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コデマリの育て方や管理のコツを初心者でもわかりやすく解説

コデマリの育て方や管理のコツを初心者でもわかりやすく解説

パッとわかる!コデマリの育て方

  • 日当たり・風通しが良いところで育てる
  • 基本的に地植えで管理。(幼い苗は鉢植えからスタート)
  • 剪定タイミングは花後が適期。古い枝は地際で剪定して、風通しをよくしておく
  • 肥料施しは年に2回。(2月の寒肥、花後のお礼肥え)

コデマリは春を代表する花木で、江戸時代からお庭や川沿いなどに広く植えられてきました。

小さな手毬のような小花を丸く束ねている花姿は可愛らしく、枝は花の重みで垂れている姿も見事です。

コデマリは、放任してもよく育つので初心者にもおすすめ!

この記事では、コデマリの育て方と管理のコツをご紹介します。

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

コデマリの詳細情報

コデマリの育て方
植物名
和名
別名
コデマリ
小手毬
テマリバナ
学名Spiraea cantoniensis
英名Reeves’ spirea
科名バラ科
属名シモツケ属
園芸分類庭木・花木
形態落葉低木
樹高1m〜1.5m程度
原産地中国
開花期4月〜5月ごろ
花色
耐寒性強い
耐暑性強い

コデマリは、中国原産のバラ科の落葉低木です。

古く中国から伝わり、江戸時代から栽培されて庭や川沿いなど植え付けられてきました。

放置していても問題なく育つほど丈夫で、ガーデニング初心者にもおすすめです。

樹形は株立ちになります。株元からたくさんの枝を出し、1m〜1.5mほどの樹高になります。

コデマリは、地際から細い枝が生えて、弓のようにしなやかな曲線で枝を広げます。

このような樹形を「低木性株立ち」といい、枝の管理がしやすいのがポイント。

小さな白い花がたくさん集まって、手毬状になります。

「コデマリ」の名前の由来は、花が小さな手毬のように見えるからです。

白い多数の小花が細い枝に密生して、枝は花の重みで垂れている姿が見事です!

4月〜5月ごろに満開に咲くと、圧巻の光景。

枝垂れた枝が風に揺れた姿は、とても見事ですよ!

秋には紅葉して、冬は落葉するので四季折々を楽しめます。

お庭などで鑑賞用としても、切り花としてもインテリアに使えるので楽しみ方は幅広いでしょう。

コデマリは、水はけのよい土を用意し、土が乾いた時だけ水を与えればあとは放任OK。

肥料は年2回、剪定は花後の時だけ、というローメンテナンスなので初心者でも育てやすいです!

コデマリの育て方|購入から植え付けまで

コデマリの育て方

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入手方法と販売時期

コデマリは園芸店やネット通販で、苗木を購入することができます。

春頃に出回ることが多いです。

小さなポット苗から大きな苗までありますので、お好みの大きさを購入してくださいね。

枝数が多いものを選ぶのが安心です。

コデマリはよく育つので、小さなポット苗でも問題ないです。

すぐに豪華な花を楽しみたい方は、大きめの苗木を購入するのがおすすめです。

花は基本的に白いですが、咲き方や葉の色に種類があるので代表的な品種をまとめました。

  • ヤエコデマリ:八重咲きの品種
  • コデマリ・ピンクアイス:斑入りの葉、ピンクのつぼみから白い花が咲く
  • コデマリ・ゴールドファウンテン:黄金色の葉をもつ

用土

コデマリは、やや湿り気のある土壌を好みますが、極端に乾燥しやすくなければ問題ありません。

地植えなら、植え付け前に腐葉土と堆肥をすき込んでおきます。

植え付け前に土づくりをしておくことで、根張りが良くなります。

鉢植えの場合は、園芸用培養土を使います。

ただし、コデマリは株立ちで大きく育ちますので、鉢植えではなく地植えがおすすめです。

植え付け・植え替え

コデマリの植え付けは、2月中旬〜3月上旬・10月〜11月ごろが適期です。

植え付ける場所が決まったら、根鉢のサイズよりも大きな穴を掘り、腐葉土や堆肥をすき込んでおきます。

植え付けたら、根付くまでたっぷりと水やりをしてください。

植え付け後、ぐらつく場合は、支柱を添えて安定させましょう。

日当たり・置き場所

コデマリは日当たり・風通しの良い場所で育ててください。

コデマリは株立ちで横に大きく広がって育つため、他の植物や建造物との間隔を広めにとった場所に植えましょう。

コデマリの育て方|日々のお世話

コデマリの育て方

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水やり

コデマリの植え付け直後はたっぷりと水やりをしますが、根ついたあとは、特に水やりをしなくても育ちます。

鉢植えで育てている場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

コデマリの肥料は、花が咲き終わった5月〜6月ごろにお礼肥として緩効性肥料を与えます。

剪定・切り戻し

コデマリの剪定は、花が咲き終わった5月〜6月ごろに行います。

コデマリの花芽は9月ごろにつくので、剪定は6月ごろまでに終わらせてくださいね!

秋〜冬に剪定する場合は、枝を透かす程度にとどめます。

長年経過した古い枝は、花が咲かなくなることが多いので、古い枝を根元から剪定してください。

古い枝を剪定することで、新しい枝が出やすくなります。

(このような剪定を更新剪定と言います。)

コデマリの剪定に困ったら、プロに頼むのが安心です。

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夏越し

コデマリに夏越し対策は特に必要ありません。

ただし、植え付け直後の場合は注意!直射日光が当たりすぎないように遮光するなど、対策をしましょう。

冬越し

コデマリは耐寒性があるので、何もしなくても冬を越すことができます。

秋に紅葉したあと落葉し、3月ごろに再び芽吹きます。

病害虫

コデマリは、風通しが悪いとアブラムシカイガラムシなどの害虫がつきやすくなります。

病気はうどん粉病が出ることがあります。

剪定して風通しをよくしておくことがとても大切です。

コデマリの増やし方

コデマリの増やし方

コデマリは挿し木か株分けで増やすことができます。

コデマリの育て方で注意すること

コデマリはとても丈夫なので、特に注意することなく育てることができます。

強いて言うなら、以下の点を気を付けてみてください。

  • 日当たり・風通しの良い環境で育てる
  • 古い枝は地際で剪定して、風通しをよくしておく

ガーデニング初心者の方にもおすすめなので、ぜひ育ててみてくださいね!

まとめ

コデマリの育て方についてご紹介しました。

コデマリは切り花としても楽しめる花木です。

満開になるととても見事です。

ぜひ育ててみてくださいね!

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