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ニゲラの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

ニゲラの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

パッとわかる!ニゲラの育て方

  • 日当たりがよく水はけの良い場所で育てる。
  • 植え替えが苦手なので花壇やプランターに直接種をまく。
  • 明るいと芽が出にくいため、種を植える際は種がしっかり隠れるように土をかぶせる。

耐寒性が強くて、開花時期も長いニゲラ。

お世話もあまりしなくても丈夫に育ち、手間がかからないのでガーデニング初心者さんでも育てやすいお花です。

またニゲラは花が枯れると、風船のように膨らみ実をつけます。

そのまま風通しの良い日陰に逆さにつるして乾燥させると、ドライフラワーとして楽しむこともできます。

この記事でははニゲラの育て方について、ガーデニング初心者の方でもわかりやすく解説しました。

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

ニゲラの詳細情報

ニゲラの詳細情報
植物名ニゲラ
学名Nigella damascena
英名Love in a mist
科名キンポウゲ科
属名クロタネソウ属
園芸分類草花
形態一年草
樹高30cm~100cm
原産地南ヨーロッパ 地中海岸 西アジア
開花期4月~7月
花色青、紫、白、ピンク、複色
耐寒性強い
耐暑性弱い

ニゲラは、キンポウゲ科クロタネソウ属の秋まき一年草です。

秋に種まきをして、芽が出た状態で冬を越します。

寒さに強いのがニゲラの特徴。

春に個性的な見た目の花を咲かせてくれます。

高温多湿を苦手とし、春の終わりに枯れます。

一見トゲトゲしい見た目をしていますが、触ると柔らかいため扱いやすいです。

またニゲラといっても15種類ほどあり、花の色も白、ピンク、青、紫と様々です。

よくあるお花の形とは少し違った個性的な見た目の花を育ててみたい方にはおすすめですよ!

ニゲラの育て方|購入から植え付けまで

ニゲラの育て方|購入から植え付けまで

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入手方法と販売時期

ニゲラの種は、ホームセンターの園芸売り場や園芸店、ネットショップなどで購入できます。

ただし、ニゲラは植え替えが苦手なお花のため、苗があまり売っていません。

しかし初心者からでも種から簡単に育てることが出来るので、種まきして育てていくといいでしょう。

種まきの時期は暖かい地域ですと9月~10月、寒い地域だと4月~5月に種まきします。

また、苗から植える場合は、なるべく若く小さな苗を選んであげるといいでしょう。

用土

ニゲラは水はけと水もちの良い土を好みます。

草花の栽培用に配合された園芸用培養土を利用すると、便利でよく育ちます。

ほかにも、赤玉土小粒:腐葉土:軽石=5:3:2の割合で配合した土を使用するのもよいでしょう。

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植え付け・植え替え

ニゲラは花壇に直接植えても、プランターに植えても育ってくれます。

しかし植え替えが苦手なので、日当たりがよく水はけの良いところで、直接種をまいて育ててあげるといいでしょう。

暖かい地域は、9月~10月、寒い地域だと4月~5月に種まきします。

ニゲラは明るいと芽が出にくい性質があります。(嫌光性種子)

20cm間隔で5mmほどの穴をあけ、2~3粒ずつ種をまいて、種が隠れるようにしっかり土をかぶせてあげます。

その後、高めの位置からジョウロのシャワーでたっぷり水をあげましょう。

また、芽が出たらしっかり日光に当ててあげます。

秋にまくと春に、春にまくと夏前にきれいな花を咲かせてくれます。

次に苗から植える場合は、ニゲラの根を傷つけないように注意しましょう。

根が傷ついてしまうと枯れてしまいます。

そしてニゲラは蒸れが苦手なので、風通しを良くするため茎や葉に土が被らないように注意しましょう。

日当たり・置き場所

ニゲラは日当たりと風通しが良く、水はけも良い場所がいいです。

日当たりが悪いと花の付きが悪くなり、細い茎葉がところどころのびてきます。

ニゲラの育て方|日々のお世話

ニゲラの育て方|日々のお世話

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水やり

ニゲラは湿度に弱いので、少し乾燥気味のほうが丈夫に育ってくれます。

そのためお水の与えすぎに気を付けましょう。

水を与えすぎるとニゲラが根腐れを起こす原因になります。

雨の水だけでも十分よく育つほど丈夫なので、乾燥してきたら水をたっぷりあげる程度でOKです。

肥料

ニゲラの肥料は土にゆっくりと効いてくるものを混ぜるといいでしょう。

液体肥料を2週間に1度の頻度であげるといいです。

肥料をあげすぎると弱い苗になり、ニゲラが倒れやすくなるので与えすぎは注意しましょう。

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剪定・切り戻し

ニゲラは剪定をあまりしなくてもよいので、お世話の手間がかかりません。

しかし花が終わった後、そのままにしておくと子孫を残そうと種のために力をつかってしまうので、花が少なくなって

しまいます。

そのため、花が終わった後は摘み取ってあげると花を咲かせるために力を使ってくれるので、より多くのお花を長く楽

しむことが出来ます。

夏越し

高温多湿に弱いニゲラ。

夏前には種をつけて枯れていってしまいます。

冬越し

ニゲラは寒さに強いお花です。

冬になると成長が止まり冬を越します。

日当たりのよい暖かい室内で育てるより、ある程度の寒い環境のほうが丈夫に育ってくれます。

そして春を迎えるころに花が咲き始めます。

病害虫

春から秋にかけてアブラムシがよく発生します。

アブラムシはニゲラの成長を妨げてしまうのでつく前にアブラムシ防虫剤などをしてくといいですね。

また 定期的によく観察して、見つけたら駆除しましょう。

ニゲラの増やし方

ニゲラの増やし方

ニゲラは種から簡単に増やすことが出来ます。

花が終わると風船のように膨らみ袋状になります。

ニゲラの種

その中に黒いごまのような種ができるので、その種を収穫してまた秋に種をまきましましょう。

種を収穫せずにそのままにしておくと、花の付け根の部分が裂けて種が袋からこぼれ落ち、また次の年に自然に花を咲

かせてくれます。

まとめ

お世話の手間がすくないニゲラ。

花だけではなく、花が枯れた後の果実はドライフラワーとして楽しむこともできるため、長くニゲラを楽しむことでき

ます。

こぼれ種で自然に翌年も花を咲かせてくれるのでぜひ育ててみてくださいね。

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