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ジニア(ヒャクニチソウ)の育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

ジニア(ヒャクニチソウ)の育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

パッとわかる!ジニアの育て方

  • 雨水に当たらないように管理する:軒下に置く、マルチングをするなど
  • 長くたくさん咲くので定期的に肥料を施す
  • 咲き終わったら、花がら摘みや切り戻しをする

ジニアは、和名「ヒャクニチソウ」というだけあって100日間ほど咲き続ける植物です。

昔ながらのお供え花としての印象があり、日本ではとても親しまれてきました。

近年では、和モダンな品種やカラフルでキュートな品種も流通しています。

この記事では、ジニアの育て方と管理のコツをご紹介します。

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運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

ジニアの詳細情報

ジニア
植物名ジニア
別名ヒャクニチソウ(百日草)
学名Zinnia
英名Zinnia
科名キク科
属名ヒャクニチソウ属
園芸分類草花
形態一年草
樹高20~100cm
原産地メキシコ
開花期5~11月
花色赤、ピンク、白、オレンジ、黄色、複色など
耐寒性弱い
耐暑性強い

ジニアは、キク科ヒャクニチソウ属の一年草です。

原産のメキシコから日本に伝わったのは江戸時代末期にあり、戦後に品種改良がさかんに行われてました。

今もなお品種改良が進んでおり、花色や草姿のバリエーションが豊富になってきました。

仏花としてもガーデニングフラワーとしても使われています。

ジニアは、定期的な肥料施しや切り戻しによって初夏から秋まで長くたくさん咲かせてくれます。

ジニアは特にうどんこ病になりやすいので、管理の際は雨水や泥が当たらない工夫が必要です。

寒さに弱いので日本では冬越しができませんが、こぼれ種や挿し木で増やすことができます。

ジニアの育て方|購入から植え付けまで

ジニア

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入手方法と販売時期

ジニアは、園芸店やネット通販で苗や種子を入手できます。

ジニアの苗は、4~9月ごろに流通します。

葉が生き生きとして、茎がしっかりしているものを選ぶと良いです。

ジニアの種は、年中販売されていますが種まき時期は4~6月です。

種が大きめなので、種まきがしやすい草花だといわれています。

用土

鉢植えするなら、市販の培養土を使います。

地植えするなら、有機質を富む水はけのよい土を用意して植えます。

植える場所の土が、水はけの悪い状態なら土を掘り起こして腐葉土や元肥をすき込みます。

その時の元肥は、緩効性肥料がよいでしょう。

植え付け・植え替え

ジニアの種まきは、4~6月が適期です。

種は嫌光性なので、植え付けてから発芽するまでは土を5mm覆ってあげます。

発芽適温は20℃以上なので、地域の気温をチェックして植えると発芽しやすいです。

ジニアの苗は、5~7月か9月に植え付けます。

ジニアは、土の中でまっすぐ太い根を下に伸びていく性質(直根性)のため移植を嫌います。

一度植え付けたら、ほとんど移植できないと思ってよいでしょう。

苗を植え付ける際や移植する際は、なるべく根を傷めないように注意してくださいね。

日当たり・置き場所

ジニアは、日当たり・水はけ・風通しの良い場所で育てます。

ジニアは、梅雨など長い雨の時期にはうどんこ病になりやすくなります。

鉢植えの場合は、屋根のある場所に移動させてあげるとよいです。

地植えのジニアには、腐葉土やわらで株元に敷いてマルチングするなど泥はねしないようにします。

泥が茎や葉につくと、土の細菌が原因として病気になりやすいのでマルチングが効果的です。

ジニアの育て方|日々のお世話

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水やり

ジニアの鉢植えは、土の表面が乾いたら鉢の下から水が流れるまであげます。

地植えなら、根付くまでは水やりをして、根付いた後はほとんど水やりの必要はありません。

真夏など極端に土が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

ジニアの葉に水をかけると病気になりやすいので、株元に水をかけてあげます。

肥料

ジニアを植え付ける際、鉢植えなら元肥入り培養土、地植えなら緩効性肥料を施してあげます。

植え付けた後も、ジニアは半年間ほど咲き続けるので定期的に肥料をあげましょう。

剪定・切り戻し

ジニアがたくさん長く咲くためには、咲き終わった花がらを早めに摘み取ってあげます。

終わった花を摘み取ることで、次の開花へのエネルギーができます。

夏の終わり~秋前の切り戻しについても、咲いてくれた花茎を1~2節残して短くカットします。

わきめから芽を出し、花茎が倍に増えるので、秋以降の開花に期待できます。

夏越し

ジニアは、夏に強い植物なので夏越しの作業は特にありません。

土の表面が乾いたら水やり、適宜に花がら摘み・切り戻しをするだけでOKです。

冬越し

ジニアは、一年草のため冬越しできません。

病害虫

ジニアに多い病害虫は、うどんこ病のほかに立ち枯れ病や灰色かび病です。

いずれも、蒸れが原因で発生しやすい病気です。

日常からできる予防策は下の2つです。

  • 株が混みあっていたら切り戻して風通しをよくすること
  • 葉に水をかけず株元に水やりをすること

近年の品種改良によって、うどんこ病に強いジニアの品種(リネアリス、プロフュージョンの系統)があります。

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ジニアの増やし方

ジニアは、挿し芽で増やせます。

種の採取

枯れたジニア

種を採取するには、咲き終わった秋ごろに1~2株残して剪定し、花が枯れた頃に種が熟します。

ジニアの種

採種したら、紙袋に入れて冷暗所に保管します。

こぼれ種で増やせるパターンもありますので、ジニア栽培に慣れたらぜひ挑戦してみてください。

挿し芽

挿し芽のタイミングは、春~初夏または秋ごろです。

先端から6cmほどをカットし、葉を2枚残して半分切って、挿し木用土に挿します。

十分に発根するまでは乾燥させないように管理し、本葉2枚以上になったら鉢に植え替えます。

まとめ

ジニアは、うどんこ病の発生に注意して管理するだけで初心者も育てやすいです。

冬越しはできませんが、カンタンにこぼれ種や挿し木で増やせるので翌年もジニアを楽しめます!

ぜひ、この夏はジニアを育ててみてくださいね!

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