きましょう。

剪定後に気をつけてほしいのが、切った後のつるはすぐに処分すること。

切ったつるを地面に置きっぱなしにすると、接地した部分から根が出て、そのまま根付く場合があります。

ブラックベリーの繁殖力はそれくらい強いものです。

剪定に困ったら、プロに頼むのが安心です。

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植える場所に注意する

ブラックベリーはつるを伸ばしながら横に増えていきます。

地植えの場合は周囲に余裕のある広めの場所に植えるのがおすすめです。

ブラックベリーは自立できないので、フェンスなどに誘引してくださいね。

日当たりと風通し、水はけが良い場所に植えるとよく実がつきますよ。

また、ブラックベリーを以前にナス科の植物を植えていた場所に植えると、​​萎凋病(いちょうびょう)にかかり、株が枯れてしまうので注意してください。

耐寒性はありますが、北海道など特に冷える地域では冬に枯れてしまう恐れがありますので、移動できるように鉢植えにするのが良いでしょう。

つるの接地による増殖を防ぎたい方にも、鉢植えをおすすめします。

まとめ

無農薬で美味しい実が収穫できるブラックベリーですが、安易に植えてしまうと管理に苦労することになります。

特に、ブラックベリーの繁殖力や鳥や虫による害をよく理解した上で育て始めることが大切です。

上手に付き合いながら、育てる楽しみと食べる楽しみを味わってくださいね。

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